幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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 ◆金曜日 Junior High School ~   
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 ラボ・ライブラリー申し込み 2025年11月8日まで
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 子ども達の絵、おはなしにっき & 工作 2007 Summer
 “The Ugly Duckling”
 カレンダーの絵 入選作品
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 シニアメイト
 「ラボ力」 自分の武器・弱点は何か
 世田谷区スピーチコンテスト予選通過
 『スーホの白い馬』東京支部 小学生
 大学生表現活動
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 スタンフォード大学オンライン高校 受講体験
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・ 年間行事
 2~4月 高学年活動発表会 及び 新入生歓迎会
 4月 春合宿、地区発表会
 7~8月 夏のイベント 
 8月 Party Camp
 8月 全国 Summer Camp
 10月 Halloween Party&個人発表会 
 11月 留学生交流会
 12月 Christmas Party
 ★保護者会での話題 LABO Q&A★
 ★10周年記念発表会★
 2011夏のパーティ合宿
 過去の地区発表会テーマ
 国際交流村
 3月~4月Easter Party
 2011~2021 クリスマス発表会
・ 国際交流のご案内
 Craig君のHome Stay
 Arri君のHomestay
 積立金のお申し込みのご案内
 JennyさんのHome Stay
 ★国際交流 既参加者及び参加予定者
 Paulさんといっしょに!
 ★koyo in Canada★
 ★Narumi in USA★
 ◆オレゴンキャンプのご案内
 ★Nonoko in USA★
 ★Maju in USA★
 国際交流 事後活動
 中国交流のお知らせ
 Evan君のHomestay
 受け入れ
 インターンとの交流会
 Jack & Edward from AUS in 2018 winter
Keisuke
保護者の方々へ・・・・・・・よりLABOをご理解いただくために
保護者の方々へ・・・・・・・よりLABOをご理解いただくために [全240件] 121件~130件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
地区恒例の留学生交流会 11月09日 ()
南東京地区の行事である留学生交流会が、8日、総勢80名近くが集まり、今年も盛況に行われました。今年は、14名の留学生(韓国、中国、台湾、インドネシア、モンゴル、キルギス、ジンバブエより)をお迎えすることができました。
Overseas1

日本語を勉強されて間もない方も、流暢な日本語でユーモラスなご紹介をされるシーンもあり、いかに皆さんが語学の猛勉強されているのか、深く感じさせられました。実際には、もっと多くの留学生が参加を希望されていましたが、今年は、受入れ家庭を見つけることが、本当に難しく、この人数となりました。こちらのパーティも、区の行事とぶつかっていたり、既にインターンを受入れていたり、...と諸事情が重なってしまいました。

2回の実行委員会と当日の綿密な打ち合わせで、小5以上の子ども達が中心となり会を企画・運営しました。こうした活動を通し、パーティの枠を超えて、お友達もでき、子ども達は自分で世界をひろげています。

プログラムは、一緒に、ソングバードを歌い、各国紹介、日本文化紹介をし、グループになって、文化の違いについて、ディスカッションをする機会ももちました。受入れ家庭は、ご家族で参加され、お父様方もグループに入り、楽しんでいただけた様子です。また以前、テュ-タ-でいらした天野さんも参加され、今回、おふたりの留学生を受入れて下さり、懐かしい思いと感謝の気持ちでいっぱいになりました。その中から一部ですが、写真付きでご紹介します。

★各国紹介

  ジンバブエは、どこにあるかご存じですか?私も初めて知りました。日本語がとても上手で、ユーモラスで楽しい方でした。国旗の色の説明から、その国の歴史が感じられました。「ありがとう」は、「マジイタ」など外国の言葉は面白いですね。
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 インドネシアは、いくつの島からできている国かご存じですか?「象」「人」「蟻」を指で示す「スーウェ」というジャンケンを教えてもらいました。日本での「多い勝ち」に似た「ホンピンパ」も教えてもらいましたが、インドネシアでは「少ない勝ち」でした。
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 キルギスという国も、ご存じでしょうか?

