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BS12(TwellV),サンテレビ,日経CNBCの番組『賢者の選択』と週刊誌「AERA」でラボ教育センター&ラボ・パーティの活動が取り上げられることになりましたので,ご案内します。
取り上げられるのは,『賢者の選択』という番組のなかの「ビジネスLAB」という4分半ほどのコーナーです。以下のURLより過去の同コーナーをご覧いただけます。
http://kenja.jp/lab/
内容は,社長インタビュー,ラボ・パーティの活動の様子(パーティを取材し,来日した北米ユースとラボっ子が『西遊記』にとりくむ様子などを撮影),制作・広報局長インタビューです。
放映予定は以下のとおりです。
(番組の後半で取り上げられる予定です)
8月16日(日)TwellV(BS12) 16:00~16:55
8月17日(月)サンテレビ(関西地上波) 22:00~22:55
8月23日(日)日経CNBC 12:00~12:55
また,週刊誌AERAの8月10日(月)発売号にも,上記の社長インタビューが,番組「賢者の選択」のタイアップ企画で掲載されます。
(上記、ラボHPより)
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16日放映を見ました。ラボの特徴が、コンパクトにまとめられ、子ども達のインタビューもとても良かったです。
可能な方は、ご覧下さい!
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ラボが生み出した「テーマ活動」の教育力を、もっと積極的に外へ発信できないものか。先日、大学母校の同窓会があり、教授、校長、教員、教育委員会、文科省研究官・・・と各教育界で活躍真っ最中の同期生達の話を聞きながら、「テーマ活動」の教育力を、端的に伝える術がなく、もどかしい思いをしました。もしかするとラボに通う高学年の子ども達も、友達にラボのことを伝える際、同じようなもどかしさを感じているのかもしれないと、あらためて気づきました。ここで、あらためてラボの「テーマ活動」の教育力について発信できればと思います。
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ラボ・パーティは、「ことばがこどもの未来をつくる」を合い言葉に、1966年(来年50周年)春に発足しました。「テーマ活動」という、グループの仲間とともに物語をことば(英語などの外国語と日本語)と身体で表現する教育プログラムを中心に据え、母語である日本語を大切に、子どもたちの英語(外国語)の力、想像する力、表現する力、コミュニケーションする力を育てています。
その特徴は、「物語」と「子どもどうしの対話、交流」を学びの柱にしたところにあります。ラボ・パーティの子どもたちは、世界の物語(神話、ファンタジー、戯曲などから厳選)を英語(外国語)と日本語で語られるCDで聴き、ラボ・テュ-タ-(指導者)のもとに週1回集まり、仲間と共に活動しています。
(中略)
「パーティ」という呼称も、ラボの特徴を表しています。年齢も経験も性別も違う個性ある子どもたちが、それぞれ物語について自分が感じたことをだしあい、仲間と共有します。5歳の子が物語の本質を捉えていることに中学生や高校生が驚かされることがあります。年少の子どもたちにとっても、憧れのお兄さん、お姉さんに認められ、ともに活動できることは大きな喜びになり、自信となります。
(中略)
私たちは、英語(外国語)教育を実践するにあたり「ことばは人間の心の表現である」という考えを原点としたいと考えました。従来の外国語教育では、知識を覚えることはできても、心の表現としてのことばを子どもたちが獲得することは困難です。そこで私たちは、母語習得と同一にはできませんが、それと相似した外国語習得システムをつくることができるのではないかと考え、「ラボ・ライブラリー」の制作と、それをもとに行われる「テーマ活動」の創出によって、大きな一歩を踏み出すことになりました。
