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あるお母様から「小さい子のお母様方にも是非、早いうちに、こうした活動を一部でもいいから参加してもらい、子ども達の様子をみてもらえると、きっとラボへの理解がより深まると思います。」という内容のお話を、今朝、パーティ合宿の朝食後のひとときにいただきました。
本当にラボは、「活動」を見てもらわなければ、言葉では伝えられないものがあります。「大きい子達が小さい子達をまとめて発表している」といえば一言ですが、実際の活動を見てもらえれば、「いかに考え」「いかに工夫し」「いかに想像し」「いかに相手の考えを引き出し」「耳を傾け」「どんな風に説明するか」、タイミングと段取り等、頭をフル活動して、言語力を最大限に活用しています。
今回の合宿では、新小3~中2の内9名が実行委員になり、さらに新小5以上の子ども達が積極的に合宿の内容を進めていくことができました。実行委員を除く約25名の子ども達を動かさなければならないので難しい面も多々ありますが、実行委員になることで、「皆の前で話すチャンス」が生まれ、力を伸ばすことができたと感じています。
「英語」と何の関係があるのかしら?と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、私は非常に関係があると感じています。以前、社会人向け大学講座で“Speech”というタイトルの授業を母校で受けたことがあります。一人ずつ毎回のように皆の前でSpeechをしなければならない実践的な講座です。ポイントをカードに書いてそれを見ながら話す方法を学びました。その時に、いかに英語という言語が、論理性を重視している言語かと感じました。相手に伝えるために、曖昧な言語をさけ、きちんと説明することが日本語以上に求められているように感じました。
私は、こうした小さな合宿であっても、実行委員として活躍できた子ども達は、少しずつ他の場面でも自信をもって活躍できるようになり、言語能力をさらに高め、しっかりとした口調で、英語でも堂々とSpeechできるようになると感じています。特に自分よりも年下の子ども達を相手にしている場合には、より分かりやすく簡潔に説明することがポイントです。長ければいいというものではありません。
これからもこうした活動に積極的に参加し、言語力を高め、社会でも生かせる力を子どもの頃から少しずつ磨いてもらいたいと願っています。
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砧公園は、都内の桜の名所としても有名です。幸い我が家から自転車で3分。この公園でのイースターパーティは、今年で6年目。内、1年だけ雨で室内でしたが、今年は丁度、気温もあがり、晴天のもと、パーティを楽しむことができました。桜も満開に近い状態で、背中がぽかぽかとあたたまる陽気。今年も、ここ数年のテーマ『はらぺこあおむし』を実施。例年より少し人数が少ない14名で楽しみました。小1メンバーもいらして、お兄さんぶりを発揮(^^)されていました。
プログラムの内容は、Hello!、Hi!How're you?、Ring-a-ring、Cows in the meadow、みんなで仲良く遊んだら電車に乗って出発!I've working on the railroad、 着いたところはとっても広い公園、空は高いし、どこまでも広い!Rock my Soul、おや?動物の鳴き声が~There's Something in the Garden(動物の絵探しゲーム)、イースターの食べ物Hot Cross Bunsをお母さんといっしょに、果物が食べたくなってFruit Song
 好きな果物は何かな?だったのですが、私が“What do you like?”とある小学1年生に尋ねると、元気よく“I like ○○.”と自分の名前○○を元気に言っていたので、自分が好きって大きな声で言えてすばらしいなぁと感じました。たくさん食べて、ふと空をみるとBalloon!
Drink Timeで休憩すると、丁度「お腹が空いた~」と子どもの声。そこで「とってもお腹がすいたあおむしのお話」。今年は、小中大の3段階であおむしが成長。読み聞かせの後にテーマ活動。みんな必死で食べ物を食べるけれども“Still hungry!”声に出している子が多くてGood!「ぜ~んぶ食べたよ!」と報告に来る子も。気分はVery Fat Caterpillarに!
