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035
風のかよい路、〔がの〕さんの庭にて。
どうぞお気軽に。互いの率直な感性をそのままに交換いたしましょう。


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がのさんの掲示板 [全2358件] 201件~210件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
Re:Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2009年03月14日 10時35分)

サンサンさん

【その2】

  今日 ゆうちゃんが
  ぼくの部屋へ 泣きながら走り込んで来た
  しゃくりあげながら
  彼は一通の手紙を抱きしめていた
  それは事件から数えて
  ようやく七年目に初めて
  あの奥さんから
  初めて 彼あてに届いた便り

  「ありがとう あなたのやさしい気持ちは
  とてもよくわかりました
  だからどうぞ 送金はやめてください
  あなたの文字を見るたびに
  主人を思い出して辛いのです
  あなたの気持ちはわかるけど
  それよりどうか あなたご自身の人生を
  元に戻してあげて欲しい」

  手紙の中身はどうでもよかった
  それよりも
  償いきれるはずもない あの人から返事が来たのが
  ありがたくて ありがたくて
  ありがたくて ありがたくて ありがたくて
  ありがたくて ありがたくて ありがたくて
  「神様」って 思わずぼくは叫んでいた
  「彼は許されたと思っていいのですか
  来月も郵便局へ通うはずの
  やさしい人を許してくれて ありがとう」

  人間って哀しいね だってみんなやさしい
  それが 傷つけあって かばいあって
  何だかもらい泣きの涙がとまらなくて
  とまらなくて とまらなくて とまらなくて
  とまらなくて とまらなくて とまらなくて
Re:Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2009年03月14日 10時34分)

サンサンさん

【その1】
もうひとつ、ここに付記させてください。
才賀師匠が講演の最後にCDをかけて聞かせてくれました。ある若もの
の話のあとで。
それは、たいへんまじめな青年でした。運送会社の過酷な仕事にも耐
え、一刻も早く荷物を待つお客さんのところへ届けようという一心で、
ときには眠ることもなく。
そんな彼に魔がさして、逢魔が時とはこういうことか、街路灯の光も届
かない暗い道、ついウトウトッと。信号が赤だったと気づいたときに
は、人を車輪にかけてしまっていた。
刑に服したあと、社会に復帰したその青年のことをうたった歌。さだ・
まさしが絶唱しています。
講演会場のあちこちから嗚咽が聞こえました。もちろん、わたしにとっ
ても初めて聞く歌でした。もしよかったら、歌「つぐない」で検索し
て、一度聞いてみてください。CDを買わないでもYou Tubeで聞けますの
で。「つぐない」、こんな歌詞です。

  月末になるとゆうちゃんは
  薄い給料袋の封も切らずに
  必ず横町の角にある郵便局へ
  飛び込んで行くのだった
  仲間はそんな彼を見て みんな
  貯金が趣味のしみったれたやつだと
  飲んだ勢いで嘲笑っても
  ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

  ぼくだけが知っているのだ
  彼はここへ来る前にたった一度だけ
  たった一度だけ
  哀しい過ちを犯してしまったのだ
  配達帰りの雨の夜
  横断歩道の人影に ブレーキが間に合わなかった
  彼はその日はとても疲れてた

  「人殺し あんたを許さない」と彼をののしった
  被害者の奥さんの涙の足元で
  彼はひたすら大声で泣きながら
  ただ頭を床にこすりつけるだけだった
  それから彼は人が変わった
  何もかも忘れて 働いて 働いて
  償いきれるはずもないが せめてもと
  毎月あの人に送金していた

【つづく】
Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日) [ 関連の日記 ]
サンサンさん (2009年03月13日 11時12分)

がのさん

なるほど。
もっともっと難しい状況にある子どもたちに向かい合った時のことを
おっしゃっていたのですね。

自分の母親が元気なころ、地域で保護司をしていて
いろいろな問題を抱えていた青少年を大事に育てていたのを
思い出しました。
私は母ほどのことはこれっぽっちもできていませんが、
少しでも周りのママたちと一緒に子育てにかかわっていられたらと
願っています。

またいろいろ教えてくださいね。
Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2009年03月13日 10時26分)

