|
|
幼児クラス(12/15)で、『木には、葉っぱが何枚あるの?クイズ』をしていたときのこと…
 
Keita(小6)
数分後、N子ちゃん(年長)と共に部屋に入ってきた弟のS君…
S(3歳):ほらこれ!(上着の下のラボTを見せながらにこにこ顔で言う)
T:あ、良いね~!
S(3歳):あったんだよ!家に!(#^.^#)
T:あったの!良かったね~(最近、お母さんがラボT購入申し込みされてましたね)

Mao(小5)
T:ほら、今、『木には、葉っぱが何枚あるの?』してるのよ(と、絵をみせる)
〈前にちょこっと座ったS君が近づいてきてにっこりしながらわたしの耳元で言った〉
S(3歳):だいぶ年取ってるね!
T:え?わたし?(๑ŐдŐ๑)
S(3歳):木だよ 木!…古い木だねっていうこと!
『わたし』じゃないよ!!!
T:そうか~わたしじゃないのかぁ…S君 そんなこというわけないと思った~
皆:∑(◕ฺˇ∀ˇ◕ฺ)

Karen(小1)
それにしてもS君の『ことばの力』…『母語の力』に感心してしまいました。 『年取っている木』→『古い木』 と理解して使っていることです。
********************************
『35回目のクリスマス会(12/23)』で、35本のバラの花束をラボ・フェロウシップからいただきました。

この日、S君(3歳)の入会届が!
“How many leaves are there on the Nakagawa Party tree?”『中川パーティの木には葉っぱが何枚あるの?』
S君、あなたで51枚!
わたしもかなり古い木になりましたが、『だいぶ年取った木』になるまで、頑張りますね!
『貴方を国際交流に送り出すまで、元気でいたい』と思いました。

(↑井本Tと吉田Tから贈られたお花)
|
|
|
|
|
お靴に住んでるおっかさんのおはなしをして ゲームをしていたときです。
Msちゃん(年長)とRちゃん(年長)とMkちゃん(年長)は、 じゃんけんで勝ち取った『こどもカード』を数えていました。 私も一緒に数えました。 日本語で、それから英語でも・・・ One Two Three・・・Twenty・・・Twenty Seven ? Twenty Eight ! 等等。 「なん人かな~ほら!」と私が、もっとたくさんこどもカードを机にばらまきました。 3人が数えたカードの上にドサっとふってきたカードを見て 皆:え~!!! 私:So many♪So many children♪(笑) こんなたくさんやったら そりゃ『スープなんか飲ませといてパンはぬき』やね~いっそがしいからね~ そのときです。 S君(N子ちゃんの弟3歳):潤子先生!潤子先生!あのね、あのね。僕のお母さんはね、パンはくれるよ。 『スープなんか飲ませといてパンはぬき』じゃないよ。 僕のお母さんはね、良いお母さんだからね。パンはいつもくれるよ。 私:そうかぁ。S君のお母さんはパンはくれるのね。 S:僕のお母さんはね、おっかさんじゃないから、お母さんだから…
なんだかこころがホッとすることばでした。 S君がお母さんを大好きなことが伝わってきました。
このことから、なにげなくCDを聴いているかのように見えている子どもが、 正確に音をキャッチしているかがわかります。 また、『お母さん』と『おっかさん』という『ことばの音の持つイメージ』があるということもわかります。 ちなみにこのライムでは、英語はMother ではなく、The Old Woman であるということ。
先日、小学生のクラスで『おくつに住んでるおっかさん』の絵カードをみせましたら、 「わ~『おくつに住んでるおっかさん』や~!」とF君(小2)が近づいてきました。 「そうよ。“The Old Woman Lived In a Shoe” 」 と私がいうと、 彼は、「『おばあさん』が住んどんのやな」と言いました。 F君は、前回『ももたろうのおじいさん』を、 その前は『そらのかけらをいれてやいたパイのおじいさん』をしています。 それらのテーマ活動の時には、old man とold woman 、 grampa とgrammaについて話をしたことがあります。
子どもの発言の中に『言葉の意味を獲得していく過程』を見たように思えた日でした。 〈子どもの発言の記録〉から〈言語習得の過程〉をみていくこと、 これは、一朝一夕でできることでもない、 けれど、これが私の仕事。自分の選んだ仕事。 さて今度は、子どもたちと何をしようか~
 