今年は新聞紙のさなぎをやめて、お母様方に手で囲ってもらいました。ある小学生に1つのCocoonの中に9人も子どもがいる!と指摘されてしまいましたが、お母様方がさっと大きなCocoonをつくって下さったので、暗い中でじっと10数えて、さなぎの中の気分になれました。その後でぱぁ~と皆、思いっきり笑顔で飛び出していきました。
私としては、子ども達みんな、こうしてどんどん大きくなって、いつか親の元を元気よく巣立って広い世界へ羽ばたく、そんな気持ちで物語を読みました。
おしまいはEgg Hunting。あるお母様に卵を隠してもらっている間にHead & Shoulders♪。Okの合図で、子ども達は桜の木々の方へといっせいに走っていきました。木の下や幹から卵を探し出しました。殻の中には、Easterグミ。Good-bye♪の後は、一人ずつ、ABCも付いたはらぺこあおむしシールをプレゼント。卵の殻に貼ったり、アルバムに貼ったり、好きな物に貼って、少しでも今日のことを覚えていてもらえれば~。その後のLunch Timeは、お外で気持ちよさそうでしたね。
お母様からいただいたメッセージ。
「今日はお天気にも恵まれ楽しかったです。・・・・久々につり橋のほうへ行ったら、○○も○○君もがらがらどんになりきって、橋を渡った向こうで草をもぐもぐたべるふりしてました^^」
こんなメッセージをいただくと嬉しいですね。
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20日、日比谷公会堂で、約2000全席を埋め尽くす「ラボ国際交流のつどい」が開かれました。今年、国際交流へ参加する首都圏約350名の子ども達が、これからホームスティへと旅立つにあたり、一人一人英語で決意表明を致しました。全国では、約1000名近くが今年国際交流へ参加します。
ラボ国際交流センター会長 佐々木氏(学習院大学教授、元東京大学総長)より、「何かを一生懸命やることによって、自分が分かる。家族から離れ、自分は何ができるのか、自分を豊かにして帰ってきて下さい」という挨拶がありました。本当に「自分を知る」絶好のチャンスでもあり、10代で体験できることの意義をあらためて感じました。
今年は、各国大使館の方々から、ブルガリアへスティされたアメリカ大使館の方など、ご自分の実体験を披露される方が多く、子ども達も、非常に興味深く感じたことと思います。
ホームスティの意義は、単に英語力を磨くだけではなく、真のコミュニケーション力を培うこと、自分を知ること、日本を知ること。。。その意義は、本当に大きく、一言では語れません。子ども達のことばにも、“I would like to make many friends!”“Never give up!”“Try to keep smile!”“I'll enjoy the different culture.”など、交流を楽しもうという積極的な意思表示が多く語れていました。
今回、移籍していらっしゃったNarumiさんも、やや長いスピーチをされて、非常に頼もしく感じました。
激励テーマ活動として英語・日本語で発表された石井パーティの『ハメルンの笛ふき』では、心をこめた「ことば」の持つ力を強く実感することができ、非常に力づけられる思いがしました。
昨年の参加者からは、大画面写真を背景に、失敗したことで分かったことなど、多くの貴重な体験が語られました。チマチョゴリを着て韓国交流を報告した小学校5年生の方も、しっかり自分の体験を語り立派でした。皆、体験を語る「ことば」には、自信と力がみなぎっていました。
今回、いっしょに見に行ったメンバーも、来年、その後と、決意をあらたにしたようです。是非、多くの子ども達が、ホームスティのチャンスに恵まれることを願っています!
