仲間がいるから「ことば」が生きる・・・地区合宿報告 |
08月22日 (金) |
|
8月19日、20日と、80名弱が集まり、地区合宿を藤野芸術の家で、実施致しました。テーマはセンダック作“In the Night Kitchen”『まよなかのだいどころ』。英語の歌やテーマ活動はもちろんのこと、天候にも恵まれ、川遊びなど、地区の仲間と楽しく交流ができました。
地区合宿の良さは、1泊2日なので気軽に参加できること。4月の発表会の時に舞台上で活躍していた上級生に、身近に会えること。ふだんは一緒に活動ができない幼児から大学生までの縦長でテーマ活動に取り組めること。高学年の子ども達にとっては、自分達でプログラムをPlan Do Seeすることにより、いかに仲間と協力して人を動かせるか、目標を達成できるようにするにはどのような工夫が必要かを実践を通して学ぶことができる貴重な場となっています。
今回は、こうした高学年の子ども達の頑張りに、さらにお近くに別宅のあるパーティのご父母の方が、心あたたまるプレゼントをして下さいました。
Riku君のお母さまが、合宿前夜、「真夜中の台所」で、参加者全員分のおやつ用のパンを80個も焼いてきて下さいました。皆、感激!!そのパンの美味しいこと!!さらに2日目の閉会後には、お父様が全員に、一房ずつのブドウをプレゼントして下さいました。
こうした皆の心温まる支えがあり、2日目のテーマ活動の発表は、各グループとも子ども達が縦長のグループの中で考え工夫したすばらしい発表となりました。合宿の詳細なプログラムとお写真は左ページをご覧ください。
楽しい気持ちが強くなると、「ことば」にも魂が入ってきます。気持ちをこめて英語、日本語を語る時、初めて体の中に、その「ことば」が定着します。今回は、“Quiet down there!”を思いっきり大きな声で言えた子、“Milk in the Batter! Milk in the Batter! Stir it! Scrape it! Make it! Bake it!”と楽しくCookになれた人。“I'm not the milk and the milk's not me! I'm Mickey!”とケーキの中から頭を出して叫んだ子。“Milk, milk, milk for the mornng cake!”とカップを持って走った子。“What's all the fuss? I'm Mickey the Pilot!”と飛行機に乗って言えた子。“We bake cake! And nothing's the matter!”と楽しくパンを作れた子。ミルク瓶の上から“Cock-a-doole doo!”と大きな声で言えたプレイルームの子ども達。。。
もしひとりでこうした英語を唱えて覚えたとしても、おそらく何も残らないでしょう。仲間といっしょだから、こうした「ことば」を生き生きと語ることができ、深く記憶に残るのだと思います。
藤野駅まで、Riku君ご家族が、皆を見送りにきてくださいました。こうした素敵な仲間がいて、人との出会いがあるから、ラボは楽しいと感じています。美味しい「パン」と「ブドウ」をプレゼントいただいたことも、何か人として生きる源をいただいたようにも感じ、ありがたく感じました。
|
|
|