「心の中の竜は『経験』を食べて大きく強くなる」 |
01月06日 (金) |
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あけましておめでとうございます!
今年も、たくさんの仲間、物語、歌、ことばとの出会いが楽しみです。子どもたちの個性が輝く年となりますように!
中学生の方からの年賀状で、
「竜は私たちみんなの心の中に居て、『経験』を食べて成長しています。だから、私たちは日増しに強くなるのです。(ブータン国王 ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王)」というメッセージをもらいました。
昨年、ブータン国王が、被災地を訪れたさいのことばでしたので、ご存じの方も多いかと思いますが、私は知りませんでした。
北にヒマラヤ山脈を配し、国土の標高が7000メートルにも達するというブータン王国。王家の権威を表す黄色と、ラマ教を示すオレンジとに塗り分けられた国旗の中央には、富の象徴といわれる四つの玉を掴む守護神=白い竜が描かれています。この国がドゥック・ユル(雷竜の国)と呼ばれる由縁だそうです。
朝日新聞記事によれば、その詳細は、
「竜が存在することを知っていますか? 私は見たことがあります
竜は“経験”を食べて生きています
私たち一人ひとりの心の中に“人格”という竜がいます
いろいろ経験をして歳をとると竜は大きく強くなります
大切なのは感情をコントロールすることです。
どうか自分の竜を大きく素晴らしく育てていって欲しい。」
何事も「経験」を生かして前進することが大切であり、経験によって「人格」もつくられるのだと教えられました。さらにどのような場においても、感情をコントロールすることは難しいことですが、常に冷静に心の中の竜に問い、判断できることを望みたいものです。「経験」は、人を強く大きくしてくれると、教えられました。
ウインターキャンプに参加した子どもたちは、どんな経験をしてきたかな?今年も、国内外で、たくさんの「経験」を積んでもらいたい。
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