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先日、ふと高2の長男が、「(海外の人と)英語を話すのは楽しんだよなぁ!」と。今は、受験英語に立ち向かいつつありますが、受験のためではない英語の真の楽しさを知っていて良かったと感じています。
卑近な例で申し訳ないのですが、長男の場合、特に最初からテーマ活動が大好きだった訳でもなく、目覚めたのは中学生頃。発表会で私以外のテュ-タ-に褒めてもらったことがきっかけ。小さい頃は、奥手で、公園の砂場遊びでも、何度、私は背中を押したくなるような思いにかられたことか。とにかくマイペース。しかし、ラボの国際交流に参加してから、「交流」に自信を持ち始め、積極性が出てきました。学校で姉妹校のカナダ人の受入れ先がないと聞くと、なんとか自分の家で受入れられないかと、家族に掛け合うほど、交流が好きな子に。弁論大会などが好きで、大勢の人達の前で話すこともいとわなくなったのは、ラボで培った交流経験と度胸かと。また物語から「ことば」の獲得も。先日、あることを尋ねると、“I know nothing about it.”(『アリス』ハートのジャックのイントネーションで)と照れずにすんなり言っておりました。
昨年、全く日本語の話せない同年代の子のホストとなり、仲良く一緒に原宿や秋葉原などへ出かけていっていました。お店の人からは、長男が「ペラペラ」で通訳と間違えられたと言っていました。まだ高校生ですから、決して世にいう「ペラペラ」の域ではありませんが、発音が比較的良いことと、積極的に話している様子が、そのように受け止められたのでしょう。きっと大学生、社会人になれば、積極的に話しかけて英会話力はさらに上達していくのではないかと、親バカではありますが、予感させてくれます。
ラボは、歌や詩、物語を通して世界の文化に接し、登場人物と出会い、豊かな想像力を身につけ、キャンプや国際交流を通して、積極的に仲間と交流できる力をつけられると思います。中でも、中高生時代のホームスティ経験は、自分を知ること、日本を外から眺めること、コミュニケーションの手段としての英語を使う貴重な体験となります。ただし、いきなり海外へ行けばいいというものでもありません。ふだんからCDをよく聴くこと、たくさんの「ことば」に出会っていること、想像力があること、仲間と協力できること、自分の意見をもつこと、国内のキャンプで友達をつくれることなどが下地にあって初めてホームスティ体験が生きてきます。
子ども達は、皆それぞれ異なります。誰がどのタイミングでどんなことから大きく成長していくのかは分かりません。ふだんのグループ活動、発表会、キャンプ、国際交流(ホームスティ、ホスト体験等)、シニア体験、留学など、いろいろなチャンスがあります。
ラボの門をくぐった子ども達全員に願っていることは、「英語を話し交流することが楽しい」と思えること。いろいろな国の人と話してみよう!友達になろう!と思えること。楽しいと思えれば、既に世に言う「ペラペラ」の基はできたも同然。
子ども達が、将来、自分の力で大きく羽ばたいて行けるように、目先にこだわらずに、じっくり育てていくことが大切だと感じております。
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学習指導要領の改訂に伴い、「総合学習」が削減される方向となりました。確かに、ここ10年、良き書きそろばん、知識は、学校外へ頼る傾向が強まったように感じます。しかし、未来を担う子ども達に必要なことは、正しい知識と基礎学力の上にたつ、未来を「想像する力」だと強く感じています。
人に指示されたことは、きちんとできる。基礎学力もある。しかし、これだけでは、未来をつくっていくことはできません。
先日、高学年活動発表会を終え、実質2ヶ月間、子ども達の活動を見守ってきました。7つのパーティから小5以上~大学生、25名が集まり『スーホの白い馬』を英語、日本語で発表。毎回、何をどう表現するか、真剣に議論し、楽しく体を動かしてきました。子ども達全員の感じる力、想像力、表現力が、発揮される場でした。もちろんモンゴルの資料、物語の成り立ちなど、基礎知識を得た上でのことですが、毎回、ふだんはあまり使わないであろう考える力、想像力、イメージ力など、頭をフル稼働させる活動でした。
