西遊記あれこれ⑩八卦炉≪老子の溶鉱炉≫ |
06月07日 (日) |
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<八卦炉は 老子が仙丹をつくる、溶鉱炉のような 強力な炉であり 内部は八つの部分にわかれている。 そもそも宇宙は大極から陰.陽の両極に分かれ両儀はさらに春夏秋冬の四象にわかれる。 四象がさらにわかれたのが八卦である。八卦はそれそれ担当する『物』があり『方位』があるのだ。八卦炉の中に投げ込まれた悟空は、すばやく炉のなかの東南の部分に身をひそめた。東南は『巽』すなわち『風』の方位である。> 引用 新西遊記 陳舜臣
四十九日たって 炉の口があいたとたん 孫悟空は炉をけとばして またもや大暴れをするというわけです。 このとき蹴飛ばされた炉の火が下界に燃え移り火炎山の話になるわけでしたね!
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