★★★ラボ間瀬パーティCross Culture Project2005★★★ イースターカレンダー (左欄は、イースターから数えた日数) |
| ー | 日 付 | 曜 日(呼び名) | 内 容 |
| -47 | 2月8日 | Shrove Tuesday: 懺悔の火曜日 Pancake Day: バンケーキデー
| レント前日 ※イースターの日付けによって、2月2日から3月9日の間にくる。中世ヨーロッパで、レントに入る前の準備として懺悔を行っていたことに由来。伝統的に、卵や油(脂肪)が食べられなくなるレントの節食(Lenten fast)の前に、パンケーキを食べる。
イギリスでは「パンケーキの日」(Pancake Day)とも呼ぶ。ニューオーリンズでは全米最大のカーニバル「マルディ・グラ」の最終日で、イベントは最高潮を迎える
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| -46 | 2月 9日 | Ash Wednesday
:灰の水曜日
Lent (Lenten season): レントの初日
※レントは、イースター前の
40日間。
実際は6週間だが
日曜日はカウントしない |
イースターの46日前の水曜日:
2005年2月9日・2006年3月1日
西方教会(Western Church)でレントが始まる日。もとは、レントの期間中、罪人が悔い改め(penitence)の印として、懺悔服を着て灰(ash)をかぶったことに由来。9世紀頃、この習慣は広く信者全体に広がり、悔い改めの印として額に灰を受けるという儀式となった。 |
| -7 | Holy Week:聖週間(Passion Week:受難週間とも)
イースター前の一週間(シュロの日曜日からイースターまで):
2005年3月20日~3月26日・2006年4月9日~4月16日
イエスは、日曜日に首都エルサレムに入り、13日の金曜日に十字架に架けられた。この1週間のことを、聖週間または受難週と呼び、この1週間にイエスの身に起ったことを追憶する。普通、情熱と訳される「passion」は、ここでは「受難」という意味。(受難を意味する場合、常に「the」がつく、または、文中でも必ず「P」を大文字にして「Passion」と表す。)
イエスが処刑されたのが、13日の金曜日だったため、キリスト教圏では13が不吉な数字とされている。日本でホテルや旅館の部屋番号に「4」や「9」がないのと同様、キリスト教圏では13階や、13号室がないところもある。 |
| -7 | 3月20日 |
Palm Sunday:
棕櫚(シュロ)の日曜日
Passion Sunday:
受難の主日 | イースター直前の日曜日:
2005年3月20日・2006年4月9日
イエスが、エルサレムに入場したことを記念する日。ガラリヤ地方をメインに活動していたイエスが、首都イスラエルにロバに乗って入って来たとき、支持者はイエスの進む道に服やヤシの葉をひいて歓迎したことに由来する。
「Palm」(棕櫚(シュロ)または椰子(ヤシ)は、勝利または喜びのシンボル(例えば、「the palm」と言えば「勝利」のこと。「bear the palm」は「受賞する、勝つ」という意味)。
中世ヨーロッパでは、教会で祝福されたシュロを持って練り歩いた後、また教会に戻るというような行事が行われていた。しかし、1955年および1969年のローマ・カトリック教会の改革により、焦点がイエスの受難(Passion)に当てられるようになり、現在、公式には「Passion Sunday」と呼ばれる。 |
| -6 | 3月21日 |
Monday of Holy Week:
聖月曜日
受難の月曜日
(宮潔めの日) |
イースター直前の月曜日:
2005年3月21日・2006年4月10日
エルサレムに入った2日目の月曜日、イエスは神殿に向かった。イエスが目にしたのは、祈りの場である神殿の境内で、両替や捧げものなどを売って立ち並ぶ屋台。怒ったイエスは、屋台の長椅子(ベンチ)をひっくりかえして、商売人たちを神殿から追い出した。 |
| -5 | 3月22日 |
Tuesday of Holy Week:
聖火曜日
受難の火曜日
(論争の日) |
イースター直前の火曜日:
2005年3月22日・2006年4月11日
エルサレム3日目の火曜日は、別名「論争の日」と呼ばれる。これは、イエスが、神殿の境内で、パリサイ派やサドカイ派の人々を相手におこなった論争に由来。この論争の中で、「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に」という有名なセリフが生まれた。 |
| -4 | 3月23日 |
