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観ている人を感動させるミュージカルとは、こういうものなんだなぁと久々に感じ入りました。歌声のすばらしさ、声量、体のしなやかさ、またさすがは浅利慶太の演出と目を見張るばかりでした。
ストーリーは、以前、小学校の学芸会で子ども達が演じたものを観ていたので分かってはいたのですが、感動して涙、涙...でした。内容もとてもいいので、是非、子ども達にも観てもらいと思いました。ただ公演が今月で終わりなので、せめて赤川次郎著『夢から醒めた夢』を読んでもらいたい。
観ていて、う~む、この表現はいいなぁなんて思ってしまうのは、仕方のないことかもしれませんが、いくつかステキだなぁと思うところがありました。これからも、機会があれば、こうしたすばらしい作品をどんどん積極的に観ていきたいものです。
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今日はお母様方と茶話会。今回は、現在、通訳のお仕事をされていて、ラボを幼稚園の頃から大学生までされていたパーティのお母様に、お話を伺うことができました。
よく海外に住んでいたの?と聞かれるそうですが、英語はラボだけ。中学生の時にラボでHome Stayをして、高校生でシニアを体験し、スピーチコンテストで『猫の王』を表情をつけて発表。現在のお仕事で、生きているのがラボで身につけた英語力だそうです。特にヒアリング力と、発音。また受け入れもしていたので、外国人に臆することなく話せること。中高と女子校だったそうですが、ラボで男の子たちと活動していたので、大学でも自然に話せて良かったそうです。また高大生になると確かにラボと勉強など両立はたいへんだけれども、ラボに参加するために集中して勉強し、東大へ進んだラボの仲間も見てきたそうです。
私の方からも、高校留学をしてきたお子さん達の話。ラボで育つ段取り力、企画力、運営能力、実行力、社会で生きる力が育つことを話しました。お母様方からも、お子さんが小学校でとても積極的に活動していること。国語力も育つこと。などお話がありました。
話題が国際交流の話になり、いざ子どもが行きたいと言った時では、申し込みが間に合わないこともあり、惜しいことをした。行かなければお金は戻ってくるのだから、とりあえず申し込んでおくべきというお話も。そうなんです。中2で参加するためには、遅くとも小5の秋までには、手続きをしていなければいけません。国際交流参加に向けて、アルバムを作り日本文化をどう英語で表現するか学習したり、素語りに取り組んだり、子ども達は様々なことを学習し、人として心の通じ合う暖かい体験をすることができます。大きくなってから、こうした体験が生きる力の底力になっていくと思います。社会に出たときに何が必要とされているのか、親もしっかり見極めて、子育てができればと自戒の念も含めて感じました。
また、お母様から「ラボの幼稚園ができないかしら」という嬉しい案も出たほど。またママ達ご自身もラボを楽しみたいというご意見も聞かれました。是非! 少人数でしたが、ゆっくりとしたひとときを過ごすことができました~。(^^)
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最初は、え~1歳!あまり関係ないかしら?と正直なところ、半信半疑の思いで参加してみました。ところが、聞いていて、ベビーに限らず、幼稚園、小中学生に至るまで、コミュニケーション力をつけておくことの大切さをあらためて認識致しました。
ふだん子育てをしていて、いかに子どもと目を合わさないで話しをしていることが多いことか...いかに言語に頼っているか...いそがしさを言い訳にして子どもの発しているサインを見逃していることが多いことか反省させられました。あの佐世保での小学生の事件も、加害者のお子さんは、インターネットでは会話ができても人とのコミュニケーション力が欠けていたそうです。また抽象的な言語、気持ちを表す言語を習得していなかったという調査も出ているそうです。自分の気持ちを小出しにできない子は、ある時、爆発するそうです。もっと他にも要因はあったのかとは思いますが、子育ての上で、より多くの「ことば」、まずは日本語でしっかり概念を知ることの大切さも感じました。
ベビーサインは、6ヶ月から3~4歳まで有効だということも知りました。ベビーサインを使うと、様々な効用も生まれることも分かりました。実際、使っていらっしゃる方の感想で、どうして泣くのかが分からずにいらいらすることが減った、子育てが楽しくなる、子どもよのスキンシップが増えた、子どもをよく観察するようになったなど...。詳しくは、先生の著書もありますので、ご感心のある方は、お知らせ下さいね。
これからの国際社会に生きる子どもたちを育む上でも、欠かすことのできないコミュニケーション力、言語だけではなく、豊かな表情、表現力、アイコンタクトなど、ラボで培っていければと思いました。
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アメリカで毎年絵本に与えられる賞、コールデコット・メダルを、皆さんもご存じだと思います。そのマークの絵は、コールデコットが絵本にした『ジョンギルピンのこっけいな出来事』の中に描かれている馬の絵です。この6月にラボから英日で出ることもあり、あらためてコールデコット ランドルフという方がどんな人物だったのか?、その絵が物語るものは何か?を求め、大宮での講演会へ出かけて来ました。
