様々な条件の元だからこそ育つ子どもたちの力 |
05月12日 (火) |
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ラボでは、必ず、年に一度、どこのパーティでも、ほぼ全員で発表に取り組みます。パーティの人数の多少、年齢・男女構成など、その与えられた条件の元で、子どもたちが一つのテーマを、仲間と協力し合って、心と体と言葉で語り伝える貴重な会です。その条件は、常に変化し、発表会の度に異なります。
役につくこともあれば、役につかないこともあります。役になった子だけが頑張っても、見ている側へテーマは伝わりません。役になった子は、心のこもった言葉で伝え、まわりの子どもたちも心のこもった身体表現で伝え、その両方が一緒になることで、初めて見ている側へ、テーマが伝わります。
ラボの目標の一つに「言語習得」があります。多言語の中でも、通常は英語になりますが、ある役の台詞の英語を習得できるのは、その役についた子だけではありません。その英語を心と体で受け止められた子は、皆、その言語を習得できるのです。
全員が心を一つに、物語を心で感じ、心で表現できたときに、舞台上のテーマが、見ている側へ自然に伝わってくるものと感じています。
ただ難しいのは、その物語がどのくらい子どもたちの心に届いているのか、子どもによってその届き方に差があることです。
その差を少しでも小さくできるように、全員が、同じぐらい深く感じ、充実した達成感を得られるように、パーティのみんなで、助け合い、楽しく、仲良く、励まし合うことも大切なことです。
もし、お子さんにもっとラボで達成感をもたせたい!とお感じなって下さっていたら、お子さんにCDを聴かせるのではなく、お子さんと一緒にCDを聴いて、保護者の方が、物語を感じて下さればと思います。CDをよく聴けることで、より深く物語の世界がみえて、心が育ち、感じる力も増してきます。さらに英語耳が育ち、想像力が育ち、そして何より、ことばが育ち、様々な英語の力もついてきます。
では、保護者が一緒には聴けないような高学年になってきた時は、どうなるでしょうか?それは、自分よりも年下の子どもたちがいることが、聴く原動力にもなってきます。また親よりも友達、仲間の存在が、その大きな力となります。
ひとつのテーマを、仲間と一緒に、見ている人へ伝えたいという気持ちが、大きなうねりとなって出て、それを仲間と一緒に達成できたときに、大きな充実感を得ることができます。
年々、子どもたちは、大きく成長していっています。力も確実についてきています。発想力も豊かで、次から次へと、新しいものを創り出す力があります。子どもたちの未来は、子どもたち自身が、自分たちの力で、自ら解決し対処していかなければなりません。その世界は、決して甘くありません。思い通りにならないことの方が多いかもしれません。そうした社会を仲間と協力し合いながら生き抜く力、困難と対峙し乗り越える力を、小さい頃から少しずつ体験していることは、大きな自信、礎になると思います。
これからもラボの様々な教育力を信じていただき、お子さんを仲間の中へ入れていただければと思います。そしてお母様、お父様も、一緒に、楽しく物語を味わっていただければと思います。物があふれ、情報過多で、時間に追われる時世だからこそ、心のオアシスが必要かもしれません。
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Re:様々な条件の元だからこそ育つ子どもたちの力(05月12日)
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HITACHIさん (2009年06月04日 23時39分)
HITACHIのホームページへの訪問ありがとう。
私もいとさんのHPよく読ませていただいております。どんどん充実し
てゆくので、すばらしい!ついてゆけないほどですが、パーティ活動に
生かしていらっしゃるから、充実してゆくのは内容も一緒だから、父母
や子ども達もどんどんラボを理解して行くのですね。HPの更新も十分
浸透しているのですよね。
いとさんと一緒に活動させていただいた時が懐かしいです。これからも
楽しみにしております。
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