(中略)【ライブラリーの質の高さは、ラボ・パーティのホームページで閲覧、試聴できます】
子どもがライブラリーを継続的に聴くのは、作品の魅力だけではなく、パーティの仲間と刺激しあっているからです。物語のテーマや登場人物の魅力、ふしぎに思うことなどについて、テュ-タ-や仲間とやりとりをし、互いに影響し合っているからです。
ライブラリーをよく聴くこと、その音声を同じように発してみることはテーマ活動の出発点でもあり、ラボ活動の全過程を通じて行われる基本的な活動なのです。
テーマ活動は英語(外国語)と日本語の二言語対応方式で取り組まれることが多いのが特徴です。母語である日本語と対比して聴くことで外国語の特徴と魅力に出会うことができ、外国語に触れることで日本語の特徴と魅力にあらためて気づくという作用もあります。二言語で物語を味わいながら活動した後、英語(外国語)だけでテーマ活動を行うこともあります。
言語習得に即していえば、子どもは、好きな物語を黙って聴く過程を経て、テーマ活動のなかでいえるところを心を込めて語るようになります。高学年になれば長い語りも堂々と語れるようになります。子どもはこのように成長し、現実体験を重ねるにつれて、海外ホームスティ先などのさまざまな場で、必要な言語運用能力を発揮していくのです。
(中略)
今日、子どもたちは国際化と情報化が進展するなかで、直接体験から生まれる発見と感動が希薄となっているようです。また傷つくことを恐れるあまり、多様な人間関係のるつぼに身を置くことをきらって、自己確立を避けているかに見えます。こうしたなかで、ラボ教育プログラムは、「物語」と「仲間との対話と交流」をその柱におき、考える力や想像する力、表現する力などを含む、広い意味でのことばの力を育てています。
私たちは、「よい物語に触れること」「異年齢での活動」「異文化交流の体験」を通し、子ども一人ひとりが本来秘めているエネルギーを触発することで、その計り知れない可能性を伸ばしていきたいと願っています。
(ラボ教育センター発行『佐藤学、内田伸子、大津由紀雄が語ることばの学び、英語の学び』より)
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上記のほかにも、「テーマ活動」の教育力には、自分の立ち位置を自分で決める、意思決定を促す教育効果もあると、感じています。
長くなりましたが、百聞は一見にしかずで、発表を見ていただくことが一番だと思います。
さらに、楽しい「テーマ活動」を思いっきり体験したあと、自然と、英語(外国語)を読みたくなったり、書きたくなったりしていく年代があります。この読み・書きを通して、子どもたちの言語習得体験が、より定着していくと、感じています。
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初夏のファミリーキャンプへ、昨年に引き続きご家族でご参加されたT君(4歳)のお母様が、お写真を模造紙に貼ってレポートを作成して下さいました!

1日目:「初日のロッジ活動では、名刺交換、自己紹介、テーマ活動・Song Birds みんなニックネームで呼び合うよ」「食事の準備や片付けを積極的に楽しんで!」・・・
2日目:大自然の中でのテーマ活動は大人も子どももとっても楽しい」・・・「満開の桜の下でみんなで食べるラボ汁はとっても美味しいね」「~自由時間~ 大人はハイロープ、小学生はローエレメンツに参加できます。幼児はお昼寝したり大自然を散策したり・・・」そしてキャンプファイヤー!
3日目:「昨年同じロッジでお友達になったお姉ちゃんと再会!今回のキャンプ直前「シマシマの服で~お姉ちゃん来るかな?」と言っていたT君。当時3歳だったにも関わらずしっかりと覚えていらしたそうです。そのお姉ちゃんに再会できて、どんなに嬉しかったことでしょう!
お写真の中のT君ののびのびとした様子に、本当にご参加されて良かったなぁと感じました!是非、幼児~小学校低学年のラボっこ達にお勧めです!
しっかりと準備をし実行して下さったコーチやシニアの皆さんに、この場を借りて感謝致します!
