Re:ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ②(03月09日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
みかん(でこぽん)さん (2008年03月14日 09時58分)
”響きあい”が、すご~い!と、思っていたら、まじょまじょさんの日
記って、いつもすごいのですね。
トップページの「なぜラボ・パーティでは、英会話でなくテーマ活動を
するの?」と、その書き込みを読ませていただきました。
それで、ひとつだけ、忘れないうちに書き込みたいことがあります。
最近、あるメーリングリストを通して、熊本の英語ネイティヴの間で話
題になっている高校入試英語問題。その是非について、議論が進んだあ
との、あるコメントにハッとしました。
”Japanses students are told and taught,
but never learn.”
めぐちゃんも、アメリカの『ももたろう』に取り組んだ小学生も、きっ
と、”learn”が、できているんですね。”learn”できる、刺激や、条件が
いっぱいのラボや物語ですね。
|
|
|
Re:Re:Re:Re:Re:Re:外国語習得の道筋~ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ①(03月04日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
まじょまじょさん (2008年03月14日 08時21分)
ちこらんたんさんへ
>よく聴く子はやはりのびていると私も思いますが、きょうだいでも聴
く子と聴かない子がいて、どうしたら聴かないほうの子は聴くようにな
るのだろうと頭を悩ませています。
⇒本当にそうですね。よく聴く子はどんどん伸びていきますが・・問題
は、聴かない子にいかに聴かせるか・・そこがテューターとしての踏ん
張りどころですよね。
幼児については、やはり、「習慣化」させていくのがよいと思います。
外から帰ってきたら手を洗う、と同じように、生活の中にCDを聴くと
いうことを組み込んでいく、小学校入学までがひとつ勝負どころだと思
います。習慣化させるまでは、特にご父母の意欲・忍耐・継続性なくして
は成立しないので、テューターからのご父母への継続した投げかけが必
要です。(といってもうちのパーティもなかなか全員できないな~)
たとえば、寝る前にはCDを聴かないとなんか落ち着かない、という
状況になっていると、小学生になってひとりでCD操作ができるように
なると今度は自分で好きなCDを取り出して聞くようになっていきま
す。
一方、CDを聴く、楽しむ習慣がなく小学生になった場合には、聴かず
にいられない環境をかなり意識して作っていくしかないでしょう。そう
いう意味では発表会は、身近な目標としてよいと思います。その子に合
った目標をたてて、達成できたらみんなの前でたくさん褒めてあげて次
につなげていく・・なんて、きっとちこらんたんさんもとっくにやって
いますよね~。24年やってきた私もまだ悪戦苦闘状態ですから・・一緒
にがんばりましょうね!
>子どもの他の習い事に行くと、なるほど確かに親は目に見える進
歩を求めるものかもしれないと思います。
ラボっ子の成長をこまやかに伝えていくのも大事ですね。
⇒おっしゃるとおりだと思います。どれだけ成長しているか、私も親の
立場になると知りたいと当然思います。小さくても一歩一歩成長してい
ると実感できると、もうちょっと頑張ってみようと思うものです。保護
者とテューターのコミュニケーションは、ラボを長く継続していく大き
な要因ですね。
P.S.青春真っ只中・・モテモテ?
だといいのですが・・
そんなわけないよ~。 青春=悩み多きお年頃!という意味!
~ということは、一生青春?
---------------------------
|
|
|
|
|
まじょまじょさん (2008年03月14日 07時34分)
あっこさんへ
首都圏の「ラボ国際交流のつどい」でのテーマ活動発表まで、秒読みで
すね。きっと今頃、あわただしい日々をお過ごしのことと思います。
間瀬Pの健太郎も激励隊として、当日、石井パーティと同じステージに
立ちます。
昨日のパーティで、スピーチ練習をしましたが・・U~~~~~
2000人のお客さんの前に立つにはまだまだで・・一人でもこんな状態な
のですから、パーティ全体の発表となると、本当に身を削る思いではな
いかとお察しいたします。
今年国際交流に参加予定のラボっ子の決意表明も、各国大使館からの激
励スピーチもとても楽しみです。
日比谷公会堂は憧れのステージです。是非頑張ってくださいね!応援し
ています。
----------------------------
|
|
|
Re:Re:外国語習得の道筋~ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ②(03月09日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
まじょまじょさん (2008年03月12日 22時26分)
Aliceさんへ②
>私も感覚人間なので、英語の選択肢問題など、理屈は説明できないけ
ど「何となく」こっちじゃないかな、と思って回答していました。
それは、無意識に今まで見聞きして来た文章を思い出して、それと比較
して、与えられた文章が正しいか否か判断していたのだと思いますの
で、ラボっ子と一緒ですね。
⇒そう、これぞ母語的習得ですよね。難しい文法規則はうまく説明でき
なくても、『なんとなく」こっちと答えられる力!
