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中高生こそラボのような英語教育が大切!とおっしゃっている先生、和田稔氏の講演会が、10時~12時、8階であります。今回のタイトルは『小学校英語の現状とこれから』ですが、幅広く英語教育について語っていただく予定です。和田氏は、長年にわたり、中高の英語教師の研修を担当され、文部省教科調査官(初等中等教育局外国語担当)、また日本英語検定の問題の最終チェックもされていらっしゃる方です。著書に『国際化時代における英語教育-Monbusho English Fellowsの足跡』『言語テストの基礎知識』『小学校英語教育AtoZ』など多数。ベビーシッター(無料、要予約)有り。参加費無料(南東京地区研がもちます)。まだ申込み可能ですので、是非、いらして下さい。申込はラボセンターFax:03-3367-2435松永さんまで。お電話でもOK。
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午前中だけでしたが、20人の子どもたちが三鷹まで発表会を見にでかけました。付き添いでご参加下さったお母様方、お父様方、ありがとうございました!細かい所まで工夫され、楽しかった『アリババ』、スペイン語も難なくこなし、キリギリスが飛んで元気いっぱいだった『ありときりぎりす』、個性的な六勇士のポーズを考えた『きてれつ六勇士』、美しい歌声が聞こえてきた『ナイチンゲール』...「表現をこうしたい」「元気良く発表したい」「~役に挑戦しようかな」と子どもたちそれぞれに、先が見えてきたようです。4月の発表会へ向けて、自分たちのテーマを発表できればと思います!!
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『たぬき』『すてきなワフ家』『日時計』『オーロラ北極の夜』『ドゥリトル先生海をゆく』『国生み』などのライブラリー制作に参加され、その英語や再話を担当されたニコル氏に、初めてお会いすることができました。
今年65歳になる氏は、英国の南ウエールズ生まれ。17歳でカナダに渡り北極地域の野生生物調査を行って以来、カナダ政府の技官として十数回にわたって北極地域を調査。1962年に空手修行のために初来日。80年に黒姫に居を構え、95年に日本国籍を取得。
ラボと出会ったのは、30歳の頃、「生きていることばを教えている」と感じ働くことに。当時ラボの中心人物は、詩人で評論家の谷川雁氏であり、彼との出会いに始まり、上記の数々のライブラリーが誕生。世界を探険し、自然環境の調査をし、保護を求め続けてきた氏の経験が、随所に。『たぬき』に出てくるアフリカの悪いハンターの話、ノミのサーカス、北極探検、全てが経験に基づいた話。ご自身も3人のお子さんを育てた経験から、教育にも深い関心を持ち、未来で重要なことは、「環境と教育」と語られました。『ワフ家』も初めはカナダでフランス語で録音されたとか。子どもたちがホットドックのところで笑ってしまってなかなか録音できなかったエピソードも。『国生み』では、『古事記』が古代ケルト神話とよく似ていることを興味深く感じたこと等...。
今、氏は、日本に何かお返しがしたいと、20年前から森再生のために資金を投じ、森復活の研究を進め、目に見えない自然の力が森に備わっていることを訴えています。一方、子どもの頃から冒険ものの本をたくさん読み、様々なドキュメンタリー映画を見る機会があったこと。英国の教育で、どんな授業でも絵を描く教育を受けてきたため、絵も自然に描けるように。ラボとは既に30年以上の長いおつきあいがあり、今後も未来を担うこどもたちのために、失ってはならない大切なものをプレゼントしてもらえる予感が。
ライブラリーを味わうにあたって、氏のお話はとても貴重で、またこうした方にも後援を得てきていることを嬉しく感じました。
今回は、200名の定員にもれ、キャンセル待ちのところへ、前日になって空きが出たというお電話をいただき、運良く聴講できました。私事ですが、中高大と通った四ッ谷もなつかしく、いろいろと思いをはせた日でした。
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今年のクリスマス会では、各グループ全てがそれぞれ物語を発表しました。また夏活動の表彰式もでき、あらためて子どもたちの大きな力、ご家庭での応援、感じるものが多くありました。
斜め横で音楽CDを操作しながら、時々、舞台を見ていたのですが、今までに見たこともないような表現をさらにプラスしているお子さんもいらして、驚きました。本当に一生懸命、取り組んでいるのだなぁと感動致しました。発表会は、小さいお子さんですと、お家でも応援いただくなど、たいへんなことはありますが、発表できた時、ことばにはない、達成感を子どもたちが得ることができるのだと、あらためて感じました。発表後、達成感に充ち満ちた子どもたちの顔ぶれを見ていて、ふと大学時代に学んだモンテッソーリ教育の理念を思い出しました。達成した手段は、異なりますが、今、この子たちは、自分たちのパーソナリティを形成しつつあるのだなぁと。
発表会は、当日まで体調に気づかわれるなど、たいへんなこともありますが、貴重な成長のチャンスにもなっているということを、ご理解いただき、今後も子どもたちを見守っていただきたいと思います。
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4月を飾るNonokoさんは、我がパーティのお子さんです!あまり宣伝をするのは、得意ではないのですが、やはり嬉しくて、この欄に書いてしまいました。彼女のタイトルは、『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家です。私も初めてじっくりと彼女の絵を見ることができました。アリがきたり、ハチがとんできたり、森のさまざまな動物たちが甘いにおいに誘われて、お菓子の家にやってきているのですね。そしてヘンゼルとグレーテルも。家の中には、何やらあやしげな魔女の姿が。これから起こる物語を既に暗示しているように思います。絵が語るというのは、こういうことなのかと私も勉強になりました。