英米の児童文学研究者である吉田新一先生のお話は、とても楽しく、もう一度、聞きたいと思うほど、コールデコットの世界に引き込まれてしまいました。その昔、高いなぁと思いながら買った“Ride-a-Codk Horse and Other Rhymes and Stories”(著書全16冊のうち9冊を収録)が、どんなに宝の持ち腐れだったことか!この絵の面白さを、是非、パーティの子ども達やお母様方にも伝えなくてはと思いました。
スライドで丁寧な説明をうかがい、特に“Hey Diddle Diddle”の絵は、興味深く、“This is the house that Jack built”もあらためて、じっくり絵を子ども達と楽しみたいと感じました。あのセンダックも、「コールデコットは、絵で、人生のHalf truthを語らないで、Whole truthを語っている」と述べたそうです。先生のお話のとおり、絵には、ユーモア、皮肉、哲学さえ垣間見られました。
ゴッホも褒めたという『ジョンギルピンのこっけいな出来事』に出てくる動物の絵は、本当にしっかりと細かく無駄のない線で描かれ、彫刻もしていたというコールデコットの芸術の深さを感じました。「線は少なければ少ないほど犯す過ちも少ない」が信条であったといいます。「絵が、テキストを飾るのではなく、解釈すると評されている」所以が納得できました。
絵本を眺めながら、子ども達と、絵解きを楽しむこともできそうです。奥が深いコールデコットの世界でした...
ところで、今日は、各ホームで、駅員さんに尋ねつつ9:50に大宮駅に到着。今日はばっちり!SOGOがある!なつかしい!なんて思いつつ、目指したビルの受付で、別の産業文化センターがあるということを知り、大あわてで駅に戻り、電車に乗って、結局30分遅刻。。。スライドの前のお話を聞き逃してしまいました!このためという訳ではありませんが、再度、是非、東京でも講演会を開いて、より多くの方がコールデコットの世界を味わえるチャンスをつくってもらいたいと思いました。
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『寿限無』の絵を担当される茶畑先生のお話を先日、伺って参りました。フランス、インド...と旅をされ、ユニークな人物画をお描きになります。現在は、手描き+コンピュータで、色もとても鮮やか。昨年10月に青山のギャラリー5軒と麻布十番のギャラリー7軒で「名古屋の力」展を仲間と同時開催。ラボのスタッフがHPを見て、展覧会へも行き、検討した結果、依頼を決定。
実は、先生のお子さんもラボに入られています。お子さんのお友達がラボに入られていて、いっしょにパーティに参加し楽しかったことがきっかけだそうです。その後、お友達からラボのCDと本を見せてもらい決意されたそうです。「まわりに異年齢交流の場が無いので、宝物のようなクラブ」「体をつくるのには、食べ物が必要ですが、子ども達には、心の栄養が必要、こんなに大人がいいものをつくろうとしている集合体に出会えたのは初めて」「5歳の子が『ゆきわたり』を聴いて感激している。ちゃんとつくったものは、ちゃんと響いているのだなと思いました」とラボの活動やライブラリーのことを語ってくださいました。
さて『寿限無』の絵ですが、人は、目と口だけ(笑いを表現するのに中心となるためだそうです)のとってもユニークでかわいい絵で、色がとてもはっきりとしていて、小さいお子さんでも十分、楽しめる絵でした。
今、丁度、落語がブームで、先ほどニュースで『寿限無』の話題が出ていました。久保じゅんさんの3歳のお子さんも唱えているそうです。「ことばの調子が楽しいのでしょうね」と話していました。いよいよ6月に英日版『寿限無』がお目見えします。
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1年に1度のパーティ全体での発表会。今年は、『きてれつ六勇士』。4歳から14歳まで26名、平均年齢が小2という子ども達が、よく頑張りました。小学生以上は、全員参加できたことも、ご父兄のご協力あってのことと感謝しております。また幼児でありながら、合同練習に何度も参加し、話し合いの時もじっと聞いて待ち、長時間いっしょに頑張れたお子さん。御父母のご協力がなければ、かないませんでした。お子さんが育つ、この機会を大切にして下さったこと、感謝しております。
一人一人、前をしっかりと向いて、大きな声を出して言えていました!ふだんよりも最高に堂々と言えていたお子さんもいました。いつもどおり楽しく表現できたお子さん。横から見ていて感動!本番に強いお子さんにびっくり。一人一人、少しずつ進歩できたことを、とても嬉しく感じています。
テーマは「仲間の力」。初めてパーティのTシャツを作り、"Come along with us!"というメッセージをこめました。最後の場面では、兵隊の後に全員がついて歩き、パーティ全体が一つの仲間になったことを子ども達が自然に表現しました。
みんな、本当によく頑張りました!