 モンゴルの方は、遊牧民の生活をご紹介して下さいました。

 中国、韓国、台湾など、本当に身近な国であることを、子ども達も肌で感じることができました。
 
★日本文化紹介

我々テュ-タ-達も手分けをして、お茶や和紙初めなどを紹介致しました。いつもその和紙をノートに貼って、最後にプレゼントし、たいへん喜ばれています。
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  Japan
  
  Renaさんも、学校で遊んだことがあるという、将棋を使った遊びを提案し、留学生達に紹介しました。
Japan2
 
  他に、貝合わせ、缶ぽっくり、駒、プリクラなどのコーナーもあり、子ども達が自分たちで日本文化を紹介することができました。
 
  会を開くまでは、受入れ家庭を探し、様々な準備でたいへんなこともありますが、実際に開き、留学生達や子ども達、保護者の方々の笑顔を拝見すると、これからも続けるべきだという思いをあらたに致しました。
パーティ名物のハロウインパーティ 1 10月28日 (火)
25日、今年も、①個性が発揮される「個人発表会」と、②グループの結束力が高まる「子ども祭り」、2本立てのハロウインパーティを開催致しました。

①個性が発揮される個人発表会
ハロウインで、個人発表会を実施することを思いついたのが5年前。来年、国際交流へ参加する子ども達にとっても、素語りを早めに着手させるいいチャンス。さらに今年、ホームスティした子ども達にとっても、スティを振り返りスピーチをするいい時期です。さらに、ハロウインで仮装ができるため、発表内容に衣装を合わせて、なりきって発表できるメリットもあります。以下のお写真は、“Alice in WonderlandⅠ”のアリスと、“In the Night Kitchen”のミッキー。
Alice
InTheNightKitchen
また、下は、昨年、ホームスティし、今も交流を続けている中2のスピーチと、今年参加し、“Courage is important.”ということを実感した中1のスピーチの様子。
Speech1
Speech2

年々、素語りに挑戦する子ども達が増え、個人発表に取り組んだ35名のうち、半数が、部分発表を含め、素語りに取り組みました。幼児も素語りを頑張りました。内、全話を最後まで発表できたのは小2と小6の2名。全員、ご両親と話し合って、何を、どれぐらい発表するか、目標をたてて、各ご家庭で取りくんできました。大切なことは、自分で決めた目標を最後までやり抜けるよう、ご両親が見守って下さること。また頑張ったお子さんに対して、そのお子さんが頑張れたプラスのベクトルを、高く評価し、必ず次へとつなげることだと思います。次というのは、ラボに限らず、学校のこと、身の回りのこと何でも、「やればできる」ことを、たくさん増やすことです。

②グループの結束力が高まる子ども祭り
パーティ発足時は、近所の会員のお子さんの家を訪ねて“Trick or Treat”をしていました。会場が自宅からホールへと移り、室内でコーナーを回る形ができないかを検討した結果、考えついたものが、ゲームコーナーめぐりです。まるで子ども達のお祭りのようなので、私は、Children's Festivalと名付けています。各グループが、クリスマスの発表会へ向けて取り組んでいる物語から、ゲームを考え、段ボールなどを使って、自由に手作りゲームコーナーをつくりあげます。いただくお菓子の数も、クリアできた内容に応じて異なるため、子ども達も一生懸命ゲームに取り組みます。この楽しい作業の中で、物語を楽しむことを目標に、グループの仲間同士の協力が深まります。工作や絵が得意なお子さんは、おおいに力を発揮しています。今年は、小2以上がいるグループが、5つと増えたため、お母さま方手作りのコーナーが減り、ややコーナーが地味にはなりましたが、子ども達自身は、自分で考えたゲームをいろいろな人に試してもらうことができ、満足できた様子です。以下は、グループごとの集合写真です。
 A:“Handsome Q” 『おばけのQ太郎 スマートになろう!』
  風船風呂や、トンネルをくぐって、スマートに!でも最後にたくさん食べて体重が増えてしまうという、物語の内容にそったコーナー。
QG
 B:“The 15Casterway Boys”『十五少年漂流記』
  悪党ウォルストンをやっつけろゲームと、雷落としゲーム。嵐の中、なんとか陸に到着することができた十五少年の物語より。今回は、ほぼ全部を小2の子ども達が作成。よく頑張りました!
15G
 C:“The Restaurant of Many Orders”『注文の多い料理店』
  お腹をすかせた紳士風の男がふたり、森の中でレストランを見つける。さてどのドアをあけるとご馳走が出てくるのか。間違えるとWildcatに食べられてしまうゲーム。
OrderG
 D:“Frederic”『フレデリック』
  冬になり食べ物がなくなったネズミたち。そういえばフレデリックは、何を集めていたかしら?木の実をころがし、食べ物集めができるかなゲームと、フレデリックが語った季節をジェスチャーからあてるゲーム。
FredricG
E:“Harry, the Dirty Dog”『どろんこハリー』
  ハリーボールをころがして、うまくBathや、Brushのあるところへ入るかな?石炭で遊ぶハリーボーリングゲーム。Black Harry vs White Harryの紙相撲ゲームと3つも作りました。
HarryG
 F:“Sky Blue Seed”『そらいろのたね』
  ゆうじ君みたいに、上手に飛行機が飛ばせるかな?紙飛行機を作って、そらいろのいえの中へ飛行機を飛ばそう!よく飛ぶ飛行機をつくれたかな?
SkyBlueG   G:“The Ocean Going Orchestra”『うみのがくたい』
  Fishingゲーム。“Here!Catch!”と言って、楽器のついた釣り竿で、お魚(Whale?)をつろう!小さい子ども達は、お魚釣りが大好き!
3G
  H: 最後に、まだじっとはしていられない1歳児グループは、かわいいおそろいのPumpkinとお母さま方の素敵なWitchで、あちこちをまわって、会を盛り上げてくれました!
1G