Wednesday of Holy Week:
聖水曜日
受難の水曜日
(香油の日) |
イースター直前の水曜日:
2005年3月23日・2006年4月12日
マグダラのマリアという女性は、イエスの足に高価な香油を注いだ。イエスの弟子は、高価な香油で足を洗うなどばかげたことだと笑ったが、イエスはこの女性の行為は後の世も語り継がれるだろうと述べた。 |
| -3 | 3月24日 |
Maundy Thursday:
洗足の木曜日
Holy Thursday
Sheer Thursday
Mass of the Lord's Supper:
聖木曜日
(愛の戒めの木曜日) |
イースター直前の木曜日:
2005年3月24日・2006年4月13日
イエスが十字架に架けられる前日に、12人の弟子ととった最後の晩餐(the Last Supper)を記念する日。このとき、イエスは自ら弟子たちの足を洗い、おごり高ぶることなく自分より下位だと思われる人々の足を洗うよう模範を示したので、洗足式(Maundy)とも言う。(ヨハネによる福音書13章:John 13:2-15)
※砂やほこりでサンダルを履いた足がよごれるため、食事の前には、使用人等が主人の足を洗っていた。 |
| -2 |
3月25日 | Good Friday:
グッドフライデー(聖金曜日)
The Passion of the Load:
受難日
受苦日とも |
イースター直前の金曜日:
2005年3月25日・2006年4月14日
イエスが十字架にはりつけにされたこと(Crucification)を記念する日。イエスは13日の金曜日に十字架に架けられ、その3日目の日曜日に蘇ったとされる。
イエスが亡くなった日に、なぜグッドなのか?それは、'Good'が’God'に由来するため。また、この日よりイエスを通して救いが万人に与えられためといわれている。
イエスが十字架にかけられたのは、午前9時。そして、正午12時から午後3時迄は、地が暗くなったという。午後3時にイエスは息を引き取る。イエスの最後の言葉が、有名な「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」(神よ、神よ、どうして私をお見捨てになったのですか)。
ローマ・カトリック教会では、午後3時に儀式を始める。儀式は、聖書の朗読と祈り(prayers)、十字架の崇敬(the veneration of the cross)、聖体拝領(Communion)という3つのパートに分かれており、3時間礼拝/3時間御苦悶追憶式(Three Hours Service/Three Hours Agony/Three Hours)も行うところもある(正午から午後3時まで)。
東方正教会(Eastern Orthodox churches)では、「Great Friday」と呼ばれ、真夜中(朝方)の礼拝(Matins service)が行われるが、聖餐式(Eucharist)や聖体拝領(Communion)は行わない。夕方の礼拝(Vespers)では、厳粛なイエスの葬式を再現する儀式が行われる。 |
| 0 | 3月27日 | Easter:
イースター(復活祭)
・Easter Sunday
・The Resurrection of the Lordとも |
春分(3月21日)の後の満月の次の日曜日:
2005年3月27日・2006年4月16日
イエスが死後によみがえった日。(イースターについて参照) |
| +40 | 5月 5日 | Ascension:
キリスト昇天
・Ascension Day
・Holy Thursday:
(昇天日) | イースターから40日目の木曜日:
2005年5月5日・2006年5月25日
イエスが復活後、40日目に、昇天したことを記念する日。4世紀末ごろ広まった祝日 |
| +50 |
5月 15日 | Pentecoste:
ペンテコステ
・Whitsunday・White Sunday:
精霊降臨の主日
精霊降臨日とも | イ-スタ-後の第7日曜日
イースターの50日後:
2005年5月15日・2006年6月4日
ギリシャ語のpentecoste(50番目の日の意)から。イエスの復活後50日目に、精霊(Holy Spirit)がイエスの弟子たち(disciples)に降りたことを記録した聖書の「使徒行伝」(Acts of the Apostles)に由来。昔は、この1日だけを指すというより、イースターの50日間を指して「ペンテコステ」と言われていた。
もう一つの呼び名「White Sunday」は、Anglican churches(英国国教会)で使われ、バプテスト(洗礼)を受けたばかりの人が白衣を来たことに由来している。 |