また高校生達には、年齢の異なる仲間から出された意見を、いかに分類し、まとめ集約するか、非常に高い能力が求められました。単にまとめるだけではなく、珍しく発言した仲間への配慮など、きめ細かな統括力が求められました。もちろん高校生達も、最初からできていたわけではなく、4月の当初はぎこちなく、周りも見えていませんでした。この1年間の活動を通し、さらに今回の発表会へ向けて、力が大きく伸びました。こうした力を養われる機会は、なかなか無いのではないか。こうした力こそ、これからの社会で役立つ力ではないかと、強く感じました。
ご父母の方々へは、いつも発表の結果をお見せすることしかできませんが、そのプロセスがいかに大切か、いかにその過程で子ども達が育つか、高い能力が求められるか、ご推測いただければと思っています。
最近の入学試験も、知識でしか学力を測れないジレンマから、推薦など、数時間の試験では計れない力をみようとする傾向が強まっています。こうした想像力、社会力を身につけ、「生きる力」の1つを身につけていくことが、将来を担う子ども達に必要不可欠なことだと感じています。
またこうした想像力を鍛えることで、他の脳の力も増すと聞いたことがあります。真に賢い子に育てるためにも、こうした考える力を深く耕すことが、大切だと感じております。
このようなスタンスに立ち、現在は、4月の発表会へ向け、各クラスの子ども達の活動を見守っています。ご理解、ご協力をお願い致します。
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プレイルームクラスで、パンケーキパーティを開きました。みんな名Bakersでした!
♪Milk in the batter ! Milk in the batter !
♪Stir it! Scrape it!
♪Make it! Bake it!
♪We bake cake! And nothing's the matter!
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この物語は、センダックが、子どもの成長を、子どもの視点から描いた作品として高く評価されているそうです。この物語について、センダックに詳しい渡辺尚代テュ-タ-にうかがったお話に私なりの感想、またプレイルームで取り組んだ様子などを加えてご報告します。
ミッキーは、小さなベッドから、少しずつ成長し、ある日、とうとう決心をして、まよなかのだいどころをのぞきにいきます。いつも朝になるとできあがっているケーキ、不思議だなぁと感じている子どもの心が出発になっているそうです。はだかになるのは、なんのしがらみもない、素の自分の心の奥底の世界へと飛んでいっているからだそうです。その真夜中の未知の世界では、台所は、子どもの目線で、まるでビルのようになっていて、気がついたら、自分がケーキの中に。大人のコックさん達は、子どもの存在に気づかずに、ひたすらケーキ作り。そのまま焼いてしまいます。ミッキーは、さらに勇気を出して、ぼくは、ミルクじゃないよ!ミッキーだよ!と声に出します。そして自分の力で、飛行機を作り、自分で操縦し、大きなミルク瓶のところへ向かいます。そして今まで、見たこともなかった高い空へと飛び、上からいろいろなものを眺めます。ラベルのない大きなミルクのびんは、お母さんを象徴しているそうです。その大きなミルクの瓶の中へ、お母さんの愛情たっぷりのミルクを、パンの生地の中に注いで大活躍。勇気を出したおかげで、大満足もでき、ミッキーは、夜明けの象徴Cock a doodle doo!と叫びます。そして自分への旅を終え、また自分のベッドへと帰っていきます。もう分かったよ。毎朝ケーキが食べられる訳。子どもが未知の世界へと旅する勇気と気持ちを見事に描ききり、子ども達の心を安心させ満足させてくれる絵本だと感じています。
プレイルームクラスで取り上げてみました。
ある2歳の男の子は、立ったまま、絵本に釘付け。英日、英語だけと二回じっくりと聞きました。こんなに一生懸命、絵本をみたことがないわ!とお母様もびっくり。お話が終わると、「ミルク、ぶくぶく」とつぶやいていました。ミルクの中へ入っていくシーンがとても印象に残った様子でした。