全体としては、5時間近くに及ぶ会ですが、間に持ち寄り夕食会、夏作品の表彰式などを行い、あっという間の会となっています。これからも、このスタイルは、パーティ名物として継続していきたいと思っています。
国際交流で求められる力とは 4 09月23日 (火)
この夏も約1000名のラボの子ども達が海を渡りました。どの子ども達も大きく成長できたことと思います。日本には、ラボの他にもホームスティ支援団体はありますが、現地では、"Labo students are the best."といわれているそうです。40年近くの間に得た国際交流のノウハウと深く築きあげられた信頼関係の上に、ラボのふだんの活動全てが、充実した国際交流を可能にする子ども達を育てていると感じています。

昨日、財団スタッフのArielさんの講義、また今年シャペロンで参加したテュ-タ-方の感想を伺うことができました。今回は、その中から、さらに良いステイを目指すさいに必要な力と、アメリカ人が重んずる価値観についてご紹介します。

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1."The ideal labo students have FLAIR"

「理想的なラボの子ども達にはFLAIRがある。」カトリーヌさんが紹介してくれた現地スタッフのことばです。素敵な言葉だと感心しました。FLAIRとは、天賦の才能、スマートさなどの意味もあります。それも兼ねて、ここでは、以下の5つの要素を表しているそうです。

①F:Flexibility(柔軟性、すなおさ、適応力)

キャンプなどで、新しい仲間と出会い、ふだんとは異なる生活、集団行動を共にしていく中で、相手に共感できる力、問題解決能力が、自然に養われています。テーマ活動を創り上げていく中でも、仲間との意見交換を通して、時にはFlexibleに対応することも必要な力です。また初めてのことに対しても、「応用のきく子」であるといいですね。子どもをどんどん外へ出し、多くの体験をさせることで初めて育つ力ですね。

②L:Language(言語力)

  まず第一に、お礼、挨拶などが、心から言葉に出して言えることが大切です。
  さらにCDをふだんから聴いていることで英語耳はでき、多少、現地の訛りはありますが、耳が慣れれば相手の話がだんだん分かるようになってきます。またふだんのテーマ活動で、体に蓄積された多くの「エピソード記憶」は、無意識のうちに現地で生きてきます。相手とコミュニケーションをとりたいという意欲があれば、言語力はさらに現地でのびていきます。黙っていることは、時として“No”になりますので、気をつけましょう。

③A:Adventure(冒険心、チャレンジ精神)

  文化、生活習慣の違いを楽しみましょう。そのための国際交流。待っているのではなく、自分から働きかけることも大切。日本の遊びや料理なども、積極的に紹介していきましょう。毎日が冒険!

