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学校以外で、小さい子達から大きい子達までが一緒に活動できる場が、世の中にどのぐらいあるでしょうか。習い事は、たくさんありますが、子ども同士がお互いに学び合える、一緒に育ちあえる場は、数が少ないと思います。昔は、地域にコミュニティがあり、親同士が見守りながら子育てができる環境がありました。ラボは、ひとつのコミュニティであり、子育てを共有できる場だと感じています。
では、このラボというコミュニティで何を育て、何を目指しているのでしょうか?ラボでは、「ことば」の力はもちろんですが、その元になる「感じる力」を育てていると思っています。世界の物語を通して「ことば」と出会い、「人」と出会い、「世界の文化・歴史」と出会いながら、仲間と共に、自分の感じたことをコミュニケーションをとりながら表現をしていきます。その中で、心のひだが自然に増えていきます。心があって、初めて「ことば」は生きるのだと思います。
この教室で目指しているのは、世界で活躍できる人です。世界の人と臆せず交流できる力です。学校のテストの点を見て、英語ができないと思ってしまう子ども達がいることが残念です。英語力には、人とつながりたい!という積極性も力に入っていると感じています。
ひとつのコミュニティですが、子ども達、ひとりひとりは、様々な交流活動を通して、全国、世界の人々ともつながっています。つながれる力を身につけています。
楽しく英語を、聞きながら、話しながら、自由に書いたり、読んだりしながら、子ども達が安心して育っていける居場所がここにあると信じ、またそうなるように努力しています。
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英語も日本語も、「ことば」の根っこは同じだと考えています。根っこを耕すことで、英語以外のあらゆる言語にもつながっていくと思います。
自分の感じたことを「ことば」で表現できるようになるためには、「ことば」の根っこ、感じること、考えること、意見をもつこと。
「ことば」を耕すことに相応しいのは、「物語」の存在だと思っています。しっかりとした骨太の物語は、子ども達の心ゆさぶります。ラボは、そのような「ことば」の根っこを育てているのだと感じています。
「ことばが子どもの未来をつくる」ラボの標語です。
同時に、英語の音を「聞く」ことで、英語耳をしっかりとつくることが大切です。聞こえた音を真似して歌ってみたり、発音してみたり(シャドーイング)することも、大切にしています。
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昨日、高学年の子どもたちの「テーマ活動」発表会がありました。小学校高学年から大学生までの子どもたちが、この半年の間に各地域で築きあげた自分たちの「テーマ」を英語と日本語で、舞台上で発表表現しました。多いところでは、一団体80名近い地区もあります。
最後に高1の発表会実行委員長が語った言葉が強く印象に残っています。
ラボは、いろいろな色をもった子たちがいて、自分の色を出し合う場。他の色を知ることができるから面白い。ラボは、カラフルな木を大きくする場だと語ってくれました。最初は日本語で語り、次に、その日本語を英語で力強く語ってくれました。素晴らしいスピーチでした。
では、色:自分の考え、意見は、どのようにして生まれるのでしょうか?
それは、自分でライブラリー(ラボの教材。一流の音楽と共に英語・日本語、英語のみで収録。)を聞きながら、仲間とどのように表現するかを思いめぐらす中で生まれてきます。そこには、仲間の存在が欠かせません。異なる意見との出会いを「面白い」と感じることができなければ、いつまでも独りよがりなままです。仲間の意見を「聞く力」は、ラボでは当たり前のことで、その上で、自分の意見を「伝える力」が育まれていきます。
ラボには、ライブラリーという世界名作物語を収録した逸品で、角界から注目を集めています。子どもたちを、自然に非日常の世界へといざなぎながら、その物語が生まれた文化、生活、歴史へといざなってくれます。登場人物が語る英語は、心と共に深く印象に残るため、忘れられないものになっていきます。体の中に、英文が蓄積されていくイメージです。
