英会話力を身につける |
08月28日 (月) |
|
今年、国際交流に参加してきた高校生二人が、いかにしてアメリカやカナダで、「ことば」の面でのコミュニケーションをしてきたかが気になった。ひとりは、まだ帰国後会っていないため、じっくりと話を聞いていない。もうひとりは、高1の長男(K)ということもあり、よくよく尋ねてみた。受験で休会はあったものの、ふたりともラボ歴は7年ぐらいである。
Kいわく、コミュニケーションは困らなかった。もちろん、最初に2~3日は、聞くので精一杯のところはあったが、しだいに、自分から積極的に話しかけることができた。たまに、知らない人がすごく速く話しているとさすがに分からなかったが、何をテーマにして話しているかが分かれば、話に参加することもでき、自分の意見も言えた。日本のこともよく聞かれたので、電子辞書で調べながら答えていった。
これまでラボで培われた英語力に関して尋ねると、ヒアリング力に関して、今回、自分でも納得したようだった。
「相手のつかっている言い回しを、真似して、自分でもどんどん使っていった」。ラボっこたちは、真似をするのはお手のものなので、こうした場面でも多いに役立ったようだった。
あっというまの1ヶ月で、帰国したくなかったようだが、これがもう少し長く滞在できていれば、英会話力は、もっと上達できたと感じている。
たまたま今回は、高校生の二人であったため、中学の英文法を終えている分、有利であったかもしれない。しかし、Kがいうには、中学の早い段階でホームスティすることで、英語学習に対する大きな動機づけになることは間違いないという。
またKがふだんからよく言っているのは、英語が感覚的に分かるというのだ。このあたりは、本人も説明がつかないようだが、何か蓄積されたものがあることを実感しているようだ。
中学高校の多感な時期に、ホームスティをする意義は、いろいろな意味で大きいと強く感じた。
これから本人が、どういうふうに、英語と向き合っていくかは、見守るしかないが、今回の国際交流に参加し、自信を得たことは確かなようである。
|
|
|