もう一つのプレイルームクラスでは、CDを聴いた後に、動いてみました。事前に、I'm a little teapot♪をして、My cupを各自持っていたので、それと毛布とシーツと二種類用意し、スタート。毛布から始まって、別のシーツの中へ。コックさん扮するママ達が、子ども達を混ぜこねます。私もSugarやFlourを入れて、シーツで包んでケーキのできあがり。と、中から、子ども達が顔を出します。実際には、1名と弟の赤ちゃんしか中に残りませんでしたが。。今度は、お母さんで飛行機を作ります。たたいたり、こねたり、自分のお母さんの手をのばして完成!お母さんの背中に乗って、Mickey Wayへ!私がMilk!とさけびながら、それぞれのCupを子ども達に渡します。ミルクの中は、お母さんの手の中で上下。お母さんに上って、ミルクを高いところから、下のシーツへ注ぎます。Cock a doodle doo!と叫んで、ママのお膝すべりだいをおりて、毛布の中へ。ぬくぬく。。。
絵本を見ていたある3歳の男の子が「最後と最初の丸が、いっしょだねぇ」「ミルクの中でまたはだかになっちゃったね」。3歳の女の子は、「台所」の中でイチゴを見つけ、他の男の子はパンをこねているところが気に入った様子。お話のあとで、ミッキーの顔が中に少しだけすけて見えているケーキ、ミッキー、ミルク、カップなど、おはなしにっきに描かれていました。
センダックが、ディズニーのミッキーが好きだったことで、主人公がミッキーだとうかがいましたが、Mickey、Milk、Mickey Way、など音も楽しく、随所で韻をふんでいることばが心地よく聞こえてきます。
「もう一回!」という声も聞かれるほど、子ども達も楽しめた様子でした。もちろん同じセンダックの『ピエールとライオン』も小学生クラスで好評。センダックさすがです。
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昨年11月に、今年4月の地区発表会は、全体ではまだ取り組んだことのない『ふしぎのくにのアリス』と決め、冬休み中にクイズを考えてくることになった。昨日から始まった各クラスでは、最高24問を考えてきた小2の男の子をはじめ、一人10問が目標だったため各クラスでかなりの数のクイズが出された。特に男の子達がよく聴いていていたことも嬉しく感じた。テニエルの絵本を持参した年長さんの女の子に、これはどこの場面?と質問すると、これはジャックが裁判にかけられたところと応え、裁判という言葉も知っていることに驚く。クラスが終わって、お母様方との雑談で、あるお母様が、サンタさんからのプレゼントがサブダのアリスのしかけ絵本だったというと、「あら、うちもサンタさんからアリスの本をもらったのよ」と笑。サンタさんもラボに協力して下さっていることがまた嬉しくなった。
子ども達は、やはり本物をよく知っている。発表会では、必ずどこかのパーティが発表している定番だが、やはりその理由も明らか。アリスの魅力は、底知れない。
本物という意味では、センダックの『まよなかのだいどころ』も、冬休み中から子どもがその魅力に引き込まれているというお母様方からの報告があちこちから聞かれている。『どんなにきみがすきだかあててごらん』の音楽を担当した野見祐二さんがまた素敵な音楽をつけて下さり、さらに楽しい。『まよなかのだいどころ』については、同地区の渡辺尚代テュ-タ-がセンダックを深く研究されており、その奥の深い世界をうかがった。今日のプレイルームでも初めて聴いた子が絵本にくぎづけとなり、明日のプレイルームでは、どんな反応をみせてくれるのか楽しみになってきた。この物語についてはまた別日に報告させていただきます。
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12月2日、満10年には3ヶ月早かったのですが、パーティ10周年の記念発表会を開きました。こうした行事を開くべきかどうか、迷いもありましたが、お母様方の多大なるご協力を得て、とてもすばらしい会となりました。クリスマス会と兼ねる形にし、グループごとに自分たちの選んだテーマ活動を発表しました。
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司会進行を担当した中学生
第一部 世界の歌、詩を楽しもう!
