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ジュニアリ-ダ-広場、キャンプ、中高大生合宿、キャラバン隊と、この何ヶ月か、たくさんの大学生の活動を、国内交流委員という立場から、近くで拝見することができました。今月中旬、1泊をともにした中高大生合宿では、去年の反省にもとづいた綿密なプログラムの企画、実行に、彼らの力が、どれほど社会で求められ、大切な能力であるか、感心しました。また、こうした力を発揮できる場が、ラボにはあるということも新たな発見でした。今回は、昨日、来て頂いたキャラバン隊の感想を記します。
午後2時からのプログラムのために、ホ-ルに到着してくれたのは、11時。今回集まる子どもたちの状況に合わせて、プログラム内容の確認、打ち合わせ、練習。今回は、保護者の方々との対話の時間をしっかりとるということで合意し、歌、ゲ-ム、発表、場面遊び、自己紹介の後のTea Timeに、大学生一人一人を囲む形で、約1時間、ラボについて語っていただきました。もちろん保護者の方々からも様々な質問もあり、大学生たちも一生懸命、応えてくれました。特に国際交流のこと、部活や受験との両立、学校生活のことなど、先輩方に学ぶことは多くありました。中でも印象的だったのは、「小学校高学年の頃は、あまり熱心でなかったし、中学の時も高校受験で、ほとんど行かなかった。月に一回しか行かない時でも母親が『ひとつのことを長く続けることは大切』と辞めさせなかった。結局、事前活動も親の力を借りて、高1でホ-ムスティ。そこで変わった。ラボってすごいと実感...」。その大学生たちの発表の、考え抜かれた「表現」と「ことば」の迫力に、子どもたちも大いに笑い、歓声をあげ、すっかりお話にのめり込んでしまいました。今日のパ-ティ?もちろん『ひとうちななつ』。今回、キャラバン隊を、少しだけ頑張って招いて本当に良かったと実感しました。
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今日、国際交流帰国報告会があり、この夏1ヶ月ホ-ムスティしてきた子どもたちの、まだ冷めやらぬホットな感想を伺うことができました。
今年は約800名のラボっ子が海を渡ったそうです。
一人娘を参加させたお母様からのお話もありました。「ラボだから安心して行かせることができた」という言葉に、あらためてラボの国際交流の信頼度の高さを知りました。確かに、半年以上前から子どもたちの心の準備に気遣い、毎年、テュ-タ-たちが現地のコ-ディネ-タ-たちを事前に訪ね、母親の目で現地を確認し、子どもたちも仲間と共に、準備を楽しめる、こんな国際交流は、他にはないと自負しています。
今回、報告してくれた中学生たちは、ほとんど日常会話に困ることがなかったそうです。中には、会話が絶えなかったという子もいて、いっそう英語に磨きがかかったことと思いました。もちろん今後もホストともっといろいろな話ができるように、さらに英語を勉強しますと宣言した子もいました。
何よりも全員が、自ら心を開くことで、友達ができるということを身をもって知り、しっかりと自分に自信と展望をもって帰国していたことに、たった1ヶ月で、どれほど多くの大切なこと学んだのだろうと感心致しました。さらに子どもの時にしかできない貴重な体験です!
