国際交流で求められる"Be yourself", "Be global" |
09月18日 (土) |
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ラボのクラス内では、いかに積極的に主体的に関わろうとしているか、感じる心が育っているかという点を重視しています。それは、国際交流において、非常に大切な力だからです。中高生達のカナダ、アメリカと1ヶ月ホームスティを2度引率した体験から、相手のふところに飛び込むチャレンジ精神、家族の一員となろうする積極性、感動できる心のひだが育っていなければ、ホストファミリーの深い愛情を受け取ることはできないと実感しました。
さらに、海外では、「あなた」の意見を尋ねられます。いかに自分の意見をもち、発信できるか。さらにあらゆる意見に耳を傾け、様々な視点で物事を考えられるかが問われます。
過去、49名の子ども達を1年留学を含む3~4週間のホームスティ送り出し、25名の海外の方をパーティで受入れてきました。
そこで感じられたことは、"Be yourself""Be global"という言葉です。これは、入江昭というハーバード大名誉教授で、ラボ国際交流センター評議員の方の言葉です。
「世界において自分でありなさい。世界はひとつになっていくということは、逆にそれだけに個人個人が大切になってくるということです。いわゆる集団の中に埋没することなしに自分としての自我というものを大切に持って、特に自分の考えを伝えてほしいと思います。笑われてもいいんです。とにかく自分の考え、自分なりの生活態度、姿勢をもって下さい。世界には他に60億の人々が生きています。その一人ひとりが個人、一人の人間なのです。そういった意味でのグローバルな視点も持ち続けてほしいと思います。」(ラボ冊子『Are you ready?プログラム 豊かなホームスティ体験のために』巻末)
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