答えの無い時代だからこそ |
05月05日 (日) |
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令和に入り、平成を振り返る報道が多くなされる中、30年前、誰が今の状況を予測できたであろうかと言われています。これからの30年も、誰も予測がつかないことが起こるだろうと言われています。
ラボ・パーティでは、子ども達に一定の環境を与えます。その中で、自分達で全身をつかって表現し、生み出していく非常にクリエイティブな高度な活動を行っています。答えはありません。あるのは、子ども達がワクワクドキドキするような音楽と言葉(英語)の世界です。その中で、どうイメージし、年代の異なる仲間と共に考え、意見を出し合い、仲間と協力しながら、つくりだしていく活動を実施しています。
年に3度の発表の場があり、そこで見ている人たちに、自分達で考えたテーマを伝えます。
この活動を通して、子ども達は、自分で考える力、コミュニケーション力、相手を受け入れる力、さらに語彙力、リスニング力、発音力を身に付けていくことができます。
一つ、鍵となっているのは、題材が「物語」であること。「物語」は、人間の真理、生き方、真実を語っています。また、子ども達に、さまざまな想像の世界を与えてくれます。「物語」の中で考えるというのは、人間について考えていることと同じではないかと感じます。
小さい頃に出会った物語を誰でも一つは忘れられずに覚えているものだと思います。ラボ・パーティでは、物語と共に、忘れられない「ことば」(英文)の数々が、子ども達の体の中に宝物となって蓄積されていきます。その「ことば」は、時には、子ども達を励まし、勇気づけ、エネルギーを与えてくれます。
答えの無い時代だからこそ、自分で答えを見つけ出していく力を、子ども達には身に付けてもらいたいものです。
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