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国際交流参加者へ インターンからのアドバイス |
06月29日 (金) |
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先日、オハイオ州出身のインターン、ライランに来てもらい、この夏、ホームスティをする中学生に、アドバイスをもらいました。このクラスは、全員、国際交流へ申し込んでいるため、いずれは自分のことに。喜ばれるお土産、日本人が気をつけた方がいいマナー、アルバム紹介時のアドバイスなど、ユーモアたっぷりに楽しく伝授してもらいました。
この日は、日本語研修で受け入れ中のアリ君もいっしょに!
★お土産編★
女の人には、扇子がいい。軽くて、広げると大きくなる。小さいものは価値が分からないから、大きいものがいいかもしれないよ。男の人には、ゆかたなど。日本のコイン、風鈴などもいい。手作りのものがいいので、一人ずつ、これは弟が折った~など、折り紙で何か折ったものを、家族一人ずつに渡すとすごい!It's cool!と喜ばれるよ。
★マナ-編★
・日本人はBed Makingをしない子が多い。自分ですること。部屋の片付けもきちんとした方がいい。
・Can I help you?と尋ねることはいいことだが、日本とちがって、どんどん仕事をすることになる。日本では、「いいのよ。すわっていて」と言われるが、アメリカでは、「じゃあ、これをお願いするわね」となる。
・お腹がいっぱいになったときには、I like it, but I'm full.と応えよう。ただのNo, thank you.では、「どうぞ、どうぞ」とさらに盛りつけられる可能性あり。自分で自分の皿にとった物を残すのはよくない。食べられる分だけにしよう。
・音をたてて食べるのはbad
お皿とスプーンのあたる音。麺類を食べるときの音。
・テーブルに肘をついて食べることはbad
・テーブルの遠くにある塩をってもらいたい時は、無理をしてとるのではなく、Please!といって指さすだけでいいから、とってもらおう。おばあさんのいる家で、無理をしてとろうとすると、かみつかれるよ!
・友達をこっちへいっしょに行こうと誘う時、相手の肘を持つのは×。殴られるよ~。相手の肘を引っ張るのは、親が小さい子に対して行う動作だから。
・中指をたてて物を指すのはbad!
★アルバム紹介編★
(実際に、アルバム紹介をライランさんの前でしながら、アドバイスをもらいました)
・アルバム紹介を盛り上げるには、日本語での言い方を積極的に教えよう。たとえば、“Father.”と言ったあとで、「おとうさん」と日本語で発音し“Try it.”と言って、発音してもらおう。アメリカ人は、なかなか「おとうさん」が言えないので、盛り上がることまちがいなし!日本語にも興味を持っているはずだから、どんどん日本語も言って教えてあげよう。
・Shrine(お宮参りの写真の説明で)、Naraなど、いきなり出てくると分からないかもしれない。ちょっと説明した方がいいね。Naraは、“Near Kyoto”で分かるよ。
・Mt. Fujiも“The Highest mountain in Japan”と説明するといいかも。「ふじさん」の「さん」は、人を呼ぶときにも使う「さん」。同じで面白いなぁ!(ワハハ)
・声を大きく出せるように
日本人は、本当にQuiet!といって、実際に、普通の会話の音、大きい音の二つを、アリ君といっしょに実演してくれました。日本人にとっては、アメリカ人の普通の会話が、非常に大きい声で、子ども達はびっくり!
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ライラン君が、オハイオ州立大学で日本語言語学を専攻していることから、日本人の間違えやすい発音のチェックも子ども達にしてくれました。LとR、TH、の発音など、全員がPerfect!よくCDを聴いて、ふだん頑張っている子ども達だからこそだと感じました。
また丁度、彼のHometownに、今夏、国際交流に参加する中学生がステイすることになったため、お母様もいっしょに、街の話もいろいろと聞くことができ、たいへん参考になりました。充実したインターン訪問となりました。
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