最後にある子が語った印象に残ったことばがあります。「ラボは、キャンプも合宿もすべてそれぞれ意味があることだったということが、今回ホ-ムスティをして分かりました」。
ラボっ子ならば、可能な限り、この国際交流に参加してもらいたいと願っています。
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ラボが大学生まで楽しめるのは、パ-ティを越えた地域での活動、キャンプでの活躍の場など、様々な交流会、発表を通じて力を発揮できる場が用意されているからです。国際的に活躍できる力は、単に英語が話せるということだけでは、何の役にもたちません。いろいろな人と交流できる力、コミュニケ-ションがとれる素養、マナ-を、子どもたちは、この活動の中で身に付けていっているように思います。この夏の地区合宿での高大生の活躍ぶりをみても、その企画力、運営力は、一両日でつけられる力ではないことは確かです。
今年初めて実行委員となり、グル-プリ-ダ-となった中1Risakoさんのお母様からも、帰宅したわが子の表情をご覧になり、「いかに充実した2日間であったかが分かりました」というお電話をいただきました。今回の地区合宿での結束力が、来年2月のテ-マ活動大会の発表のエネルギ-源になることを強く感じました。小5以上の子どもたちは、是非、パ-ティを越えた様々な活動に積極的に参加してもらいたいと思います。そして総合的な社会力を身に付け、国際的に活躍できる人になってもらいたいと願っています。
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キャンプを終えた2日後のパ-ティでは、皆、それぞれのロッジでの楽しかった思い出を胸に、元気にSongbirdsⅡやキャンプソングを歌いました。『ノアのはこぶね』のテ-マ活動もキャンプ前とはみちがえるほど、元気にとり組み、一生懸命に演じる姿に、あらためてキャンプマジックを感ぜずにはいられませんでした。
今年は、SongbirdsⅠも例年よりもたくさん取り組め、中には21曲とり組んだロッジも。SongbirdsⅡも丁寧な導入があり、シニアが実物のCOTTONを見せてくれたロッジも。シニアの方々も本当によく頑張ってくれたと思っています。
例年通り、初日、屋外ステ-ジでシニアたちが英語だけで発表を見せてくれました。ロッジでも大いに語って下さり、子どもたちを引っ張っていってくれました。みんなとゲ-ムやキャンプソングを楽しんでいるうちに、すっかりうちとけて、元気にテ-マ活動に臨むことができるこの勢いは、なかなかふだんのパ-ティだけでは、得ることのできないエネルギ-です。
今年初めて参加したメンバ-6名(年長~小4)も、みんな「楽しかった!」といって無事、帰宅。アメリカの高校生のホスト役の高校生が通訳している様子をみて、驚いたという感想も。皆、それぞれご成長されたことでしょう。
ひとつのロッジが家族のようになる。。。。これは参加した者達しか実感できない、貴重な体験です。たった4日間ですが、子どもたちの体の中には、目には見えない温もりが残ります。キャンプから帰宅した夜
に電話がなり、息子が換わると、なんと同じロッジで友達になった岐阜県のラボッ子から。ウインタ-キャンプでの再会を誓いあっていました。
今回、参加できなかった方も、来年は是非、子どもたちに体験させてさし上げて下さい。この温もりはホ-ムスティなどの国際交流でも生かされます。
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1週間遅れのご報告ですが、たいへん深い感銘を受けました。『ギルガメッシュ王物語』絵本の原作者(再話・絵共)であるゼ-マンさんが急遽、来日されることが分かり、ラボ主催の講演会が実現しました。
とても控えめな印象の女性で、英語訳に協力されたという娘さんもご一緒に参加して下さいました。チェコスロバキア生まれのゼ-マンさんが、子どもの頃、父親から「不死を求めて長い旅にでる特別な話」として聞いたのが最初の出会い。その愛する父親が亡くなった後、深い苦しみに出会い、父親から聞いたギルガメッシュ叙事詩を読んでみたそうです。ただそれは大人向けに書かれたチェコ語の本。人生、誰しもがこのような苦しみに出会う。子ども向けの本が是非、必要と感じ、作成を決意。まずメソポタミア文明の勉強を始められ、発掘現場、各博物館へ足を運ぶなど、研究に3年を費やしたそうです。
この本で、子どもたちが文明最初の頃の様子を知り得るよう、各絵はすべて、遺跡の現物から写しとり、ヒントを得、大英博物館でチェックして頂いたということです。「一冊の本で、これだけのコレクションが入っているものは初めて」との評価を受けたそうです。
一方、各絵には、いろいろなジョ-クも隠されています。生死の問題は、子どもたちには重いテ-マだからだそうです。またよりアクティブさが伝わるようにと一つのペ-ジ内で絵を分けるなど、ゼ-マンさんの子どもたちへの深い愛情が感じられます。
史実を尊重し、友情、愛、名誉、生と死....子どもたちの知育、成長に役立つもの全てが詰まった本だということがよく分かりました。
ライブラリ-にある2冊と3冊目“The Last Quest of Gilgamesh"までを通して子どもたちへ伝えたいと思っています。
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もう2週間も前のことですが、筑波大学名誉教授で、ラボ国際交流センター評議委員、「昔ばなし大学」主宰の小澤先生の講義を聴いて参りました。内容は盛りだくさん!ここでは、特にお母様方の疑問に応える内容にしぼって書き込みます。