ご覧いただけた方々、御父母の方々、ご感想をお待ちしております!
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4月29日に荏原文化センターで、南東京地区の発表会があります。10時から15パーティの子どもたちが集います。 伊藤パーティは、午後4時50分頃、『きてれつ六勇士』を30名弱で発表します。最年長が中3までなので、小学生が中心です。最年少は4歳のお子さんで、お姫様役の一人として出ます。元気いっぱいに発表できることを期待しています。
先日、小2の女の子が、どうしても最後のナレーションを言いたいとおっしゃって、お母様と家に自主的にいらっしゃいました。半分ぐらいは言えていたのですが、あと少しどうしても聴き取れないという状況でした。早速、CDを前に、一文ずつ停めて、全体のリズムの山を音楽のように確認。次に強く聞こえる音を拾ってもらいました。また語尾の方から聞こえる音を拾っていく方法で取り組んだ文章も。途中、休憩も入れて、実質30分ぐらいでしたが、最後は音楽CDをかけて、お母様の方を向いて立ち、全文クリアすることができました。何よりも本人のやる気がすばらしかったです!小さなことですが、こうした努力と達成できた時の喜びを積み重ねていくことも、大きな力になっていくものだと感じています。
発表会は、子どもたち一人一人の努力の集大成。終わったら、子ども達一人一人を、本当にほめてあげたいものです。
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♪「ひとつしかない地球」を、19日朝、車を運転しながら、たまたまFMをONにしたところ、丁度流れていて聴くことができました。宮沢和史氏(The Boom、ラボOB)の素敵な声で流れていました。なかなかGoodでしたよ。あわせて東京スカパラ他のアーチストも出るアースディコンサートの紹介もされていました。
3月24日(木)から東京FM(80.0)が視聴者に向けて、4月22日(金)日本武道館夜7時からの「アースデーコンサート」(世界中で地球環境を守るために一斉に開かれるコンサート)のチケット先行予約販売を行います。およそ2時間に一回は、宮沢氏の歌う「ひとつしかない地球」♪が放送されるそうです。可能な方は、是非、お聞き下さいね。
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新宿ラボセンターで、この6月に出るライブラリー『寿限無』の日本語音声吹き込みを担当する子どもたちの選考会がありました。北海道から四国まで全国から約100名近くの小学4,5年生の子どもたちが集まりました。
「じゅーげむ、じゅげむ...」とってもリズミカルで、練習風景もとても楽しそうでした。制作局から、今日ここに集まったメンバーが既に全員、このライブラリーの制作にかかわっているというお話がありました。最終的には、6名の代表が選ばれました。狭き門です。ただこうした場に参加し、いっしょに楽しく『寿限無』を唱えることができたことは、良い経験になったと思います。
ほとんどの子たちが、パーティから一人で参加しているので、初めて合う仲間同士だったと思いますが、待っている間に、すぐにうちとけ、友達になって、いっしょに練習をする子達。返事も元気で、さすがは国際交流をひかえたラボっ子!と思ってしまいました。
最後に、ラボの方から良いお話がありました。おおよその内容をお伝え致します。
「既に台本を覚えてしまったこどもたちもいます。大人の私たちにできるでしょうか?なかなかできないことだと思います。子どもたちは、すばらしい能力を持っています。その能力は、教えられたことではありません。言われたからできる力でもありません。子どもたち自身が自ら持っている力です。~略~その力を発揮する場を提供するのは、私たち大人の役目だと思います。ラボは、そうした場を子どもたちにたくさん提供しています。」
発表会の季節です。子どもたちの持てる力を発揮できる場が、そこにはあります。大人は、もっと謙虚に子どもたちの能力の高さを受け止めるべきだと感じました。
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前回お知らせ致しました和田稔先生の講演会を地区主催で開きました。多くのテュ-タ-、お母様方がいらしてくれました。先生は、今から15年ほど前に、文部省で10年間ほど小学校での英語教育導入のあり方に関わってこられた方で、Team Teachingの生みの親でもあります。もともとは中高の英語教師の研修の仕事を長くされてこられた方でしたので、今日のお話は、小学校に限らず、広く英語教育のあり方から、ラボの教育内容をみるというお話でした。ネイティブスピーカーのこと。こどもの将来への潜在能力を育てるにはどうしたら良いのか。今の中高での英語教育の考え方。ラボの「テーマ活動」のことなど....言語習得の分野まで、和田先生の見解を伺うことができました。
さらに一般の方々へもご参加いただけるように、5月22日(日)東京の表参道、東京ウイメンズプラザにて、和田先生の講演会を予定しています。今回、聞き逃された方も是非、おでかけいただければと思います。お子さんを、英語で困らないように育てるには、どうしたらよいのか?小中高、それぞれの年代で大切なことは何なのか?いっしょに考えていただきたいと思っています。また時間等の詳細は、決まり次第お知らせいたします。
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