物語は生きていくための栄養<第2回kotobaフォーラムに寄せて> |
07月02日 (金) |
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≪テーマ活動『きてれつ6勇士』を体験して≫
ラボのテーマ活動に接するのは 実に30年近くが経っています。
第2回kotobaフォーラムで 中高大生と社会人グループのテーマ活動『きてれつ6勇士』をみることが出来ました。 ≪…体験して≫というタイトルをつけたのは、実際には参加はしてなくても、 ラボっ子の表現する声と動きと自然が一体化して客席まで直接伝わり、 まるでテーマ活動を一緒に体験しているような感覚を感じたからです。
ストーリーは6人の勇士と王様の物語ですが、 演劇とは異なり参加しているすべてのラボっ子が主役であり、 すべてのラボっ子が脇役です。 言葉は 日本語と英語の区別はなく、 言葉と 風や空気など自然表現との違いもありません。
30年以上前のテーマ活動を振り返ってみると、 なんと今のテーマ活動は(中川P以外のテーマ活動は見ていませんが) 言葉と行動(動き)が少しの時間差を通じて同一化しているのだろうと思いました。 動き・英語・日本語と三者の表現が別々でもなく 緩慢な表われでもない、音楽のような、心の中心に向かった矢のようなテーマ活動でした。
物語は子どもにとっても、大人にとっても、 生きていくための栄養です。 言葉を通じて、物語がより深く私達の暮らしに根付くことによって、 人と人の絆づくりの機会が作れるような気かします。
ラボOB、TS氏(ラボっ子時代のライオン丸)より
 A Tale of Six Talented Men
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