各グループで、どこの国にするかを決めて楽しんできました。
1.イギリス:プレイルームクラスの2~3歳の子ども達8名が、ナーサリーライム4曲、Twinkle Twinkle♪、Hey diddle diddle♪、Diddle diddle dumpling♪、Baa Baa Black Sheep♪を発表。一生懸命踊っているお子さんもいらっしゃれば、マイクに向かってしっかり歌っていらっしゃるお子さんも。発表会後、お家でもよく歌っていらっしゃるという報告がありました。
2.アメリカ:ハワイのアルファベットの歌、Pi-'A-Pa。 幼児~小1のグループですが、あっという間に覚えてしまいました。Na Hala O Naue♪とどちらがいいか子ども達に選んでもらいました。
3.スペイン:Juguemos en el bosque やはり幼児~小1。ピニョンピルリンも大のお気に入りでしたが、『森であそぼう』は、やはり最後が楽しいですよね。今回は、横一列に並んで発表しましたが、いつもは、オオカミグループと子どもグループに分かれて並び、向き合って楽しんでいます。
4.フランス:Alouette♪ この曲を個人発表会で発表したお子さんがいらして、この曲に決まりました。フランス語の上手なお母様にもみていただいたおかげで、アカペラで美しく発表できましたね。急遽、発表に間に合わなかったお子さんがいらしたのですが、動じずに、その子も分も皆でさっと埋めて、発表できました。夏には、カプシヌ踊りを踊ろう♪、アヴィニヨンの橋の上で♪も披露できた幼児~小2です。
5.韓国:まるくまるく♪ ケグリ♪も大好きでしたが、夏のキャンプで、この曲を歌えるようになったお子さんが二人いらして、幼児~小6の6名で、グランドチェーンもできるようになり、この曲を本当に楽しめるようになりました。円で発表すると顔が見えないからまっすぐに並んでできない?と提案しましたが、それではこの歌の意味がないと却下され、そのまま円状で発表しました(ごもっとも!)。韓国の方にうかがったところ、小学校に入ると必ずこの曲を歌うほど有名な曲だそうです。
6.日本:雨ニモマケズ 学校で日本語を暗唱しているお子さんも多く、日本語は幼児~中学生まで、あっという間に覚えましたね。Strong in the rain~も、In whatever occersまでは、全員で、途中を小中学生クラスが担当。最後の部分をまた全員で言いました。皆、表情がきりりとしていてとてもいいです。
第二部 物語を楽しもう!テーマ活動・素語り発表会
1.『きょうはみんなでくまがりだ』
お天気のいい日に、近くの公園で、草原、泥(天然砂を買い、大きなビニール袋に入れて、公園で水を入れ泥んこに)、森、風を体いっぱいに感じて、テーマ活動に取り組みました。お母様方は、初めての発表で、マイクの前で緊張していらっしゃった一方、2~3歳の子ども達は、堂々と、マイクに向かい、しっかり語れて、本当に驚きました!お母様方のアイデアで、目鼻耳等をつけるとBearが完成するという楽しさもあって、皆、多いに楽しむことができました。「将来が楽しみ!」という感想をたくさんいただきました。

2.『ピーター・パンⅣ話』
幼児~小1の15名で発表しました。ナレーションも皆で割り振り、ほとんどのお子さんが自分の役の英語はもちろん、しっかりとEvening Starの英語も言えていらして、本当によく頑張りました。特にHook役を演じた小1の女の子は、迫力満点で成りきることができ、Peterとの一騎討ちも本当にかっこよく、他のテュ-タ-からもお褒めのことばをいただきました。 よく小1以下だけのメンバーで、発表できたと思います。

3.『はるかぜとぷう』