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4月19日東京中央地区発表会へ向けて、日本最古の歴史書『古事記』より『国生み』に、主に小学生以上のメンバー約50名で取り組み、英語と日本語で発表しました。ラボは、英語教室でありながら、こうした歴史書にも触れ味わうことができる場でもあります。河合隼雄も、世界の人々とつき合う上において、「日本のみ相当に異なる物語をもつという事実は、しっかりと認識しておいた方がよい」(『神話と日本人の心』)と述べ、日本人の深層心理の原点が神話にあると解いています。子ども達にとって、今は面白い「物語」との出会いだったかもしれませんが、いつか日本人の代表として活躍する時に、「異文化を理解する拠り所」になるかもしれないと感じています。
昨年暮れに、中高大生が企画し実施した「日本の神話」合宿に始まり、未知の世界を子ども達といっしょに探ってきました。真っ暗な宇宙空間に少しずつ「想い」を浮き上がらせて、少しずつ形になっていく世界を、心をひとつにして表すという、これまでのテーマ活動とは大きく異なる壮大なチャレンジでした。
子ども達の「疑問、気づき、想像、発見、ことば、絵」は、模造紙7枚の上にたくさんの紙が貼られ、どの言葉も宝物となりました。(下記は2月時点。この後さらに増えます)、
   
自由に意見を出し合って熱く議論している様は、ラボルームが、物語と言葉(日本語、英語)の松下村塾のように化したかと感じたこともありました。
ただラボの場合は、十分に言葉と想像力を耕し、ひとりひとりの思いを大切にすることはできても、これを、見ている人に伝わる『国生み』の世界へと創り上げていくことも一つの目標であり、その過程は、試行錯誤の連続でした。作ろうと思えばいろいろできてしまう「形」を、作っては、「違う」「おかしい」「どうしよう」・・・その過程を経て、最後はシンプルに「ひとりひとりの気持ち」で表すというところに落ち着いていきました。
プログラムのテーマのコメント「・・・光があれば、闇があるように、何かが生まれるということは、必ずそこに物語がある。テーマ活動の原点に挑戦します」という文を表した大学生の言葉通り、まさしく「原点」に挑戦できたのではないかと感じました。この体験は、子ども達にも貴重なものとなり、私自身、多くを学ぶことができました。

発表の過程で、嬉しかったことは、たくさんあります。
★見えないものを体で表すことが初めての経験かと思われる入会して1年未満の小学生の男の子達が、当初、まったく動くことができなかったのですが、蛭子の「ぶよぶよ」になってみたあたりから、どんどん溶けて、気持ちよさそうに漂い始めたこと。←こういう感性で動く体験が、今の子ども達には必要と感じています!
★イザナキ、イザナミに、積極的にチャレンジした小学生達。役が決まる前から語っていた好きな言葉を、舞台の上で堂々と語れたこと。
★発表会前に『国生み』ってどんな話だろうと、あらためて投げかけた時に、小4の男の子が「感動...日本がこうやって生まれたっていう感動」と語ってくれたこと。さらにある大学生は、世界は「たくましい心とやさしい気持」でできあがっている、自分の中にも、この二つがあり、この両面で物事を見ていかなければいけないと自分に引き寄せて物語と出会ってくれたこと。
★新小1の子も、役ではないが、イザナミの英語の台詞を覚えてしまって、舞台上で『国生み』の世界を思いっきり楽しめていたこと。
その他、子ども達ひとりひとりにも、物語があり、感動しました。。。

まだ回収中ですが、発表した子ども達の感想文と印象に残った言葉を一部、ご紹介します。
・「わたしがいいと思ったセリフは、二つあります。一つ目は、一番最後のセリフの『遠い遠い昔、自分たちの国が、こんなふうにしてできたと語り伝えている人々があった』のところで、このセリフを作った人が、あなたたちの国がこんなふうにして、できたんだよと語り伝えている人たちがとっても、とってもすごかったので、見習いたい気持ちと、すごいという気持ちをいつか伝えて、私が大きくなっても、こんな言葉をいとう先生やラボのみんな、家族に、ぜひぜひ教えてあげられたら、とっても、とっても嬉しいので、その日がくるまで、とってもとっても楽しみです。・・・」(小2)