④I:Independent(独立心)

ホームスティは、「ひとりだちの旅」。まず国際交流に前向きであることが大切。さらに自分で考え判断できること。自分のことは自分でできること。自ら考え行動できること。ふだんの生活の中で少しずつ身につけていきましょう。

⑤R:Responsibility(責任感)

  特に日本人の子ども達に注意しなければならないこと。持ち物の管理はもちろん、自分の言動に責任をもつこと。自分で決めたことには、責任がある。ふだんの生活の中でも、言動に責任を持たせることは大切なことですね。「やる」と言ったことには責任をもたせましょう。

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2.Important American Values

  Arielさんのお話で、アメリカ人が重んずる価値観として、次の二つが紹介されました。
 ①Honesty
    正直であること。うそをつかないこと。受入れをしていて感じることでもありますが、正直に何でも困ったことは相談してもらえた方が、ホスト側も楽です。本音で向き合える関係になれることが大切。

 ②Fairness
    Situation or background doesn't matter.人として公平であること。状況や素性は関係なし。ホストは自分のお子さんも、受けいれたお子さんも、公平にみます。  

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 ラボの国際交流の積立ては、いつかは我が子を、こうした国際交流へ出せるような子にしようという、一つの子育ての目標にもなるといわれています。ふだんのクラスでも、常に、こうした力を意識しながら子ども達を見守りたいと思っています。
「ピーン!ときた」・・・・地区合宿に参加して 08月30日 ()
 地区合宿に参加された小学1年生の男の子のお母さまより、素敵なご感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

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 先日の地区合宿ではとても有意義な体験をさせていただき、ありがとうございました。合宿へ行くまで、いまひとつ「ラボ」にはいりこめていない息子でしたが、今回の合宿を通してピーン!ときた様子。もしかしたら「CDを覚えて言えること」が知らず知らずのうちに「ラボ」における目標になってしまっていて、なんだかつまらなくなってきていたのかもしれないと、合宿からの帰り道、彼の「夢のような昨日と今日の話」を聞きながら、親の私もピーン!と理解しました。~
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 彼にとって、知らない場所で、親元を離れて泊まるのは初めてのこと。この春のパーティ合宿も泊まらずに通い、黒姫キャンプもパス。その彼が、意を決して地区合宿に参加。不安をかかえての参加でしたが、現地では、どこへ行ったのかと思うほど、合宿全てを楽しんでいました。合宿後の合同パーティでは、積極的に近い年代の仲間にも話しかけていて、また一段と成長したなぁと感じ入りました。

 彼には後日談があり。昨日のキャラバン隊を招いての清水Pとの合同の会で、地区合宿のお部屋が同じだった友達と再会。その友達も、地区合宿が初めてのキャンプへのチャレンジで、自信を得た仲間の一人。その友達と「来年は黒姫に行こう!とゆびきりげんまんした」とのこと。こうした仲間の広がりが、また人を大きく成長させてくれるのだと感じました。 
仲間がいるから「ことば」が生きる・・・地区合宿報告 08月22日 (金)
8月19日、20日と、80名弱が集まり、地区合宿を藤野芸術の家で、実施致しました。テーマはセンダック作“In the Night Kitchen”『まよなかのだいどころ』。英語の歌やテーマ活動はもちろんのこと、天候にも恵まれ、川遊びなど、地区の仲間と楽しく交流ができました。

地区合宿の良さは、1泊2日なので気軽に参加できること。4月の発表会の時に舞台上で活躍していた上級生に、身近に会えること。ふだんは一緒に活動ができない幼児から大学生までの縦長でテーマ活動に取り組めること。高学年の子ども達にとっては、自分達でプログラムをPlan Do Seeすることにより、いかに仲間と協力して人を動かせるか、目標を達成できるようにするにはどのような工夫が必要かを実践を通して学ぶことができる貴重な場となっています。

今回は、こうした高学年の子ども達の頑張りに、さらにお近くに別宅のあるパーティのご父母の方が、心あたたまるプレゼントをして下さいました。

Riku君のお母さまが、合宿前夜、「真夜中の台所」で、参加者全員分のおやつ用のパンを80個も焼いてきて下さいました。皆、感激!!そのパンの美味しいこと!!さらに2日目の閉会後には、お父様が全員に、一房ずつのブドウをプレゼントして下さいました。
BreadGrapes

