|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
「素語り」を発表すること |
05月10日 (水) |
|
東京支部テーマ活動発表会という大きな舞台の場をおかりして、Harukaさんが素語りを発表しました。5歳になられたばかりで、本当によく頑張ったと思います。1歳半でラボに入られ、妹さんがお生まれになる中、ずっとラボのCDを聴いて育ってきました。特にファミリ-キャンプにお父様と二人で参加されたことで、お父様もラボを信頼しすばらしいと感じて下さったことが大きいのではないかと思います。いつしかお母様もテュ-タ-スクールに通われ、今は、こちらが学びたいほどの立派なテュ-タ-になられています。
このような環境だから当然のように感じられるかもしれませんが、4歳の彼女は本当に努力し続けました。きっかけは、パーティの秋恒例の個人発表会。彼女のテーマ活動の友のコピーには、発表会までのカレンダーとセンテンスごとにシールがいっぱい貼られていました。練習といってもほとんど私も口をはさむ必要のないほどしっかりと取り組んでいました。
チャンスがあれば大きな舞台で発表させてあげたいという思いがつのりましたが、支部大会へは正直なところかなりの挑戦でした。
ところが、彼女は、今回の大舞台での発表へ向けてさらに磨きをかけることができました。厳しい大自然の中でのヤギたちの生活、トロルの存在、小さいヤギから2番目、3番目と橋をわたる知恵、いろいろなことを話し合いました。彼女にもよりよくお話を語ろうという余裕が出てきました。
立派だったのは、オーディションの直前に、お母様が、「やりたくなければやめてもいいのよ」と、彼女の意思をきちんと確認されたことです。とかく大人は、ここまでできたのだからもっと頑張ってみましょうと、次から次へと課題を与えがちですが、お母様のことばが、より彼女の「発表したい」という意思を強くさせたのだと思います。
今回の発表を通して、私自身、「素語り」というものを見直す機会となりました。一つの物語を全部発表することの意義。単に自信がつく、達成感がもてるといったことだけではなく、しっかりCDの英語と日本語を耳をすまして聴くこと、ひとりで何役もこなすための気持ちの入れ方、相手に伝わるように語ること、CDに限りなく近く発音してみること...その効果は、はかりしれません。
是非、できるだけ多くの子ども達に、失敗を恐れずに「素語り」に挑戦していってもらいたいと願っています。誰でも、頑張ればできるということを、彼女は、みんなに示してくれたと思います。Harukaさん、ありがとう!
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|