・「今回のお話は、今まで発表した話よりも、難しい作品で、表現するのも、難しかったです。がらんどうという何もない空間から、自然、ゆたかな大地をつくったイザナキ、イザナミはすごいなとあらためて思いました。だからイザナキ、イザナミたちのことを忘れずに過ごしていきたい。・・・(会場の)感想文に『国生みの話がよくわかった』などが書いてあり、観客にも伝わったので嬉しかったです!」印象に残った英文:There was void.The earth did not yet exist./What should we make next?/What indeed is this thing that is lacking?/In the meantime, do wait. You must not come in./But because it was taking so long, he got impatient.(中3)
たしかに、会場の方々には、物語がしっかりと伝わった様子で、「神話に立ち会っているようで感動!」「全員に物語を通して神話が脈々と生きている。英語も本当に質が高く圧倒された。大きい子の中で育っていく小さな子がいい。」「語りにすごく力が入っているなという印象」など、貴重なご感想をたくさんいただくことができました。
子ども達の素晴らしい発表に心より拍手を送りたい気持ちです!まだまだ『国生み』を聞きたい、そんな気持ちになっています。
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アメリカ人の男の子が我が家にスティして2ヶ月。あっという間でした。今回の受入れは、10年前頃に受け入れた3回とは異なり、気持ちの上で非常に楽でした。
彼自身が大人として行動できる子であったということも一因ですが、一番、大きなことは、私自身が、少しは年齢を重ね、自分が今、海外の青年を含む「若者達にできること」は何かを考えるようになったことです。
面白いことに、受入れを通して、一昨年の引率者としてのホームスティ体験がよみがえってくることが何度もありました。今回は、彼には申し訳ないほど、過度に気を遣わず、「家族の一員」として受け入れることが、自然にできたように感じています。
今回の受け入れの一番の理由は、国際交流でこれまでお世話になったラボの子ども達の御礼がしたいことと、もう一つは、休日にアジア各国をバックパックで回っている次男の恩返しをしたいという思いからでした。海外では、身も知らぬ日本の青年を、親切に受け入れてくれる大きな懐があると聞かされていました。それに比べて自分の考え方がいかに小さいかということも感じてきました。
今回、我が家にスティした彼は、本当に日本語を学ぶ意欲が高く、駅の雑踏で耳にした日本語を、その場で記憶し、自分で調べたり、私に尋ねたりしながら、どん欲なまでに日本語を習得していました。そんな彼に、日本人の英語習得について尋ねたところ、「楽しいことが一番でしょ」と即答でした。彼の日本語習得の方法は、日本人と一緒にお茶を飲んだり、遊んだりしながらでした。彼いわく、「日本語を文法から勉強していたら、ここまで話せるようにはなっていなかったと思う」とのこと。
彼が持ち歩くB6版ほどのノートには、調べた日本語の単語がぎっしり「英語」「ひらがな」「漢字」の順で書かれていて、彼は、ひとつひとつの単語を覚える際、「誰がどんな状況でどんな風に言ったか」を強く記憶していました。特に状況についてはメモしていませんが、夜遅くまで、ノートを見返しながら勉強をしているようでした。状況と一緒に覚えるということでは、ラボの物語に出てくる英語を覚える方法も、非常に似ていると感じました。文法からではなく、聞こえた文章、使われている状況から丸ごと自分のものにしていく彼の学習方法は、すぐに実用に結びつく言語習得方法でした。
