サンタさんもラボに協力! |
01月09日 (水) |
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昨年11月に、今年4月の地区発表会は、全体ではまだ取り組んだことのない『ふしぎのくにのアリス』と決め、冬休み中にクイズを考えてくることになった。昨日から始まった各クラスでは、最高24問を考えてきた小2の男の子をはじめ、一人10問が目標だったため各クラスでかなりの数のクイズが出された。特に男の子達がよく聴いていていたことも嬉しく感じた。テニエルの絵本を持参した年長さんの女の子に、これはどこの場面?と質問すると、これはジャックが裁判にかけられたところと応え、裁判という言葉も知っていることに驚く。クラスが終わって、お母様方との雑談で、あるお母様が、サンタさんからのプレゼントがサブダのアリスのしかけ絵本だったというと、「あら、うちもサンタさんからアリスの本をもらったのよ」と笑。サンタさんもラボに協力して下さっていることがまた嬉しくなった。
子ども達は、やはり本物をよく知っている。発表会では、必ずどこかのパーティが発表している定番だが、やはりその理由も明らか。アリスの魅力は、底知れない。
本物という意味では、センダックの『まよなかのだいどころ』も、冬休み中から子どもがその魅力に引き込まれているというお母様方からの報告があちこちから聞かれている。『どんなにきみがすきだかあててごらん』の音楽を担当した野見祐二さんがまた素敵な音楽をつけて下さり、さらに楽しい。『まよなかのだいどころ』については、同地区の渡辺尚代テュ-タ-がセンダックを深く研究されており、その奥の深い世界をうかがった。今日のプレイルームでも初めて聴いた子が絵本にくぎづけとなり、明日のプレイルームでは、どんな反応をみせてくれるのか楽しみになってきた。この物語についてはまた別日に報告させていただきます。
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