Q. お話をきいた子が「そんなのうそだ~」とこたえたら...
A. 「これはお話なのよ」と。幼い頃から「昔話」など、お話をきいて育つことが大切。昔話は、もともと、おじいさん、おばあさんが孫に語り、その孫がまた孫へと代々語りつがれ、その結果、磨かれた心地よい形で残っているもの。昔話の最後にある「えんつこもんつこさけた」などのことばは、「けつまづく」という手法で、ここまではうその話とガ-ドを貼っている。昔話は人生における大切なことを語っている。こうしたお話をおもしろいなぁ-と思うことは大切なこと。
Q.ライブラリ-にある『白雪姫』など、実話は残酷で子どもにまだきかせていない....
A. グリムは、決して残虐には語っていない。行為は語るが実態を語っていない(中身を抜いている)。人は動物の肉を食べて生きている。人間がもっている命と同じぐらい、人は残酷さをもっている。命をtotalに教えることが大切。そこでは、決して血なまぐさを語っていない。かえって学校では、残虐なことを避けている。命の厳しさを教えることに臆病になっているのでは。ことば、自然に対しては正面から向かわなければいけない。かえって他の人が絵本にしたときに、残酷になってしまうことがる。
Q. 読みきかせは、何歳頃まで?
A. いくつになっても本人が望むなら、読んであげてほしい。子どもが自分で本を読む時、どうしても文字をひろうことにエネルギ-を使う。耳で聴くことによって、より想像しやすくなる。「読んで」といわれるのは、そう長い時期ではない。Golden Timeなのだから。
この夏、たくさんのライブラリ-を聞いていらっしゃると思います。絵がないから聞けないではなく、耳から聞いて想像する楽しさを是非、たくさん親子で味わっていただきたいと願っています。
小澤先生のお話の詳細は、ラボ・パ-ティNOW(このTOP右下の「ラボ」より可能)というホ-ムペ-ジの左側、「講演会」の項目をクリックするとご覧いただけます。
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今日は、秋の中高大生の合宿の第一回実行委員会がラボセンタ-でありました。土曜日の夕方、高大生16名が集まりました。司会進行は、大学4年生のK君。ジュニアひろばでも大活躍でしたが、もう一人の4年生T君と共に彼らの舵取りぶりには、目を見張りました。あらかじめ大学生たちで前回の反省をふまえての今回の目的、下準備、討議内容の検討をし、本日の進行内容を決め、すべて手際も良く、みんなの意見をよくまとめ、充実した内容でした。
帰宅後、夫に話したところ、社会で必要としている能力だね、どこの企業でも求められる人材だと感心し、ラボを高く評価。ついでにと長男の国際交流参加の意見をきくと、本人の意向もあるだろうが、是非、行かせた方がいい。実際に行った高大生に説得させるのもいいとまで。すかさず宇宙飛行士の若田さんの例を話すとますます前向きに。余談で関係ありませんが、そういう夫も今日は久々に夜のニュ-ス番組で登場し、自分の見解を述べておりました。
子どもたちには、しっかりと「ことば」を手段として使える能力を養ってもらいたいと思いました。英語の読み書きの点数がいいだけでは何もなりません。人の意見に耳を傾け、課題をこなしていける力、今日はそんなことを大学生たちから学びました。
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7月5日(土)、インタ-ンのダニエルさんを家にお招きして七夕祭りを行いました。大きく2グル-プに分け、1時から6時過ぎまで、長時間に渡りましたが、ダニエルさんは、快く対応して下さり、とても有意義な1日を過ごすことができました。