時々、頼まれては、私が彼のノートの単語を言って、その単語を使った文を彼が状況を思い出しながら言ってみるということをしました。彼に日本語の言い回し方を尋ねられては、どうしてそのように言うのか、文法的にも説明が難しい場合が多々ありました。また「外国語習得は、単語が大事」とも言っていました。とにかく彼は日本語の語彙を難易にかかわらず、一語でも多く習得する努力をしていました。ラボの子ども達にも、ライブラリーに出てきた単語は、難易に関わらず、自分のものにしていってもらいたいと感じています。
彼の本当のところの居心地はどうだったのか分かりませんが、こちらとしては、十分に楽しく、様々なことを学べる機会となりました。今回、こうしたチャンスを得られたことに感謝しています。
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ラボは、英語教室ですが、単に英語を教えるところではありません。「ことば」への気づきを大切にしながら、子ども達が「ことば」を大切に感じて、イメージを広げられるように、「ことば」の根っこを育てているところです。バイリンガルの理論的基礎を築いたとされるJim Cumminsが、母語と第二言語(外国語学習を含む)には、共通の基盤がある(The Iceberg Analogy)というModelで説明しています。
ということで、ラボの教室では、子ども達が自分で調べてきた「ことば」(日本語)を発表している時もあります。「ことば」に敏感になり、知ることが、他の言語をも吸収できる土壌をつくっていると実感しているからです。
中学生以上で、「ことば」に関心をもちながら育ってきた子ども達は、初めて英文法を学び始めると、これまで耳で聞いたり、書いたりして、なんとなく把握していた内容が、すっと整理されるようで、ものすごい勢いで理解し、英語も意欲的に話すことができています。他にもラボのホームスティでホストファミリーが、スペイン系だった子は、そこでスペイン語を耳から習得できる力もついていました。
「ことば」を大切にすることで、なんて豊かな将来性のある言語獲得の土壌ができているのだろうと感じています。
今年は、「日本を語れる人に」をいつもの年より念頭においています。オリンピック開催が決まってからでしょうか、メディアでも「日本」を意識する番組が増えているように感じます。
今週の各小学生クラスでは、年末年始の日本らしい習慣や遊びなどをあげてもらいました。たくさんの「日本の習慣」が出ました。面白いところでは、年末大掃除、祖父母宅へ行くことをあげた子もいて、たしかにこれも日本文化だと気づかされました。朝、七草粥を食べてきた子がいれば、七草の名前を写真付きで調べてきた子もいました。七草も、調べた子の報告では、日本独自という訳ではなく、中国の影響も受けているとのこと。
年賀状で七福神クイズを出したこともあり、各クラス、誰か一人は「七福神」を調べてきてくれたので、誰が唯一の日本生まれの神様か、誰が実在した人がモデルになっているかまで分かりました。
物語も、日本人のルーツをたどるべく古事記の『国生み』に取り組み始めました。年末に「日本の神話」合宿をしたこともあり、ほとんどの子ども達が、冬休み中にCDをよく聞いていました。
小3の子が「残酷だ!生んで死んじゃったから」と言えば、小2の子が「生んで死んで生んで死んでの繰り返し・・・一番最初のはじまりは、ご先祖。」(他の子が途中、「猿だよ!」というのもおもかいなく)「命が手紙のように渡されている。命をいただく。・・・」と思いついたことを話し始めました。私が、再度、最初の始まりはどんな風だったと思う?と尋ねると、「ご先祖がひとり生まれた。ご先祖は星のかたまり」と、そのイメージを黄色のマジックで描いてくれました。
他にも地下の国のイメージをシェアしていたら、「音」に関することまで、イメージしている子もいて、新年初日のクラスから子ども達の感性には驚かされました。
一方、早くも(このライブラリーは、イザナキとイザナミ以外)ナレーションばかりで、(発表会は)どうするの?というつぶやきもあり。
本当に、どうしましょう?みんなで考えてね!というのが今年のスタートとなりました。