THE OLD WOMAN WHO LIVED IN A SHOE, Sticker Picture Book,Carolyn Ewing
There was an old woman who lived in a shoe. She had so many children she didn't know what to do. She gave them some broth without any bread, Then whipped them all soundly and sent them off to bed おくつに住んでるおっかさん 子だくさんで お手あげだったって、 スープなんかのませておいて パンはぬき、 うむをいわさず ひっぱたいて ねかせたんだって
『Sounds in Kiddyland:Series17 The Merry-Go-Round Poems and Nursery Rhymes』 日本語訳:百々佑利子(ラボ教育センター発行)より(DISC・Ⅱ-17)
昨秋、スコットランドで『スープなんかのもう』と思って、 何度か注文をしましたら、いつもパン付き。 それも美味しいたっぷりのスープとパン。 ほかのお料理は要らないっていう感じでした。 メニューはもちろん《Broth With Bread》と書いてありました。
|
|
|
|
|
世界最古の熱帯雨林キュランダへ

Fresh Water駅構内に流れていた曲は“Kookaburra”でした!

窓際にレースのカーテンがついている車両もありますね。

一般列車についているマーク。

ゴールドクラスの車両のマーク。

列車に乗り込むと・・・もちろん、一般車両です(*゚▽゚*)

車両の頭上には、キュランダ鉄道の歴史を物語る写真などが飾られています。

線路は続くよ♪を歌いたくなりました。

線路はつづくよ どこまでも 野をこえ 山こえ 谷こえて はるかな町まで ぼくたちの たのしい旅の夢 つないでる

線路はうたうよ いつまでも 列車のひびきを 追いかけて リズムにあわせて ぼくたちも たのしい旅の歌 うたおうよ
I've been working on the railroad All the livelong day I've been working on the railroad Just to pass the time away Can't you hear the whistle blowing Rise up so early in the morn Can't you hear the captain shouting Dinah, blow your horn Dinah, won't you blow Dinah, won't you blow Dinah, won't you blow your ho-o-orn Dinah, won't you blow Dinah, won't you blow Dinah, won't you blow your horn Someone's in the kitchen with Dinah Someone's in the kitchen I kno-o-o-ow Someone's in the kitchen with Dinah Strummin' on the old banjo! Singin' fi, fie, fiddly-i-o Fi, fie, fiddly-i-o-o-o-o Fi, fie, fiddly-i-o Strummin' on the old banjo
ラボ・ライブラリー【ひとつしかない地球】より
 Picture Window Books
|
|
|
|
|
オーストラリアのポートダグラスで、クカブラ、見つけました!

Kookaburra sits on the old gum tree Merry, little king of the bush is he Laugh, Kookaburra! Laugh, Kookaburra! Gay your life must be
Kookaburra sits on the old gum tree Eating all the gum drops he can see Stop, Kookaburra! Stop, Kookaburra! Leave some there for me
Kookaburra sits on the old gum tree Counting all the monkeys he can see Stop, Kookaburra! Stop, Kookaburra! That's not a monkey that's me

【Jack and Jill ,a book of Nursery Rhymes ,OXford University Press 発行】
Gum tree は、オーストラリアにたくさん生育しているユーカリの木のことです。 ゴムの木と間違えないでくださいね! ラボ・ライブラリーでは、『歌のすきな小鳥になろう』に収録されています。
|
|
|
|
|
オーストラリア・ケアンズの本屋さんで、次の絵本、見つけました! 表紙は、いずれもオーストラリア特有の動物たちです。(magpie goose、echidna、wombat)