無意識にこれまでの蓄積を総動員させるのは、母語を使うときの頭の動
きに近いですよね。
どうしてそうなるのか、ラボっ子もよく理解できずにいるのですが、た
とえば国際交流でも、「ことばはそんなに困らなかった」といえちゃう
体験! 素晴らしいですよね。この土台の上に文法規則を後付けしてい
くこと、あとは、もう少しインタラクションがあれば、かなりいい線い
くのではないでしょうか?
|
|
|
Re:Re:外国語習得の道筋~ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ②(03月09日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
まじょまじょさん (2008年03月12日 22時12分)
Aliceさんへ①
>①の日記を拝見して、書き込みしたつもりが反映されていませんでし
た (^^;
⇒あ~残念、何が起こったのでしょう?①についての書き込み是非読み
たかったです。
>このまじょまじょさんの日記を、私のHPでもご紹介させていただい
てよろしいですか?
⇒もちろんです。チョウブンですが、お役に立てれば幸いです。今回大
量に書き込んだので、誤字脱字・意味不明箇所があると思います。発見し
たら是非、そっと(笑)(メッセージから)お知らせくださいね!最初にU
Pしたときから少し修正を加えている部分がありますので、最新版をお
使いください。
>今年は2回目のシャペロンを受けることにしました。
私の英語力は、ラボで培ってきたものですが、これからもたくさんの英
語をインプットして、子ども達と一緒に「心が動く経験」を積み重ねて
行こうと思います。
⇒2回目のシャペロンですか、うらやましいです。是非楽しんできてくだ
さい。Aliceさんの、「私の英語力はラボで培ったもの」って表現、い
いですね。はっきり言い切れる潔さがラボには必要なんだと思いまし
た。
>物語を導入した指導案で書き出されたという「1回のラボで使用する言
語材料(語彙・文法規則)」、いつかアップしていただけると嬉しいで
す。
⇒まず、私の中に、ことばを『言語材料』と捉える認識がなかったの
で、『ことば』を『材料』と表記することに抵抗がありました。またラ
イブラリーも『教材』という認識が私の中にないので、この点に関して
も違和感がありました。しかし文科省の指導手引きにしたがって作成し
ていくモデルプランとしては、表記せざるをえなかったのですが、結
局、物語の部分の言語材料表記はあきらめました。先生方にも、物語を
「材料」と捉えてほしくなかったからです。
1回のラボの「言語材料」のピックアップも途中でやめました。ことばを
切り刻むことは、ラボではやはりできないです。
今後は、ラボのもっている財産をどのようなかたちで社会に貢献してい
けれるか、、、社会がラボを求めている時代に来ているのだと感じま
す。
----------------------------
|
|
|
Re:Re:Re:Re:Re:外国語習得の道筋~ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ①(03月04日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
ちこらんたんさん (2008年03月12日 00時20分)
まじょまじょさん
②も拝読しました。
やはり毎日「聴く」ことの大切さ、それが基本と
まじょまじょさんがおっしゃると説得力があります。
よく聴く子はやはりのびていると私も思いますが、きょうだいでも聴く
子と聴かない子がいて、どうしたら聴かないほうの子は聴くようになる
のだろうと頭を悩ませています。
モチベーションを高めるには、ご父母の協力が欠かせないと思うのです
が、きっかけを与えるのもテューターの大事な役割。
そのあたりが至難の業だなと思います。
体験に来た方に説明するのも難しいし、既会員にも、繰り返し伝えない
となかなか浸透していかないことですよね。
>ラボ歴が年齢か~、それはいいですね~
いつまでの若くありたいですものね!(せめて気持ちだけは!)
私のラボ歴はもうとっくに成人式を迎えてしまいましたが、
いまだに試行錯誤の青春真っ只中です。
青春真っ只中!
モテモテの次期でしょうか?