小1~小6までの6名で発表。「楽しんでいる!感じが伝わってきました」「ライオンの髪が風でゆらゆらゆれる部分を楽しそうに表現していました」「大きな声で言えてさすが!」など感想がありました。いつも仲良しのメンバーですが、韓国語の「まるくまるく」♪でさらにチームワークがよくなり、心を1つにして発表に臨めました。しっかり大きな声でナレーションを語れたり、ことばに気持ちをのせて発表できたり、異年齢でカバーし合いながら、とてもいい発表ができたと思います。

4.『ゆきわたり その2 狐小学校の幻燈会』
幼児~小2までの6名で、物語を多いに楽しむことができました。「キックキックトントンのリズムに笑顔が付いてすばらしかった。」など多数絶賛。英語もCD通りに発音できたと思います。「皆、生き生きと楽しそうにお話の世界に入り込んでいて見ている方がニコニコしてしまいました。」「台詞がはっきりしていました。それにこんなに難しいものを選ぶなんてすごいなぁと思いました。」宮沢賢治の世界を楽しみ、狐や子どもになりきって発表できたことが本当にすばらしかったと思います。

5.『バベルの塔』
小4~中2まで7名で発表。実際に旧約聖書の記述を読みながら、人間の欲、おろかさなどを、皆で話し合ってきました。国際交流を経験した中学生達は、この物語を通して、真のコミュニケーションとは何かを考えてきました。「迫力があった」「貫禄を感じた」「コミュニケーションの大切さをよく表現していました」など。お母様方からもとても良かったという感想を多数いただきました。最後まで、不確かな部分をよく話し合い確認しあっていたことが良かったのでしょう。子ども達の気合いを感じました。

6.『わらじをひろったきつね』英日素語り
4歳で『さんびきのやぎのがらがらどん』(東京支部テーマ活動大会)、5歳で『どろんこハリー』(ラボ40周年ファイナルイベント)に続く一人テーマ活動の発表でした。今回も、一字とも違わずCD通りに表現豊かに発表できました。もちろんお母様がこちらへ入会されてからテュ-タ-になられたこともあり、常にCDが聞こえる環境であったこともありますが、何よりも人一倍頑張る本人の強い意志と努力の結晶です。繰り返し繰り返し数え切れないほどの回数、CDを聴き続けたからこそできた発表です。最後に倒れてしまう演出も最高でした。

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発表会の後には、来賓の方々として、事務局、テュ-タ-方から、心温まるメッセージをたくさんいただくことができました。最後に皆で舞台に立ち「ひとつしかない地球」♪を歌い、写真撮影に入ろうと思っていました。が、急にライトが暗くなり、前へと誘導されて、何事かしら?と思っていましたら、なんと端からテーブルに載ってきれいに飾られたケーキがキャンドルを灯して運ばれてくるではありませんか!え?!こんなことまで用意をして下さったの~!と感動で涙涙となりました。子ども達と皆がHappy Birthday!を歌って下さり、キャンドルを吹き消させていただき、本当に感動と感謝の気持ちでいっぱいの10周年記念発表会を終えることができました。
こうした発表会とサプライズのケーキだけでも、充分だったのですが、今回は、お母様方が本当に力をあわせて、さらなる宝物を用意して下さいました。
★記念品には、今回、お母様が考案して下さったパーティのロゴマークが入ったパステルカラーの素敵なCDケースを。市販のものより枚数が多く入りがっちりとしています。

★パーティTシャツ第二号。今回は、この冬流行の黒で、パーティの卵から“We are youth and joy.We are little birds fresh from the egg.”の文字が飛び出し、10本のキャンドルがアクセントに。バックの首の部分にもロゴマークが。
★子ども達の好きなライブラリー集ともなった立派な文集には、過去の山積みだった写真からお母様が選んで下さり、10年のあゆみをわかりやすく、まとめて下さいました。表紙は、子ども達が一字ずつ書いた文字でできています!