こうした皆の心温まる支えがあり、2日目のテーマ活動の発表は、各グループとも子ども達が縦長のグループの中で考え工夫したすばらしい発表となりました。合宿の詳細なプログラムとお写真は左ページをご覧ください。

楽しい気持ちが強くなると、「ことば」にも魂が入ってきます。気持ちをこめて英語、日本語を語る時、初めて体の中に、その「ことば」が定着します。今回は、“Quiet down there!”を思いっきり大きな声で言えた子、“Milk in the Batter! Milk in the Batter! Stir it! Scrape it! Make it! Bake it!”と楽しくCookになれた人。“I'm not the milk and the milk's not me! I'm Mickey!”とケーキの中から頭を出して叫んだ子。“Milk, milk, milk for the mornng cake!”とカップを持って走った子。“What's all the fuss? I'm Mickey the Pilot!”と飛行機に乗って言えた子。“We bake cake! And nothing's the matter!”と楽しくパンを作れた子。ミルク瓶の上から“Cock-a-doole doo!”と大きな声で言えたプレイルームの子ども達。。。

もしひとりでこうした英語を唱えて覚えたとしても、おそらく何も残らないでしょう。仲間といっしょだから、こうした「ことば」を生き生きと語ることができ、深く記憶に残るのだと思います。

藤野駅まで、Riku君ご家族が、皆を見送りにきてくださいました。こうした素敵な仲間がいて、人との出会いがあるから、ラボは楽しいと感じています。美味しい「パン」と「ブドウ」をプレゼントいただいたことも、何か人として生きる源をいただいたようにも感じ、ありがたく感じました。
この夏もキャンプマジック!&お薦め工作 08月11日 (月)
今年もキャンプで子ども達が大きく成長しました!キャンプの前後で合同パーティを行いましたが、明らかに参加の意欲が異なっていました。

夏休みに入り、クラス合同のパーティも一段落。昨年は、5日間連続合同パーティを実施しましたが、今年は、夏休みの前半と後半に分けて実施しています。先日の合同パーティ2日目、①お薦め工作と、②キャンプ直後のパーティはGood!についてご報告します。

①8月6日は、午前中に牛乳パックからくり絵本づくり。午後は、地区合宿テーマ『まよなかのだいどころ』を楽しみました。25名の子ども達が参加し、ほとんどのお子さんがお弁当持参で両方に参加できました。
 みんなの作品の写真を撮れなかったため、夏の作品展でUpしたいと思います。サンプル用に大急ぎで私が作成した “This is the House that Jack Built”をご参考までに載せます。
全部で11面の絵が次々に出てくるからくり絵本、お薦めです。子ども達は、7月にナーサリーライムをテーマ活動風に発表したため、その内容を絵本にする子ども達が多く、“If all the seas were one sea”“London Bridge”“Jack and Jill”などもありました。小さい子ども達のお母様方の力作“Fredrik”“Inch by Inch”などもありました。完成品は是非、わくわくワークスに応募したいと思っています。作り方は、図書館で、「牛乳パック工作」「からくり絵本」などを検索するとヒットするかと思います。
Work1Work2

②キャンプに参加した小学校低学年の子ども達が、明らかにキャンプの前と後で、パーティへの参加の意欲が異なっています。キャンプ前は、なんだか元気がなく、物語にも魂が入らない状況でしたが、キャンプ直後の子ども達は、歌のときも、大きな声が出て、最高!あらためてキャンプマジックに驚いています。特に、Pitty Patty Polt♪、韓国語の「すすめ」♪は、みんな大好き!Here we go round♪も20名の子ども達がききれいに輪になり楽しく取り組めて感動。Old MacDonald♪も、各ロッジで取り組んだのでしょう、低学年の子ども達が「逆回り!Oh!」と声を出し勢いがあります。3歳になったばかりの子ども達も、一緒に「すすめ」を踊っていて、小さい子同士で、くるくるまわっているには、驚きました。テーマ活動に関しても、取り組む姿勢が積極的になりました。どんな活動も積極的に取り組むことで、楽しさが増しますね。
 釜島や平郡など長期キャンプに参加したメンバーも、自信をつけて帰ってきた様子です。夏の後半は、地区で高学年の子ども達がまた育つことでしょう。楽しみです。
国際交流へ送り出す親の気持ち 1 07月13日 ()
我が子を国際交流へ送り出す親御さん達の気持ちはどのようなものなのか。今日の2地区合同の壮行会で、24名の子ども達のお父様、お母様方の貴重な心のこもった言葉の数々の中より、印象に残ったことばをお知らせ致します。