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今年も、年に一度の個人発表会&ハロウインパーティが終わりました。2歳の子から大学生まで、ひとりひとりがマイクの前に立ち、今、もてる力を発揮しました。今年は、スピーチの人数が増え、中高大生15名が語りました。内9名が今年の自分の国際交流を振り返り、聞いていたお父様方も素晴らしい!とつぶやくほど、現地で自分が乗り越えてきた様子、達成感を語っていました。「本当の自由とは、自分で考え行動すること」「積極的に話しかけることの大切さ」について語ってくれたメンバーの言葉は、これから国際交流に出発する子達へ向けても貴重なメッセージとなりました。
国際交流に参加しなかった中学生達は、自分が魂を入れている剣道、野球、登山といった部活動について英語で説明し、今の自分の思いを語ることができました。しっかり英文を自分のものにして、伝えようという気持ちで語れたことが本当に立派でした。
急遽決めたという男子大学生ひとりひとりのパフォーマンスも、素晴らしい内容でした。チャーリー・チャップリンの史上最高のスピーチと言われる『独裁者』の後半を語ってくれた大学生べべ。国際交流で日本人が間違えやすい“Sorry”について語ったがんちゃん、『ひとうちななつ』の最初の部分、ひとりテーマ活動で見せてくれたマッシュ。後輩達に与えた影響はどれほど大きいことかと思います。
間には、高大生でPolly Wolly ♪をギター演奏で歌ってくれたり、中学生が現地のホストと一緒に歌ったという歌を独唱してくれたり、なごやかな雰囲気もありました。
素語りを見て下さったお父様より、小さい頃に覚えた英語は忘れないもので、とてもいいとご感想をいただきました。保護者の皆様よりも、今年は特に、みんな素晴らしかったというご感想をたくさんいただきました。例えば、ひとつのお話を全部語ったというところでみますと、小5で“It's a Funny Funny Day”英語のみ全話、小3で“Harry the Dirty Dog”英語のみ全話、小1で“In the Night Kitchen”英語のみ全話、小4で“Inch by Inch”英日全話を完成した子達がいました。また小3と年長さんの姉妹で、自分達で動きを考え“We are going on a Bear Hunt”全話を語った姿は、会場を楽しませてもくれました。他にも、“Frog and Toad Are Friends”をあと少しで終わるところまで頑張った子達、“The Wonderful Wuffs”を長く語った子達など、自分の可能性にチャレンジできました。3歳でA was an Applepieを最後まで唱えることができた子もいました。どの子も、聞こえた英語でナチュラルに語ることができました。皆、達成感がもてたと思います。
子ども達に印象に残った発表を尋ねたところ、少し涙になりながら、一生懸命に語った子をあげていました。「ぼくだったらできない」と感心していました。しっかりと逃げずに自分と向き合った子達は本当に立派でした。一方、今回は、パスしてしまったけれども、仲間の発表をしっかり見て、次回、がんばると約束してくれた子達もいました。
中には琉行歌Let it go♪を英語で歌いあげた年長さんもいらして、拍手喝采でした。
一方、ハロウインパーティなので、仮装大会やゲームコーナー巡りもあり、今年も子ども達はとっても楽しそうでした!
各コーナーのお写真は、こちら。

▲Rum Pum Pum コーナー:Black Birdボールで王様や家来達を倒します

▲How, Hippo! コーナー:お母様方がワニたたきゲームを作ってくれました!

▲Frog and Toad Are Friends コーナー:ボタンを探せゲーム、Shooting Game

▲Fishing コーナー

▲In the Night Kitchen コーナー:絵合わせゲーム!

▲Wonderful WuffsⅡコーナー:Wuff家Mazeと Throwing bread ゲーム

▲Drompa Arrives:Qちゃんを飛ばして、屋根の上のKaminari親父を助けるゲーム

▲Romeo and Julietコーナー:RomeoとJulietのHaunted House
中高大生メンバー13名とアメリカ人ゲストで、中の様子は内緒・・・

Happy Halloween!