蓄積された英文(ことば)は、人格形成にも、大きな影響を与えていきます。困難に負けずうちかつ名作は様々ありますが、子どもたちは、英文と共に、生きるエネルギーをも自ずと得ているのです。
いろいろな色を出し合える場になるためにも、ひとりでライブラリーを聞いてイメージをする時間はとても大切です。ラボの唯一のHomeworkです。
仲間と楽しく、ふだんから英文シャワーを浴び、シャドーイング等で、高い英語力がつくだけでなく、社会で生きていく上でのバランス感覚、高いコミュニケーション力をも養っていく教室です。
無色ではなく、自分の色をもって、クラスに参加してもらいたいと願っています。そして、社会で、世界で活躍できる人材に育ってもらいたいと心から期待しています。
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★10月22日㈯ 上用賀アートホールにて、18:00~21:00
年に一度の個人発表会になります。、
今年は、3歳以上の子どもたちがチャレンジします。
基本は個人ですが、今回は、少人数グループも可能としましたので、小学生の中には、数名で英会話を発表するメンバーもいます。
中学生以上は、スピーチが中心になります。
この夏は、3年ぶりにアメリカへの1か月ホームスティが実施できたため、パーティから参加した6名の中学生たちが英語で感じたことをスピーチします。
入口で体温測定、ご記名いただきますが、出入りは自由ですので、是非、ご覧にお越しください。初めての方は、事前にお知らせください(体験申し込みサイトより)。
→発表会の詳細は、ホーム画面Halloweenの絵の下をクリック
★10月24日㈪~29日㈯ 各クラスでハロウインゲーム大会を実施
まだホールでゲームコーナー巡りがコロナ禍で実施できないため、各クラスで実施します。
クリスマス発表テーマを題材に各クラスが制作したゲームや、ハロウイン・ゲーム、幼児さん達は工作やお話も楽しみます。
お菓子やプレゼントを入れる袋をご持参ください。
なお、非会員の方は、ご入会のご意向のある方のみ、ご参加可能とさせていただきます。
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今、各プレイルーム、幼児クラスでは、"The Mitten"『てぶくろ』を英語と日本語で楽しんでいます。このお話は、ご存じの通り、絵本の表紙の上に、"A Ukrainian Folktale" とあり、ウクライナ民話です。
雪深い寒い森の中、あったかい手袋に、個性豊かな動物たちが、もぐりこみます。子ども達も、シーツをてぶくろにみたてて、‟Who is living in this mitten?”、"Who are you?”、"I'm ~."、"Let me in too.”など、言い合いながら、繰り返し楽しんでいます。
本来ならキツネやオオカミに食べられてしまうネズミやウサギも、"Sure!"いいよ!と、これらの動物たちを、てぶくろの中に、招き入れていきます。寒さの厳しい自然の中で、一緒に仲良く『てぶくろ』の中に住んでしまうこの物語は、本当に平和で、お互い、助け合って生きていくという温かい心が感じられます。こんな素敵な民話が生まれたウクライナの人々の気持ちを思うと、胸が痛みます。
子ども達は、動物役の他に、おじいさんや小犬役にも、積極的になって楽しんでいます。最後の“Bow wow wow!”で、みんなが森の中に逃げていくシーンも、とっても楽しんでいます。
3月27日Easter Partyで発表します!是非、見にいらして下さい。
4月からは、新しいお話に取り組みたいと思います。
無料体験も実施中です。お待ちしています!
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土曜日 新クラス開設します!
無料体験会:2021年10月9日、16日土曜日 10:30~ プレイルームクラス
体験会参加者へハロウイン無料ご招待:23日先着親子5組まで。
➡詳細は、こちらのホームページをPCサイトでご覧いただき、ハロウインの絵の下をクリックして下さい!
※各体験お申し込みは、3日前までにご連絡下さい。
※11月まで3歳までのご入会キャンペーン実施中!
