西遊記あれこれ② ≪孫悟空 天産石猿 寿は三百四十二歳≫ |
04月27日 (月) |
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花果山水簾洞で多くのサル達と暮らしていた石ざるは 人間界から盗ってきた衣服を身につけ いつのまにやら人間の礼儀作法や言葉を覚え やがては 死ぬのがいやだと仙術の修行をするために弟子入りをする。 仙術の師匠に孫悟空という法名をもらうことになるが ある日他の弟子達に術をみせびらかしたために破門になる。 水簾洞にまいもどった悟空は、武器が欲しいと竜宮に行き東海の竜王をおどして 如意棒をせしめ 西海 北海 南海の竜王たちから甲冑類をまきあげた。 閻魔大王の生死簿に記入してあった自分の寿命や仲間の寿命まで塗りつぶしてしまう。 竜神と閻魔王は天帝に訴状を出し、天界では悟空処分の論議が繰り広げられることになる。
<引用 新西遊記(陳舜臣)>
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