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遅ればせながら夏の発表会と壮行会の報告です。今年は、中学生8名がアメリカ・カナダでホーム・スティ中。夏の発表会も、各クラス趣向をこらして、楽しく充実し、ホームスティへ出発する子ども達も、既に慣れたSpeechで抱負を語り成長を感じました。
今回は、同日、午後に1時間という短い時間でしたが、大学生達による特別企画「国際交流ワークショップ」と「裏企画!座談会!」について報告します。事前に私には、しっかりと企画書の提出があり、「内容と目的・意義」「プログラム構成説明」とタイムテーブルの記載がありました。こちらからは、何も提案していない中、大学生達の自主的な企画です。
1.国際交流ワークショップ
子ども達は、一応小3以上ということで、“Non Verval Communication”、「世界・マッチングゲーム」を楽しむという内容でした。パピプペポしか話せない宇宙人役の大学生が登場するところから始まり、世界の言語、国旗、食物、服装、建物などの特徴から写真のマッチングゲームを得点をグループで競いながら実施し、とても楽しそうでした。他にもネタはいろいろとあるそうですが、今回は、この2つということでした。世界は、本当に広い。言語も、こんなにたくさんあり、食べ物もこれほど異なる。こうしたことをよく実感できるワークショップでした。
2.座談会
一方、この間、保護者へは座談会を開いてくれました。大学生達の魅力から想像以上に、たくさんの保護者の方々がいらして下さり、大学生達も、自分を語ることで、彼らもさらに、前へ一歩踏み出せる機会になったかと思います。
「高校留学」をした大学生によれば、高校に入ったら留学するものだと思っていたそうです。留学をして分かったことは、他の国からの留学生には自分で稼いだお金で留学をしている子もいて、自分がいかに守られていたかに気づいたり、日本人として知っていなければいけない常識、例えば神道と仏教の違いなどが語れず、勉強が足りないかということに気づいたそうです。いつか留学先へ戻って、当時の人たちと会って自分の成長を確かめたいと語ってくれました。
また、もうひとりの大学生が、「ラボと英語」について語ってくれました。ラボで発表をし続ける=英語を話すことで、これだけ英語をやってきたということが自信になっているということ。CDを聞くことで、小学生から英語脳にすることができる。英語は、勉強では差がつかない、Listeningで差がつくとも語っていました。彼は、決してずっとラボが好きだったわけでもなく、途中、部活に専念したこともあったそうです。しかし、中学生の時にホームスティをしたことが自信となり、そこから英語に火がついたとそうです。高校ぐらいからラボに出てくる英語表現を楽しめるようになり、英語は、好きになると、どんどん成績はあがってくるとも、話していました。現在も、意欲的に英語を吸収しつつ、大学のESSサークルのSpeech部門で活躍し、常に力を磨いています。
感心したことは、企画書の内容もさることながら、自分をしっかりと見つめ、これだけ語れていること。一般の大学生と比べて、これは決してあたりまえではありません。一般の大人達とも、しっかりとしたコミュニケーション力がとれるところまで育っていることも立派です。英語を既に手段として使っている大学生達の話は、非常に説得力がありました。
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昨日の午前中、東京は、強風、嵐のような雷雨、黒雲からは、ひょうが降ってくる...という変化の激しい悪天候でした。丁度、午後のクラスは、“Tim Rabbit”1回目。
クラスに来ると、子ども達から、雷の音がすごかったことや、ひょうが降って来てびっくりしたこと...、皆、口々にお話ししてくれました。その様子は、Tim が、お家に帰ってきて一生懸命に、お母さんに説明しているような、そんな雰囲気でした。
Eency Weency Spider♪を歌いながら、お天気カードを回して、遊んだあと、Tim Rabbitのお話に。
外にひとりでいた小さなTimにとっては、どれほどおそろしいものだったかと、みんなで、想像しながら、CDを聞いてきた子達に、お話たどりをしてもらってテーマ活動に。
この日は、幼児3名と、小1が3名でしたので、小1の子達が、風やひょうになって、幼児のTim達におそいかかり、気がつくと家になってお母さん役になるという形で進んでいきました。
お母さん役の小学生達からパンをもらって食べている時の幼児達の安心感、家の中での心地よさが、伝わってきました。
時間切れで、今回は、途中まででしたが、お話日記には、みんな、黒雲からひょうが降ってくる中を必死で走るTimや、お家の中でほっとしているTim。お母さんとTimを描いて、まわりに、たくさんのハートを描いた子など、すっかり世界に入っていました。
久しぶりにとりあげたお話でしたが、あらためて、絵が少なくて良かったと、聞いて想像する楽しさを、子ども達と実感しました。
さらに、今回は、お天気が、物語の世界を大いに盛り上げてくれました。
来週は、どんな展開になるのか、楽しみです!
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初夏のファミリーキャンプへ、3歳から6歳までの5家族、7名が参加されました。是非、他の方々にも、ファミリーキャンプをお勧めしたいと、今日、お母様方が「キャンプ報告」を模造紙にまとめて下さいました!