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ラボのクラス内では、いかに積極的に主体的に関わろうとしているか、感じる心が育っているかという点を重視しています。それは、国際交流において、非常に大切な力だからです。中高生達のカナダ、アメリカと1ヶ月ホームスティを2度引率した体験から、相手のふところに飛び込むチャレンジ精神、家族の一員となろうする積極性、感動できる心のひだが育っていなければ、ホストファミリーの深い愛情を受け取ることはできないと実感しました。
さらに、海外では、「あなた」の意見を尋ねられます。いかに自分の意見をもち、発信できるか。さらにあらゆる意見に耳を傾け、様々な視点で物事を考えられるかが問われます。
過去、49名の子ども達を1年留学を含む3~4週間のホームスティ送り出し、25名の海外の方をパーティで受入れてきました。
そこで感じられたことは、"Be yourself""Be global"という言葉です。これは、入江昭というハーバード大名誉教授で、ラボ国際交流センター評議員の方の言葉です。
「世界において自分でありなさい。世界はひとつになっていくということは、逆にそれだけに個人個人が大切になってくるということです。いわゆる集団の中に埋没することなしに自分としての自我というものを大切に持って、特に自分の考えを伝えてほしいと思います。笑われてもいいんです。とにかく自分の考え、自分なりの生活態度、姿勢をもって下さい。世界には他に60億の人々が生きています。その一人ひとりが個人、一人の人間なのです。そういった意味でのグローバルな視点も持ち続けてほしいと思います。」(ラボ冊子『Are you ready?プログラム 豊かなホームスティ体験のために』巻末)
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今年ラボ・パーティは55周年を迎えています。当初は、歩きながら"walking"、走りながら"running”を発音するなど、英単語を単に暗記するような教室でした。しかし、子ども達の目が、しだいに暗くなってきていることに気づき、「絵本」の中で英語をとりあげたところ、子ども達が、生き生きとごっこ遊びを始めたのが、今のラボ教育の根幹になっています。「子どもから生まれた教室」なのです。全身をつかいながら、子ども達の興味・関心を中心にクラスがまわっていきます。
近年、文科省のActive Learningなど、子ども達の自主性を伸ばす教育に注目がいきましたが、もう50年前からラボは実践していたことになります。
言語習得に関する研究も、当時、ノーム・チョムスキーを招き、講演会を開くなど、膨大な蓄積があり、科学的根拠に基づいた言語習得を実践している教室です。
子ども達の様子を見ていると、自分で気に入った英語を、何度も発音している風景にたくさん出会います。「英語の音」が自然に体に入ってくることが不思議です。その積み重ねで、自然なイントネーション、英語耳、生きた言語感覚、言葉への感性が育っていきます。
さらに、教材が、世界の名作物語のため、子ども達は物語を楽しみながら、様々な生き方、文化、歴史に出合い、自然に多くの「体験」をしています。
体験から「生きた英語」が身に着く世界を、共に楽しんでいきましょう!
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昨日は、初の試みでオンラインでの国際交流(来夏、1ヶ月ホームスティ)オリエンテーションが実施されました。限られた時間でしたが、子ども達の気持ち、保護者のお話も伺うことができ、充実した内容となりました。
ラボで実施しているホームスティ体験は、
青少年に、深く、あたたかい人間関係の網の目をとおして、世界を知ってもらうということです。情報だけで世界を知ろうとするのではなく、人々の心のふれあいを通して知っていくことを目指しています。
さらに次の三つの意義があります。
①「ひとりだちへの旅」
自立心が芽生え多感な10代に、未知の体験をすることで、自分の家族、文化、日本を振り返ることができます。自分を客観的にみる機会にもつながります。
②「体験を通して学ぶ」
日本人の察する文化とは異なる文化に接することで、視野が広がります。海外は、お互い「異なる」ことを前提に、積極的に意見を伝えながら共通項を見出していこうとする文化があります。その中で、いかに自分の気持ちを伝えるかは、大きな体験です。
③「異文化を理解しよう」
まずは飛び込んでみる。異なるものを楽しんでみる。こうした経験から他者をより理解する気持ち、思いやり、リスペクトすることなどを学ぶことができます。国内にも異文化は存在します。相手を受入れ、理解し合うことは、生きていく上でとても大切なことです。
ラボが青少年のホームスティプログラムを初めてからまもなく50年になります。受入れも含め、貴重な交流体験が、子ども達の成長の核となっています。
ひとりでも多くの子ども達が、このような体験ができることを願っています。
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★火曜日 3:00~4:00 1~3歳児クラス
現在、こちらのクラスでは、3歳児さん3組の親子で活動しています。プログラムは、英語のお歌、手遊び、工作、絵本の読み聞かせ、物語体験、お絵描き。その日のお子様たちの様子をみながら、子ども達の「やる気」を大切に、楽しんでいます。
先日は、Come Butter Comeという、Nursery Rhymeを楽しみながら、本物のバタ-作りのイベントを開催。
ラボの大きな特徴は、物語体験。『ぐるんぱのようちえん』『てぶくろ』『ふしぐの国のアリス』『ピーター・パン』など、登場人物になって、想像力をひろげながら体験していきます。
先月『ぐるんぱのようちえん』では、3歳の子ども達も、登場人物になりきって、Happyなぐるんぱになっていきました。大きなクッキーやお皿、靴などをつくりあげながら、いつの間にか、“Ah, finished!”など、できあがった気持ちになって声が出ていました。
英語と日本語を区別しないこの時期だからこそ、お家でもたくさんの英語に触れてもらい、また、「想像力」「なぜ?と考える力」を大切にすることは、これからの社会で生きていく上で大切なことだと考えています。
是非、体験にお越し下さい!お待ちしております。
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