この鳥はベルバード・・・ オリーブグリーンの鳥です。
 
鳴き声がベルの音のように聞こえることからベルバードと呼ばれます。 ♪Sing a Song of Bellbirds♪・・・『6ペンスの歌をうたおう』のメロディで歌ってみてください。
Sing a song of sixpenceA pocket full of rye. Four and twenty blackbirds, Baked in a pie.
6ペンスのうたをうたおうよ ポケットにライむぎ クロウタドリ 二十四わ パイがやけた
When the pie was opened, The birds began to sing; Wasn't that a dainty dish, To set before the king?
パイをきったら クロウタドリ うたいだす 王さまにさしあげる おいしいごちそうどこいった?
『Sounds in Kiddyland:Series26 Poems and Nursery Rhymes2』
日本語訳:百々佑利子(ラボ教育センター発行)より
|
|
|
|
|
東京こども図書館(東京都中野区)で
「ウィリー・ポガニーのマザーグースカレンダー」が
購入できます。
私はもちろん予約注文しましたが、皆さん、いかがですか?
この絵はSee-saw, Margery Dawですね。


東京こども図書館カレンダー注文詳細は→http://www.tcl.or.jp/index.html
公益財団法人 東京子ども図書館 〒165-0023 東京都中野区江原町1-19-10 Tel.03-3565-7711 Fax.03-3565-7712 URLhttp://www.tcl.or.jp
See-saw, Margery Daw, シーソー マジャリ・ドー Jack shall have a new master, ジャッキーは奉公 He shall have but a penny a day, 日銭1ペニー Because he won't work any faster. ぐずでそれしかもらえない
『マザー・グースと遊ぶ本』(C-13)収録。 もともと2人用の大きなのこぎりで木を切るときに唱えたことば。 遊具のシーソーがなかったときな丸太に板を渡して遊んだ。 このほかにも主人公がベッドを売ってわらの寝床に寝たというざれ歌もある。 dawは。jackdaw=怠け者、の意味がある。むろんsawとdawは韻を踏んでいる。 Margery はOpieによれば、18、19世紀に貧しい家の女の子につけられたという。 Mary Annもイギリス下層階級の好んだ名前だと聞いたことがあるが、 昔日本で女の子に「子」を特定階級の子女にしか許さなかったことと同じなのだろうか?
『Sounds in Kiddyland:Series26 Poems and Nursery Rhymes2』
日本語訳:百々佑利子(ラボ教育センター発行)より
|
|
|
|
|
おおかみと七ひきのこやぎなどの絵本で知られているフェリクス・ホフマンの原画展が8月に東京でありました。 このサイトで動画で、紹介されています。 http://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/specialevent
武井館長(小さな絵本美術館)さんからはホフマン家から手作りの絵本を貸出してもらういきさつや、 松井直さんによる、『おおかみと七匹のこやぎ』の絵本について等々。
ご参考になれば幸いです。
中川パーティでは、 ラボライブラリーの絵本とホフマンの絵本の二つを読んでから テーマ活動をしました。

