木馬に乗って?コヴェントリーへ |
10月12日 (日) |
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ロンドンユーストン駅から鉄道でCoventry(コベントリー)へ。コベントリー駅に着いたのは夕方近くでした。 伯爵と夫人が建てた修道院が母体になっているというコヴェントリー大聖堂を通りぬけて、 道行くカップルに像の場所を尋ねると "Oh!Lady Godiva!”とにっこりウインクして道を教えてくれました。“馬にも宜しくね!”なんて言われて。
重税を課せられていた人々を助けようと主人である伯爵に税の軽減を訴えたというゴダイヴァ夫人。 伯爵は「全裸で馬に乗り街を一周したら考え直す」と夫人に言いました。 彼女は意を決して一糸まとわぬ姿で馬に乗って街を巡ったそうです。 主人の領主もこれには折れて税を軽減した、という有名な逸話。
またこれにはおまけの話があって Lady Godiva が全裸で街を一周したとき 街の人々は窓を閉めて外をみないようにしたということですが こっそりと覗き見した男がひとりいたそうで“Peeping Tom” の由来となったということです。
“木馬に乗ってバンベリークロスへ” というナーサリーライムがありますが このバンベリーがコヴェントリーになっているものもあります。 バンベリーケーキを食べにバンベリーに行くことは今回できませんでしたが、 ベルギーチョコのゴディヴァになったゴダイヴァ夫人の勇気ある姿は拝んできました。 (英国ではゴダイヴァ、ベルギーではゴディヴァと読むそうです)
   Ride a cock-horse to Banbury Cross, (Ride a cock-horse to Coventry Cross,)
To see a fine lady upon a white horse;
With rings on her fingers and bells on her toes,
She shall have music wherever she goes.
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