・娘は、一人っ子。小さい頃より手をかけすぎないように気をつけてきたが、やはりどうしても目が届きすぎてしまう。1ヶ月のホームスティで是非、しっかり自分を見つめてきてほしい。

・我が子に伝えたい。自分が変われば、人も変わる。

・家にいると携帯など、どうしても物にしがみついている。そうした物のない生活で、自分を発見してきてほしい。

・家では甘えている。よそのご家庭にお世話になり、しっかり成長してきてほしい。

・文化の異なる国で生活をすることで、今までとは違ったものの見方、考え方ができる人となってほしい。

・日本を外からみることは、これからの人生にきっと役立つ!

・ラボの国際交流は、非常に定評がある。これまでの様々な活動、準備の意義が、現地できっと分かる。

・元気で無事、帰ってきてくれれば、それでいい。

・毎日、何を感じて、何を考えたのか、ノートに書いてきてほしい。

・日本にいると時間に追われた生活をしている。ゆっくりと自分を見つめるいい機会。

・部活でレギュラーとなり、参加する心がゆれた。そのことをホストへ素直にメールで伝えたら、ホストマザーがしっかりと受け止め、心あたたまる返事が返ってきた。心の扉を開くことで、ひとつ前進できた。現地でも、心の扉を開いて、一歩前進してきてほしい。


***********
とにかく親子で並んで立つのが、非常に照れくさい時期。この時期に、たくさんの人の前で、出発するにあたっての自分の素直な気持ちを語ること。また親も日頃、子どもに何度も言い聞かせても、なかなか聞き入れてもらえないこと、子どもへの深い愛情、願い、思いを、しっかりと我が子の心に届くように語れる貴重な機会でもありました。

9月7日に、この24名の子ども達の帰国報告会があります。毎年、この壮行会で緊張気味だった子ども達が、明るく自信に満ちた子ども達に変わって、同じ場所で報告します。この1ヶ月、どのような体験をしてくるのか、本当に楽しみです!

国際交流をまだ検討中の保護者の方も、是非、この子ども達がどんな体験をしてきたのか、ホットな報告を聞きに行っていただきたいと思います。今日お話いただいたお父様、お母様のご報告もまた楽しみです!
子育てのポイント「自立」「自己効力感」 2 06月30日 (月)
国立オリンピック記念青少年センターで、直前の保護者向けオリエンテーションがありました。持ち物、出発・帰国時の説明、州ごとに現地の様子をきくなど、あらためて自画自賛のようですが、丁寧な説明がなされていると感じました。今回は、その合間に、他の経験豊富なテュ-タ-ともお話をさせていただき、国際交流について、さらに留学について、感じたことがございましたので、お知らせします。

 1ヶ月のホームスティが、親子の成長でもあり、子ども自身にとっては、自分で考え、自分で決める「自立」の一歩であることは、以前にもお伝えしました。子育ての中で、もちろん、英語・数学・国語など、成績が親としては一番、気がかりとなり、大切な要素です。中学高校の個人面談での主な内容は成績です。あるテュ-タ-は、これだけでは何かが足りないと感じ、息子さんを高校で1年留学するように勧めたそうです。もちろん本人も1ヶ月ホームスティでやりきれなかったことを実現させたいという思いがあったそうです。学校側からは、大学受験を目指す今「なぜ?」と言われたそうですが、学校側を説き伏せて、1年間遅れることもなくT大学へ進学したそうです。そのお子さんが、今、外資系企業でパートナーとなり、活躍されていらっしゃるのですが、「今の自分の仕事は、高校留学での苦労やラボの活動で皆をまとめる体験に比べれば、たいしたことはない」とその時の経験がいかに大きいか、おっしゃっているそうです。留学から帰国したわが子を見て、自分をしっかりと持ち、大きく成長できたことを実感したといいます。「自立」しているので、そこからの大学受験は非常にスムーズだったそうです。もちろん英語が既にできるので、他の教科に力を注ぐことができます。このことは、他の多くの留学体験者がおっしゃっています。「自立」と進学の成功とは、大きく関わりがあると感じています。

