実行委員の特権 |
04月01日 (火) |
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あるお母様から「小さい子のお母様方にも是非、早いうちに、こうした活動を一部でもいいから参加してもらい、子ども達の様子をみてもらえると、きっとラボへの理解がより深まると思います。」という内容のお話を、今朝、パーティ合宿の朝食後のひとときにいただきました。
本当にラボは、「活動」を見てもらわなければ、言葉では伝えられないものがあります。「大きい子達が小さい子達をまとめて発表している」といえば一言ですが、実際の活動を見てもらえれば、「いかに考え」「いかに工夫し」「いかに想像し」「いかに相手の考えを引き出し」「耳を傾け」「どんな風に説明するか」、タイミングと段取り等、頭をフル活動して、言語力を最大限に活用しています。
今回の合宿では、新小3~中2の内9名が実行委員になり、さらに新小5以上の子ども達が積極的に合宿の内容を進めていくことができました。実行委員を除く約25名の子ども達を動かさなければならないので難しい面も多々ありますが、実行委員になることで、「皆の前で話すチャンス」が生まれ、力を伸ばすことができたと感じています。
「英語」と何の関係があるのかしら?と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、私は非常に関係があると感じています。以前、社会人向け大学講座で“Speech”というタイトルの授業を母校で受けたことがあります。一人ずつ毎回のように皆の前でSpeechをしなければならない実践的な講座です。ポイントをカードに書いてそれを見ながら話す方法を学びました。その時に、いかに英語という言語が、論理性を重視している言語かと感じました。相手に伝えるために、曖昧な言語をさけ、きちんと説明することが日本語以上に求められているように感じました。
私は、こうした小さな合宿であっても、実行委員として活躍できた子ども達は、少しずつ他の場面でも自信をもって活躍できるようになり、言語能力をさらに高め、しっかりとした口調で、英語でも堂々とSpeechできるようになると感じています。特に自分よりも年下の子ども達を相手にしている場合には、より分かりやすく簡潔に説明することがポイントです。長ければいいというものではありません。
これからもこうした活動に積極的に参加し、言語力を高め、社会でも生かせる力を子どもの頃から少しずつ磨いてもらいたいと願っています。
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