カンタベリー大聖堂とマザーグース~大司教セントダンスタンの伝説 |
09月12日 (金) |
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カンタベリー大聖堂といえばチョーサーのカンタベリー物語で有名ですが、 セントダンスタンのことを知ってからというもの、一度行ってみたいと思うようになりました。 実現したのは6年前。 ロンドンから鉄道で車窓の景色を眺めながら カンタベリーまで。
田舎町にある大聖堂は、細くて両側に小さなお店の立ち並ぶ通りの中にいきなり現われました。 偉大なるイメージがありすぎた私にとってみれば衝撃的な出会いでした。
カンタベリー大聖堂大司教のセントダンスタンは若い頃 女性に化けたサタンが彼を誘惑しようとしたが それを見破り真っ赤に焼けた火バサミでサタンの鼻をはさんで、懲らしめたという伝説。 ナーサリーライムはこの伝説に基づいているということです。
St.Dunstan ,as the story goes, Once pulled the davil by his nose, With red hot tongs, Which made him roar, That could be heard ten miles or more. セントダンスタンは 話によると むかし 赤く灼いた火バサミで あくまの鼻をつかまえて ひっぱりだしたそうだ あくまのすごい声が10マイル以上ひびいたんだとか
いきなり出会った大聖堂から出口がどこだったのかわからないまま 気づいた時にはまた小さなお店の通りに出ていて、 昼食にフィッシュアンドチップスをいただきました。 ロンドンへの帰路は、ぐっすり眠ってしまって...なんだか カンタベリーへの旅は夢の中のような記憶しかないのです。

大聖堂には このナーサリーライムのお人形が飾ってあります
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