>ゆったりした心の持ち主でないとなかなか選んでもらえない・・・
なるほど、おっしゃるとおりです。
すぐに結果を求める方には、ラボのスパンは長すぎます。
でもことばを学ぶということは、そんなに早く結果が現れない、という
ことをどうやったら理解してもらえるか・・・
こちらもいまだに模索中です。
自分がゆったりしすぎているのかしら?と思ってしまうことがありま
す。
でも、子どもの他の習い事に行くと、なるほど確かに親は目に見える進
歩を求めるものかもしれないと思います。
ラボっ子の成長をこまやかに伝えていくのも大事ですね。
|
|
|
Re:ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ②(03月09日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
SENCHOさん (2008年03月11日 15時29分)
まじょまじょさんへ
拝読しました。ものすごい迫力。こうした情熱のパワーはとってもたい
せつだと思います。内容もよくわかります。
こうしたご自身の考え方をもさらにいろいろな体験や研究を重ねるなかで
また少しずつ,修正し成長させていけばいいのだと確信します。
で……。
インプットとということばは,どうも機械的な感じがしてぼく自身はあ
まり好きではありませんが,ラボでのインプットの多様性について明確
にしておく必要があると思います。1.ラボ・ライブラリーからのもの=
英語,日本語の音声(いろいろな意味でクオリティの高い),そして
「感情表現」と「間とテンポ」(通常の朗読や文型のみの音声教材には
ない,感情表現,間とテンポそのものもたいせつなインプット要素),
もちろん音楽,そして絵本
つまり単に音声だけではないということ。
そしてインプット2は,ラボ・パーティでの友だちとの会話,意見交換,テ
ューターの声かけ,テーマ活動をしたときの身体がうける刺激とそれへの
応……。そうした複雑な要素がラボのインプットの正体だと思います。こ
れらの要素の役割をていねいに解明していくことで,中2の英検準2級合
格のメカニズムも見えてくると思います。
そしてインプットとともに,そのインプットされた要素をテーマ活動
といういわば光合成のようなシステムのなかで熟成させていくことがメ
カニズムの中心だと思います。それがじつはアウトプットという目に見
える結果よりもたいせではないでしょうか。井上和子先生(ぼくは直接
授業をうけましたがこわい先生でした)「母語的なアプローチを健全に
すすめている」とはそういうことだと思いますです。
|
|
|
Re:Re:外国語習得の道筋~ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ①(03月04日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
まじょまじょさん (2008年03月11日 10時07分)
みかんさんへ②
>私自身、文法指導していましたし、英語関係の試験もずいぶん受けま
したが、本当の意味で、文法がすとんと落ちたのは、ペーパーバックを
読み始めてからです。”英語について学ぶ”ことはしていても、英語そ
のものに触れる絶対量が少なかったのです。
⇒公教育の現場におられたみかんさんが、「ラボでの蓄積と学校での
(または自分なりの)勉強があれば、”鬼に金棒”」と表現されたこ
と、ものすごく説得力があります。背中を押された気分です。
開かれた耳と開かれた心の育成と、対象言語に触れる絶対量を増やして
いくこと、大切なことですね。
ラボっ子は、「英語について学ぶ」ことも意識していくと、道はさらに
開かれていく!
みかんさんからの貴重なご意見、ものすごく嬉しかったです。オモワズ
お返事も長くなってしまいました。最初書き込んだら1000字を超えてし
まいましたので、削減して再挑戦!
①と②に分けてお返事しました。
ありがとうございました。
|
|
|
Re:Re:外国語習得の道筋~ラボでは第二言語(英語)を母語的に身につけているの? ①(03月04日) [ 関連の日記 ]
|
返事を書く |
|
まじょまじょさん (2008年03月11日 10時04分)
みかんさんへ①
>昨日書いたのに、アップ寸前に、どこをどう触ったのか、全部消え
て、落ち込んでいました。再度、挑戦!
⇒あ~、なんてもったいない!実は私もよくやります!(笑)
時間も気力も一気に吹き飛ぶ経験!気持ちが復活するまでちょっと時間
が必要ですよね~。再書き込みありがとうございました。
>私は、ラボでは、英語(外国語)の根っこを育てていると思っていま
す。種まきともいえるかな?
具体的には、”開かれた心(=いわゆるopen-mindedな心の持ちよう)”
と、”開かれた耳”、”なんとなく分かるという感覚”。
⇒素晴らしく端的にまとめてくださってありがとうございます。
私も全く同感です。”開かれた心”と”開かれた耳”まさにラボ活動そ
のものです。母語以外のことばを学んでいくときの根源的な力ですよ
ね。
この根っこの部分を育てることに時間がかかるので、待ちきれなくなっ
てしまう保護者の方も多いように感じます。でも逆にこの二つが育って
いないと、どんな素晴らしい教授法を受けようと、外国語は伸びていか
ないでしょう。
>開かれた心というのは~
⇒学校や地域のお友達だけでなく、日本全国・海外にその出会いと交流
の輪が広がっているというのは、ものすごく幸せな環境だと思います。
子どもが成長していく過程において、そのような環境があるということ
は、その子自身のスケールを大きく広げていくことになりますね。
続く~
|
|
|
|
|
あっこさんさん (2008年03月11日 09時44分)
まじょまじょさんのお名前はよくうかがっていました。HPに書き込ん
でいただいてうれしくてうれしくてーーー。伺ってみたらすばらしいH
Pにまたまたびっくりです。PEIにいったユキヒロは本当に楽しかっ
たようでまたバディもいい人だったと喜んでいたんですよ。日比谷で再
会を楽しみにすることでしょう。発表もますます緊張です。でも精一杯
の発表をします。どうぞ応援してください。そしてこれからもどうぞ
よろしくお願いします。
|
|
|