 そのテュ-タ-がおっしゃるには、本当に日本の家庭は甘い。これでは、中国、インドなどアジアの優秀な若者達が、どんどん台頭する中、社会で太刀打ちできない。そう感じて、息子さんを、中国交流へも参加させたそうです。そして中国の人達の勢いを肌で感じてきたそうです。
 
 少し話は変わりますが、心理学者アルバート・バンデュ-ラが提唱した「自己効力感」ということばあります。思春期の子ども達の大人の接し方についての講演会で知ったことばですが、この時期には、この「ある具体的な状況において適切な行動を成し遂げられる予期」、自信、「自己肯定感」を育てることが、子どもの意欲をもたせることにつながると言われています。そのためには、まわりが「努力が足りないせいだ」などと、教示的な情報を与えるのではなく、自己「認知的」に子ども自身が気づいていくことが、効力感を自己評価するのに役立つ。忍耐と努力によって障害を克服し、客観的現実が好ましい方向に変わると自分は有能である(自分に自信がもてる)ことを、子自身が自覚するようになり自己効力感は育成されるといいます。

 私は、小学生時代のキャンプの延長線上にある、中学・高校生時代のホームスティや留学は、この「自己効力感」を多いに育ててくれるのではないかと感じています。親元を離れ、苦労した分、その成長は大きく、様々な困難を克服できる強い精神力を育てることができます。自分を知っていることが、その後の進学、人生の成功の鍵をにぎっていると感じています。この先の社会を生き抜いていくためにも、真に必要な力を子ども達に備わせてあげたいものです。
本名信行先生のご講演「国際コミュニケーションと日本の英語教育」 05月20日 (火)
4月21日ラボ教育センターにて、青山学院大学教授、ラボ言語教育総合研究所研究員である、本名信行先生より「国際コミュニケーションと日本の英語教育」について興味深いお話がございましたので、少し日が経ちましたが、思い出しながらご報告致します。

1.英語とはどういうことばか

  あらためて、現代の英語は、他の言語とは異なり、いろいろな国の人々と話す「国際言語」、Intermediate Language(仲介言語)である。決してForeign Language(外来語、いらない言語)ではない。世界は、English as a Native Languageとする国(USA,UK,Canada,NLetc.)と、English an a Second Languageとする国(India,Singapole,Ghana etc.)、English as an International Languageとする国(China,France,Spain,Japan etc.)に分けられる。ESLでは、いろいろな発音、いろいろな言い方の英語が普通に使われている。脱英米化している。しかも人口の上では、ENLよりもESL,EILの方が多い。したがって、我々日本人は、Native Speakerのようになる必要はなく、Non Nativeとしての英語を話せればいい。しかも英語のCapacityは膨張しつつあり、Non Native Speakerがつくりだした英語が増大しつつある。
英語は、"World Englishes"である(1983年Larry Smith氏)。

2.なぜ英語は必要か

 英語は、①学問、研究、②どんな仕事にも役立つ道具 ③個人の可能性を伸張する1つのことばとして、我々は学ぶ必要がある。ASEAN10カ国、EUでの共通語であり、日本人以外の人々とコミュニケーションをとるために必要不可欠な言語であることはビジネスの世界の人々にとっては周知のこと。

