5日間の夏の集中パーティで成長した子ども達 |
08月04日 (土) |
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7/30~8/3の5日間、毎日2時間ずつ夏の集中パーティを実施。テーマは、①日目『トム・ソーヤ』Ⅰ話、②日目は同Ⅲ話、③日目『かにむかし』④日目コラージュ体験、⑤日目は『くまがり』に。夏休み中なので、来られない子ども達もいましたが、毎回、異なるメンバーが15名前後集まり、グループの壁をこえた縦長の交流になりました。 その中で、中学生、小学生の中から、自然に、みんなをまとめようという意欲のあるお子さんが何名か出てきたことを嬉しく感じました。
各回で特に楽しかったことは、 ①日目『トム・ソーヤ』Ⅰ話。グループリーダーが皆をまとめ、好きな場面の発表。けんかのシーンが人気で“Yes, I can.”“No, you can't.”など思いっきり大きな声を出して取っ組み合いごっこができ、おはなしにっきには、その様子がたくさん描かれ、小5の子の絵をみるとAlfredの横に“'Nuff!”(こうさん)という文字がありました。中学生のAlfredの演技をみて、幼児、小学生達が感心。1Feetと1Yardの長さの紙テープで計ったら、トムの塗った壁が想像以上に大きくて、水筒や筆箱など並べる物がなくなり唖然とした小学生達も。 ②日目、Ⅲ話では、中学生は、物語のあらすじを紹介し、自主的に○×クイズを考えてきた小学生といっしょにリーダーシップを発揮。集会所の椅子や机で作った無人島が3つでき、それぞれのグループが合い言葉を決め、食糧(お菓子)を持ち込み、色のついた水で乾杯!教会へ「しずしずと」入るところまで楽しみました。またこの2日間は、テーマ活動の合間にPeanut Butter & Jellyのサンドイッチづくりを行い、好評でした。特に殻をとってPeanutをとことんsmashしクリーム状にすることが楽しかったようです。中には、翌朝のメニューが、「特製ラボサンドイッチ」になったお子さんもいらしたそうです。(^^) ③日目、大学生シニアに来てもらい、いっしょに『かにむかし』を楽しみました。シニアも頑張ってくれたのですが、小4の子が、やりたい歌も積極的に決めて、ホワイトボードに一生懸命英語で書き、自分の考えたゲームを皆に説明し、シニアも感心。皆、8月下旬に大学生キャラバン隊の発表をみるのがより楽しみに。 ④日目、コラージュ体験では、うちわにきれいな絵が完成。様々な色あいを感覚的にも楽しめ、学校に出せる作品を完成したお子さんも。作業の合間、小さいお子さんの面倒をみようと、手をひく小学生も。 ⑤日目、ひさしぶりに『くまがり』。体全体をつかって、2歳~小6、お母様方もいっしょにテーマ活動を楽しみ、絵本製作。感心したのは、この日のグループ分けなどの計画を、自主的におはなしにっきに書いてきて、グループごとに好きな色を決めてもらい、担当する場面を決める方法を考えてきた小1の女の子。例えば、好きな色に「青」を選んだグループには、「深くて冷たい川」を考えてもらうなど。場面選びでもめないようにという優しい配慮からでした。小さい子ども達が多いから、リーダーシップの力が養える大きなチャンスととらえて、お子さんをラボへ送り出して下さるお母様方の存在も。
連続した日程であったため、雰囲気に慣れ、自ら企画し実施することに抵抗なく取り組めるようになったこともあるかもしれません。貴重な成長体験になったと思います。縦長の年齢構成で皆で協力しあいながら、五感全てをつかい、想像力豊かに活動する中で、楽しく英語や日本語の「ことば」を習得していると感じた5日間でした。
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