ラボの国際交流が目指すもの |
11月24日 (火) |
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昨日は、初の試みでオンラインでの国際交流(来夏、1ヶ月ホームスティ)オリエンテーションが実施されました。限られた時間でしたが、子ども達の気持ち、保護者のお話も伺うことができ、充実した内容となりました。
ラボで実施しているホームスティ体験は、
青少年に、深く、あたたかい人間関係の網の目をとおして、世界を知ってもらうということです。情報だけで世界を知ろうとするのではなく、人々の心のふれあいを通して知っていくことを目指しています。
さらに次の三つの意義があります。
①「ひとりだちへの旅」
自立心が芽生え多感な10代に、未知の体験をすることで、自分の家族、文化、日本を振り返ることができます。自分を客観的にみる機会にもつながります。
②「体験を通して学ぶ」
日本人の察する文化とは異なる文化に接することで、視野が広がります。海外は、お互い「異なる」ことを前提に、積極的に意見を伝えながら共通項を見出していこうとする文化があります。その中で、いかに自分の気持ちを伝えるかは、大きな体験です。
③「異文化を理解しよう」
まずは飛び込んでみる。異なるものを楽しんでみる。こうした経験から他者をより理解する気持ち、思いやり、リスペクトすることなどを学ぶことができます。国内にも異文化は存在します。相手を受入れ、理解し合うことは、生きていく上でとても大切なことです。
ラボが青少年のホームスティプログラムを初めてからまもなく50年になります。受入れも含め、貴重な交流体験が、子ども達の成長の核となっています。
ひとりでも多くの子ども達が、このような体験ができることを願っています。
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