子どもたちも浴衣姿で、お願い事を書いた短冊を手に集合し、♪Twinkle
を歌ったり、ゲ-ムをしたり、七夕の紙芝居を披露したりと楽しみました。七夕は、ベガとアルタイルの2つの星の中国の民話がもとになっています。今や小さい子どもたちの大事な行事、日本の文化の一つでもあります。どんなお話なのか、きちんと説明できることも大切だと思い、小学校高学年以上で、お話を調べ、紙芝居を作成し、英語でダニエルさんに伝える試みをしました。ダニエルさんも初めて知ったそうで、興味深く聞いて下さいました。(この会の様子は、左側ペ-ジの中にあります。ご覧下さい。)
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父母会のご感想などを連絡帳にていただき、新たな決意をされた方も何名かいらっしゃいました。そうした中で、小2の男の子のお母様より下記のようなメッセ-ジをいただきました。
「(前略)(息子さんのこと)今は、とにかく遊ぶことに夢中で学校から帰ってすぐに遊びにでてしまいます。学校の宿題ですら寝る前にやっとやる始末。ですからCDをかけるのは朝夕の食事時が主です。遊んでいる時にかけても聞いていないようなので、むしろ食事中の方が集中できるようです。最近は、私自身もラボのCDの良さを再認しましたので、息子が留守の時でもいろいろなものをかけて楽しんでいます。聞き流しているだけでは、ものにならないと感じていますので、やはり集中して聞く時間をとらないといけないとは思っています。息子自身は、お話を好きとみえて、聞く時は集中しているようですが、絶対量は少ないかなと反省しています。」
遊ぶことはとっても大事なことです。1年の中で、いろいろな時期があっていいと思っています。何よりもお母様ご自身が聞いて下さっていることは、とてもすばらしいことだと思います。是非、いろいろな発見をしてもらいたいと思っています。「聞きなさい」と子どもに言うよりもどんなに効果的かと思います。これから夏休み、子どもたちだけでなく、親も是非、いろいろなライブラリ-を味わっていただきたいと思います。
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遅ればせながらの父母会を20日に開きました。いつもはお母様方のラボ体験やちょっとしたゲ-ム、ライブラリ-クイズなどするのですが、今回は、少人数ということもあって、「ライブラリ-の聴き方」について意見交換をし、各ご家庭のご事情に合わせて、どう工夫したらよいかを話し合い、持ち帰って頂く場となるようにしました。
【ライブラリ-の聴き方の工夫】
・子ども専用のCDラジカセ(5千円ぐらいのものあり)を子どもの居場所において、自分で操作できるようにしておく
・移動中の車の中
・寝る前のひととき(暗闇の中で聴くと、ずっとイメ-ジがひろがるみたい)
・お稽古事が多く、外出が多い場合→CDウォ-クマンはどう?但し音量には気をつけた方が良い
・食事中
他に
・朝のお目覚めをライブラリ-にするというのもいいかも
・お休みの日に、ライブラリ-をしっかりと聴く時間を設ける
・お母さんが、日本語の部分を読み聞かせる
他に、発表会での、ことばについて。お家での会話の中で、自然に“I get it!"と言っていたことなど。異年齢で他の学校のお友達ができる場としての大切さ、また高学年生など思春期には外部の大人の存在が大切であることなど、様々な話が出ました。
今回、たくさんのライブラリ-の申し込み(70以上)がありました。これからも、ますます頑張ろうと気合い?が入っています。
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