「テーマ活動」で得る達成感 |
02月06日 (月) |
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昨日、東京支部の各地区の中高大生の発表を見てきました。みんないそがしい時期の子どもたちです。しかし、頑張った子達は、やはり得るものがあると深く感じました。
満足感いっぱいの子どもたちの顔には、次へ向けての意欲が感じられました。
『セロ弾きのゴーシュ』で指揮棒をふったのは、中1の男の子でした。中高大生のオーケストラを前に、しっかりと見えない棒を振りました。高校生のゴーシュも、真になりきり見事でした。
CDを自分の体の一部になるまで聴いてみる。そうしたときに、英語が自分のものになる。さらに仲間とのテーマ活動の中で、ことばには言い表せない達成感を、子どもたちは得ています。自分達で考え、創りあげる楽しさ、苦しさを乗り越えた時の達成感、これが、子どもたちをどれほど大きく成長させるか。
大学でモンテッソーリについて研究した時をいつも思い出します。達成感を得ることで、人格が形成される。このことにも通じると感じました。
子どもたちが、ラボでこうした体験を積み重ねることは、将来、自分たちで困難を克服していくときにも、自分の中の成功体験として、十分、生き続け、前に進むことができる人間になると、信じています。
昨日の発表会最後に、実行委員長が英語と日本語でスピーチをしました。自分のことばで、しっかりと語ったことばには、力がありました。ラボを続けていれば、誰でも、こうしたチャンスに巡り会える。学校以外で、自分を大きく成長させることができる場がある。さらにやはりこれだけの名作物語の言葉のシャワーを浴びながら育った子どもたちは、違う。さらに英語もいつの間にか、入っている。点数のための学校英語だけでは、決して学ぶことのできない力だと、実感しています。
見に行ったメンバーも多くの刺激を受けてきました。百聞は一見にしかず。次回は、自分たちの発表です。お話全体を深め、一度、もうこ礼状は無理というぐらい浸ってみる体験をしてもらいたいと思っています!
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