cFelix Hoffmann 『おおかみと七ひきのこやぎ』福音館書店 発行
|
|
|
|
|
マザーグース学会会報201号(2012,7月発行)掲載
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
≪マザーグースで遊ぶ≫
Rain, rain, go to Spain 雨、雨、スペインへゆけ
中川潤子
T君(年長)は、この春から保育園課外ラボのメンバーになりました。 ラボの日、台風のためクラスをとりやめにした時のことです。
お母さんから次のようなメールをいただきました。
最近、雨が降りそうな日には、TとK(妹)は、 “Rain, rain ,go to Spain~”とおまじないを唱えております♪ でも今日の台風には、おまじないは効かなかったようです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
T:Rain, rain ,go to Spain~
T君のお母さん:(初めはなにを言っているかわからず)それはなに?
T:あめがふらんようにおまじないさっ!
…と言って教えてくれました。 でもrainは、聴き取れたんですが、わからずで… そんな時、ラボのCDを家で流していたら、かかってきたのです。
それで、本を出してきてやっとなんて言っているか理解できたのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今まで流していたCDでしたが、あっという間に終わってしまうので、 さらりと気にせず聴いていた感じでした。
日本だと『てるてる坊主』を作って、 雨が降らないようにおまじないをしますが、 イギリスの子供たちがこのおまじないを唱えているんだと知ることが出来て良かったです。 他の国の文化をひとつ知る事ができました。(Tの母)
Rain, rain, go to Spain, 雨、雨、スペインへゆけ、
Never show your face again. おまえに あうの おことわり
『Sounds in Kiddyland:Series17 The Merry-Go-Round Poems and Nursery Rhymes』
日本語訳:百々佑利子(ラボ教育センター発行)より
|
|
|
|
|

感想(気がついたこと)
・名前がにたような名前*ピイプはべつ。
・ピイプは一番下なのにかしこい。
・おおかみに子やぎたちが、“手が白い”とか“きれいな声”とかゆ(言)わなかったら、
食べられへんだかも。
K子(小3)7月19日(木)のノートより
|
|
|
|
|
T:Do you know Simple Simon?シンプルサイモンってどんな人か知ってる?
Yu男(小2):シンプルなサイモンやろ?
T:そうそう!
Ke男(小6):変なんやろ?
Y子(小4):海さどこかな ってきいた!
Ke男(小6):水をざるでくんだんやろ?
Y子(小4):かぁちゃんのておけみつけた!
Yu男(小2):くじらさ一頭つりてえな!
Y子(小4):パイ売りにあって「おあしをみせねば…」って言われたんやろ?
Yu男(小2):まんずおら~いちもんなしだ~!
T:(やっと口さしはさみ→)よっく知っとるね~ よっく知ってる人と知らん人がいる~? (入会して1年未満3名と小6Fはあまり反応がないので、言う子を見ている) よっく知ってる人は、なんで知っとんの?どっかで会ったん?
Y子(小4):CDきいとったら、その中でかかってくる。
T:CDで、会った!?(笑)
Y子(小4):(笑いながらうなずく)
T:そうか~、NちゃんYちゃんKちゃんはまだ知らんかったかな~
N子(小6),Y子(小1),K子(小1):うなずく
T:あれっ、F男君、知らんかった?
F男(小6):知らん。
Ke男(小6):知らんの~あほっちゃうか~!
T:それはいいすぎ!だと思いま~す!いいすぎと思う人?
皆(Ke男、F男除く):はーい!(手をあげた)
F男(小6)、Ke男(小6):(笑っている)
T:もう一回、いいすぎやと思う人!!
皆:は~い!!!(Ke男もF男も手を挙げた)(大笑)
T:では、どんな人かCDきいてみよ~! ここにもシンプル・サイモンが載ってるし~(『ことばの宇宙を配る) P16,17をあけてみ~
皆:(冊子の『シンプルサイモン』を見ている。)
<CDかける>
<2012年7月12日有滝G記録より>
  <ことばの宇宙:ラボ教育センター発行>
Simple Simon met a pieman シンプル・サイモン パイうりにあった、 Going to the fair; これから 市場へいくところ、 Says Simple Simon to the pieman,シンプル・サイモン パイうりにいう、 "Let me taste your ware." おら あじみをしてえな。
Says the pieman to Simple Simon, ぱいうり シンプル・サイモンにいう、 "Show me first your penny." さきに おあしを見せねばだめだ、 Says Simple Simon to the pieman,シンプル・サイモン パイうりにいう、 "Indeed, I have not any." まんず おら いちもんなしだ。
『Sounds in Kiddyland:Series17 The Merry-Go-Round Poems and Nursery Rhymes』
日本語訳:百々佑利子(ラボ教育センター発行)より(DISC・Ⅱ-17-11)
|
|
|