★タペストリーは、HPのトップページを是非、ご覧ください。各物語で子ども達が印象に残った「ことば」のカードを英日で入れられるようにポケットになっています。
★舞台上の横断幕(トップページ)も、今後、周年行事のたびに使えるようにと、数字も変更可能に、飾りも取り外しできるよう、作成して下さいました。
★上記写真撮影はTanaka様より。
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今回のいつもよりはやや緊張したグループ別発表会で、子ども達も飛躍的に成長できました。さらにお母様方のお力で、たくさんの宝物もできました。子ども達も皆、元気に発表でき、こんなに恵まれた良い周年行事を迎えられ、この夜は明け方まで文集など、数々の宝物を眺めながら、頑張った子ども達のことを思い、幸せをかみしめさせていただきました。
「ことばがこどもの未来をつくる」最近、ようやくこのことを実感できるようになってき
ました。私自身、今後も多くを学びつつ、コミュニケーション力に優れた子、英語力の高い子達を育成できるよう、また子ども達が自発的に力を伸ばしせるよう、うまく援助できればと思っています。
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20日にパーティ恒例の「個人発表会」と「子ども祭り」を兼ねたハロウイン・パーティを開きました。今年も子ども達のたくさんの笑顔のを見ることができました。
★第一部の個人発表会の部では、2つのプレイルームクラスの発表とは別に28名の子ども達が、素語り、自分の好きな物語の一節、歌など、ひとりずつ発表しました。大勢の人の前で、前を向いてしっかりとした「ことば」で発表し、たくさんの拍手をもらいました。初めて立派に発表できたお子さんが何人もいらして、ご父母はもちろん、私も心から拍手を送りました。
今回で三つ目の素語りに挑戦した年長のHarukaさん。『わらじをひろったきつね』を大きなフサフサのしっぽと耳をドレスにつけて、英日で一字一句違わずに見事に全て発表できました。
小4のRenaさんは、フランス語だけで『こつばめちゅちゅ』を半分まで発表。英語以外の言語の素語りは、パーティとしても初めてでしたが、よく頑張りました。
他にもフランス語の歌Alouette♪を発表したNoemiさん、Mirenaさん。ハワイの歌Pi-A-Pa♪を発表したMisakiさん、Kanaさん。また「雨ニモマケズ」の英語に挑戦したMasaya君。
今年、国際交流に参加した中学生は、写真の発表と、感想を英語でSpeechしました。国際交流への参加は、「一生の宝物」「是非、皆さんもトライして下さい」と伝えていました。
★第二部は、子ども達が、待ちに待ったChildren's Festival!
その前に、「夏の作品、表彰式」(おはなしにっき1冊完成6名、カレンダーの絵17名、アート5名)。次に、お母様方の心のこもったお料理持ち寄りパーティ。お腹もいっぱいになったところで、子ども祭りの準備に。
今年は、子ども達が考えたゲームコーナーが10箇所+プレイルームクラスのFishingコーナー。どれも今、12月の発表へ向けて自分たちが取り組んでいる物語から考えられたゲーム。
全体の様子は、
①プレイルームクラスは、『ガンピーさんのふなあそび』Fishingコーナー。今年もお魚の中にお菓子が。
②幼児・小学生の合同グループは、『ピーター・パンⅣ話』ゲームコーナー。板わたり体験コーナー、Oceanで1円玉落とし、大砲転がし、登場人物サイコロ、キャビンゲームと5つのゲーム。
③こちらの幼児・小学生のグループは、『ゆきわたり』。きつね小学校の雪投げ大会。
④この小学生グループは、『はるかぜとぷう』のTopuになって風船を運ぼう!と動物の名前を英語で全部言えるかなコーナー。
⑤高学年グループは、『バベルの塔』。様々なことばの混乱の謎を解く「ことバベル」ゲームと塔積み上げゲーム。
各コーナーをまわりながら、キャンディなどを、かばんいっぱいにもらって、楽しく終了。5時間近くかかる会ですが、個人の成長を確認し、物語を楽しみながら縦割りの交流をおおいに楽しみ、親同士の交流も深まる意義のあるイベントとなっています。
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