3.小学校英語教育

  中国、台湾、各国、極東ロシアで、小学校から積極的に英語教育を始めている。文科省も、2003年「英語が使える日本人」の育成を目標にすえた。「国民全体に求められる英語力」として中学校では英検3級、高等学校では英検2級~準2級を国民の5割がとれるようにしたい。この前提として、小学校段階における外国語活動は、中学校段階の文法の前倒しではなく幅広い言語に関する能力や国際感覚の基盤を培うためのものに。そこで今年から「英語ノート」が全国800校で開始導入された。しかし児童小学生英語教育の難しさが明らかになっている。歌・踊り・ゲームではあきられる。英会話も行き詰まる。そうかといって文法・単語の暗記では、現実の運用場面がないため、動機付けが難しく、英語嫌いを増やすことになる。英語嫌いで「753」という言葉があり、7割→5割→3割と学習するにつれ好きな子が減る傾向を指す。こうした学習重視は、知識格差を生む結果にもなっている。 
  大切なことは「Pull要因をひろげること」(動機の向上)。

4.ラボのテーマ活動とその教育力

  ラボのテーマ活動は、世界に類をみない英語教育。日本や中国、韓国など、現実に英語を運用する場面の少ない国で非常に有効な教育。子ども達が物語を楽しみながら、文法、単語を自然に学んでいくことができる。またラボ・ライブラリーは、世界の昔話・物語の宝庫であり、感性、想像力をおおいに刺激する。どんな面白い本も教科書になると面白くなくなるが、このライブラリーの場合は、CDもあり、音声と音楽が臨場感を高め、表現豊かな教材となっている。英語・日本語で語られていることも意義が大きい。無意識に「ことば」を獲得できる。日本語を使うことによって核心を理解でき、新世界への導入がなされている。複合型バイリンガルにつながる。母語教育の重要性を強調することは、小学校英語教育を否定することにはならない。身体と心を動かす英語表現活動は、学校を卒業しても「英語が逃げない」(現青山学院初等部の元ラボっ子の英語の先生の言葉)。また国際交流活動も盛んで国際社会で必要な「言語力」「異文化間リテラシー(知識・能力)」も身につけることができる。ラボは、英語教育を超越した人間教育でもある。

 以上の他、学校とは別世界のラボの場におけるテュ-タ-の特別な存在についてお話がありました。

**************
 
 やや個人的にまとめてしまいましたので、同じ講演を聞かれたテュ-タ-の方で訂正を加えていただければ幸いです。

 私個人の感想としては、「Non Nativeとしての英語を話せればいい」という言葉に、あらためて勇気づけられる思いがしました。

子ども達には、細かいことは気にしないで、積極的に、自分の英語を話すんだ!ぐらいの気持ちで、どんどん使ってもらいたいと望んでいます。テーマ活動を通して習得してきた言語を、子ども達がより積極的に使えるよう機会を与えてあげること(国際交流など)。発表会後しばらく続くライブラリーの言葉を使った会話が、国際交流の場のみならず、日常の場でも自然によみがえり使えるよう、より工夫してあげることができればと感じています。
パーティ合宿の成果! 04月02日 (水)
恒例の春のパーティ合宿が終了!今年で春は3回目ということもあり、勝手も分かり、とても充実した合宿となりました。帰宅して「まだ帰りたくなかった!」と泣いてくれたお子さんもいらしたようで、良かったです。合宿前の合同では、てんてこまいだったテーマ活動も、合宿2日目には、楽しさが現れ、役が際だち物語全体がみえてきました。

先に報告したとおり、実行委員達がよく頑張りました。
ゲーム、SB、工作~内容を考え、常に元気なテンションを維持できるように工夫し実行できました。

下記はクルクルパーティゲーム。最初、ゲームの説明を聞いたときには、え?と思いましたが、子どもの発想はさすがです。ひたすらクルクル回って膝や手がついたら脱落するゲームなのですが、皆大好きなんですね~。他にも子ども達が考えたゲームがたくさん。「楽しいね!」という声があがるほど、テーマ活動の合間に大いに楽しみました。
Spring3

朝7時からの集いにも、しっかり集まり、スプリングキャンプから前日帰宅した子が、キャンプソングを紹介。しっかり体を動かして朝食へ。
Spring2

テーマ活動の話し合いでは、年齢に関係なく、皆マイクを持って自分の意見を発表したり、グループ内でたくさん意見を述べたり、活発に行われました。

今年は、高学年が少なかったので、合宿を迷ったのですが、実施して正解でした。集中してテーマ活動に取り組め、寝食を共にできる楽しさは格別で、その意義は大きく、ことばでは言い表せません。この楽しさをそのまま舞台へ!!
Spring
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