こうしてみると、他の作品ひとつひとつにも、子どもたちの熱い思いが描かれていることに、今回、あらためて気づかされました。「もし私がこの物語の主人公だったら・・・」そんな思いで、描かれている作品が多いように思います。どのお子さんにもチャンスはある!と実感できるようになりました。パーティにとっても、本当にBig Present!です。
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第一回12月6日(再放送12/13,1/12)より1月まで8回にわたり、小嶋くるみさんとして親しまれた鷲津名都江さんを講師に、教育テレビで放送されます。今日、テキストを購入してきたのですが、ふだんとりあげているマザーグースがたくさんあり、あらためて学ぶことができそうで、わくわくしています。最近、パーティからテュ-タ-になられた方より教えていただきました。時間帯も夜ですし、再放送のチャンスもあり、頑張って8回見ることができそうです。お母様方にも是非、お勧めします。
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来年34年目、既に39,000名のラボっ子が参加している国際交流。来年の夏に参加する子どもたちの第一回目のオリエンテーションが7日に国立青少年総合センタ-でありました。心構えなどのレクチャー、カレッジメイトからのクイズ、そしてこれからいっしょに準備をしていく仲間との初顔合わせ、素語り、面接など、本当にきめの細かい内容でした。
特によくできていると感じたのが、「国際交流ノート」。事前活動内容が書き込め、手紙の書き方、スケジュール管理、日記、地図ととても充実していました。これだけ、きめ細かく心の準備までを手伝ってくれる国際交流は、他にはそれほど無いのではと強く感じました。毎年、子どもたちが、こうした丁寧な準備のもとに、実のある交流を成し遂げているからこそ、無償で受入れてくれるご家庭があり続けるのだと思います。わが家にホームスティ中のインターンも、既に2名のラボッ子、2名のシャペロンを受入れたご家庭です。ご家族全員がラボを深く信頼されていることが分かります。
高一で国際交流に参加することを決心した長男も、英語の勉強に目標ができ、日本の特徴を写真におさめる趣味が増え、様々な意味で成長を促す材料にもなっているように感じています。中2で参加するのであれば小5の11月末が申し込み期限です。学校の英語の勉強にはずみをつけるだけではなく、日本をより知ること、自分を見つめること、一言では言い表せない成長を促してくれるラボの国際交流。この秋、親子でじっくり考えてみていただきたいと思います。
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昨日の谷口由美子さんの講演会で、一つ大切なお話を書き忘れていました。翻訳家というお仕事柄ではありますが、「日本語を学ぶことは大切です。(外国の方とお話をする時に)思想がはっきりしていない人は、分かってしまう。英語だけを勉強していは足りない」とおっしゃていました。よく言われてはいることですが、語学というものは、母語を大切にすることだと、あらためて思いを強くしました。
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『大草原の小さな家』の翻訳家で知られる谷口さんの講演会が、今日、ラボセンターでありました。ラボのCD発刊以来、谷口さんは日本各地のラボセンターで講演をして下さり、制作にも深く関わった方です。
小5の時に『大草原の小さな町』という本に出会い、いつかアメリカの大草原へ行ってみたいと夢を抱かれたそうです。その後、上智大英語学科を卒業後、現在の文部科学省に務め、ユネスコ関係等の通訳、翻訳業務をされていらしたそうです。上智のオーケストラにも所属されていらして、そのオケがカラヤン財団に招かれ、ドイツへ。そのさい、退職をし、2ヶ月の旅に出られたそうです。私もこのカラヤンが上智で指揮棒を振った話は聞いた記憶があり、時期はずれていましたが、同じ大学にこんなステキな方がいらしたんだと感慨深くなりました。
谷口さんは、その後ドイツからイギリスを経由してカナダへ。プリンスエドワード島、そして彼女が大ファンだった作家レベッカ・コーディルさんの家、ローラゆかりの地すべてを回ることができたそうです。帰国後、ご結婚され、お子さんを背中におんぶしながらも翻訳のお仕事をされたそうです。1日1ページを訳せば1年で300ページは可能と考えられ、それを実行されたそうです。なんだか憧れてしまいます。
ローラの生涯、PaやMaの人物像、ことばの訳についてなど、たくさんお話下さいました。寒い冬を乗り切るために考えたという干し草の棒の実物、写真のスライド、Fiddleの演奏の音(実際にPaが演奏した曲目)、そして最後にカセットに収められたローラの肉声を聞くことができました。
この秋、テュ-タ-としての研修で、ローラの生涯の年表を自分なりに作成し、一家の自然に立ち向かう力強さ、家族のきずなを考えてきたため、お話の一つ一つにうなづけるものがあり、嬉しい一日でした。
今年のウインターキャンプのテーマでもあります。来年は、是非、子どもたちといっしょにこのお話に浸ってみたいと願っています。
谷口さんは、最近サウンド・オブ・ミュージックの翻訳をされました。彼女が今、大きく関わっているトラップ家の子孫が来日中で、明日5日お昼のNHKスタジオパークにフォン・トラップ・チルドレンが出るそうです。最近、ブロードウエイの再演などで話題ですので、お知らせまで。
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「DJケンタロウ」をご存じでしょうか?2002ロンドンで行われた世界大会でみごとDJチャンピオンになりました。先日日曜日にNHKトップランナーで放送されましたが、彼は、やはりラボっ子です。お母さんは現役テュ-タ-で、お父さんは精神科医。放送の中で、「音楽に物語性がある」という指摘をうけていました。お母様によると彼が現在、世界で活躍できているのは、ラボの国際交流に参加したおかげだということです。蔵王キャンプでシニアの経験もあるそうです。「ことばの宇宙」221号でも紹介あり。DVDに録画しました。ご覧になりたい方はおっしゃってください。
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