下記は、お母様方よりいただいたメッセージです。
★「思い切って、未体験の場所に参加する」という、これから子ども達が経験していくことを、一緒に体感できたことは、親として嬉しく、そして楽しかったです!そんな経験ができる親子参加のキャンプに、まだ知らない親子さんが興味を持っていただけたら...と他の参加された方も口にされていました(^^)。宣伝として、模造紙で形にできて満足でした。
★模造紙作りで、黒姫での3日間をみんなで振り返ることができて、とても良かったです。小学生になって、キャンプに子ども達を送り出す前に、親子で黒姫を体験できるよい機会でした。子ども達が、これからキャンプでどんな経験をしていくのか、理解する手がかりになりました。親が黒姫キャンプに参加できるのは、子どもが小さいうちだけなので、プレイルームのご家族には、本当にお勧めです。ラボを理解する第一歩になること間違いなしです!とっても楽しい3日間でした!
★皆が行くならついて行こうかなぁ?と思いギリギリでの申込み...軽い気持ちでの参加でしたが、長女、次女の成長を強く感じられ、母としてもいい体験をさせてあげられて嬉しかったです。長女は、自信がついたのか、学校の担任の先生の話によると積極的に物事に取り組んでいるようで、幼稚園時代とは違う成長を感じました。本当に良い体験をさせてもらったので、まだ行ってない方に体験していただきたいです。
←この長女の方は、3日目に、みんなと別れたくなくて、泣いたそうです。お母様も、お子様がこんなにキャンプが楽しめるとは、思ってもいらっしゃらなくて、驚いたそうです。キャンプ後、ラボでは、より積極的になられて、ひとつひとつに自信をもって行動している様子がよく分かります。
発表会でもそうですが、一つ自信がつくと、その波及効果は絶大で、全てが変わってきますね!本当に不思議です。親が口であれこれ言うよりも、なんと効果的か!これは、子育ての一つの極意だと感じています。(ITO)
★小さい時からこのような機会をいただき感謝しております。息子には、多くの方と関わり、新しい出会いを大切に少しずつ友達の輪を広げて、自立していってほしいと願っています。今は、まだ最年少で周りの方々にお世話になるばかりですが、そんな体験は、きっともう少し息子が成長した時に、今度は自分より年下の子ども達や周りの方々に同じように接することができるのではないか?そうあって欲しいと願っています。
ちなみに、大学生達と会話し、キャンプでの様子を見た主人は、こんな子達が息子の奥さんだったら安心だなぁ~、なんて素敵なシニアさんたちに感心しきりでした。
←こんな感想は、初めて!(笑)
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模造紙には、自分たちで食缶をとりに行く様子、3歳のお子さんも自分で食事を運ぶ様子、みんなの前で「いただきます」の歌を歌う様子、役の絵を頭につけてのテーマ活動、野外でカエルを手にのせたり、ラボ汁を食べたり、小学生以上のローエレメント体験、お父様方がトーチを持つキャンプファイヤー等々...親子の笑顔がいっぱいありました。
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今回のテーマは、『さんびきのこぶた』で、幼児クラスでは、キャンプ前1ヶ月間、十分に楽しみましたので、繰り返しの英語の部分を唱えられる状況で参加しました。3歳のお子さんも、オオカミの英語が言えるほど。。。もちろん帰ってきてからも、テーマ活動を大いに楽しみました!毎回、みんなオオカミに食べられないようにと、大急ぎでカブ畑に行ったり、リンゴ役の子を遠くにころがしたり、ゲームをしているように必死です。何よりも、最後のお鍋に入れて煮てしまうところが、最高に楽しいようです。
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新幹線と一緒に、満面の笑みで写る男の子も印象的でした。誰もが不思議に感じるキャンプマジックを、親子で感じていただけるのは、本当に素敵だなぁとあらためて感じました。たくさんの子ども達が、体験できるといいですね!
シニア、コーチ、事務局スタッフの皆さん、ありがとうございました!
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