サンサンさん

【その2】
彼らより余計に(だいぶ余計に)生きているというだけで、保護者でもな
く指導者でもなく、偉いわけでもない、資格といって何もない。これま
での経歴で何をやって年をとってきたのかも関係ない。見栄も体裁もな
く素っ裸になって彼らのこころの中に入っていくしかありません。

 そして、そんなふうにいっしょに悩み、解決への一歩へ渾身の努力を
しても、「ありがとう」のひとことを言われるわけでもありません。も
ちろん、一銭にもなりません。持ち出しばかりです。でも、それが社会
で生きる、地域でともに生きるということなんだろう、と思っていま
す。わたしのいう「社会」とは、そういう社会のことです。

 たいへんな不況のあおりを受け、家庭経済が破綻し、高校を中退せざ
るを得ない子どもがたくさん生じています。義務教育ではないので、国
からの支援は期待できません。格差の広がったこの社会で、収入も宿も
奪われた人たちがたくさんいる一方、一時のブームに乗って大儲けをし
た人たちもいます。そういう人がポーンとお金を投げ出して奨学資金と
して提供してくれたら、どんなにか前途有為な子どもたちの助けになる
か、日本の将来のためになるか…。そういうことを考えるのは、困った
ことに、いくら袖をふってもお金は出てこないわたしのようなものだけ
で、お金を持っているものはいよいよ自分の欲に沿ってもっともっとと
欲しがる…。それもまた社会。

 ともあれ、みんなで子どもを大事にする社会でありたいですね。わた
しも、はなはだ力不足ながら、子どもたちの味方でありたいと願ってい
ます。
Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2009年03月13日 10時23分)

サンサンさん

【その1】
>怒ると叱る、、、違いますよね。若いころは感情にまかせて怒ってい
たことも多々ありました。でも、この年になるとねぇ、、、。これはい
けないこと、危険なこと、人を傷つけること、、、などのときにはしっ
かり時間をかけて、その子が理解してくれるまで、叱りつけます。その
子を愛する気持ちで叱れば、ちゃんと聞いてくれるのでこれからもしっ
かり叱っていこうと思います。

     ----------------------------

 怒るにせよ叱るにせよ、これはむずかしいですねぇ。親であれ先生で
あれ、必要もなく子どもを叱るとすれば、それは異常ですし、子どもと
向かいあったら、まずほめること、ほめることが何よりいちばんいい、
と知らないものはなく、おそらくラボのみなさんもそうしていることで
しょう。ですが、この場合は、そうはいかないケースとお考えくださ
い。

 このオモテのページではご紹介しにくく、「ページ一覧」のうちの
「青少年問題」の「②ガーディアンエンジェルス…」でその一端をしる
しましたが、“守護天使”たちがワルたちの吹き溜まり、性風俗の町で
身の危険を賭して闘っているすさまじい実情とまでは遠く及びません
が、現実、わたし自身、たとえば不登校、引きこもりの問題に中学校教
諭たちとともに頭をぶつけ、闘っている日々です。この10日は中学校の
卒業式(卒業証書授与式)。さんざん世話を焼かせてくれた子どもも、こ
の日、殊勝らしく巣立っていき、感慨ひとしおなものがありました。中
には、いじめを受けて自傷行為に走る子がいて、手がつけられないよう
な状態、文字どおりの「格闘」でした。ろくろく子育ての経験もないわ
たしですので、すべては体当たりでした。

 そんな中で知ったのは、「目線」ということ。まっすぐ正面から向か
い合ったら、刃物でズブリッ…。いや、そういうことではなく、こちら
に彼らを見下ろす視線がちょっとでもあったら、まったくそのこころに
近づけないということですね。相手と話ができなかったら、ほめるも怒
るも叱るも、戒めるも諭すも責めるもない。
【つづく】
Re:こんにちは/花、そして「先施のこころ」
がのさん (2009年03月12日 10時04分)

福ちゃん(nana)さん

>TOPページは、明るい色がすごい勢いで眼の中に飛び込んできまし
た。春の色は、気持ちも落ち着かなくなるから不思議です。春へのお招
き、ありがとうございました。

    ----------------------------

春へのやさしいいざない。この10日には中学校に、そして20日には小学
校の卒業式に招かれて出席いたします。そしてすぐ4月6日、この日も
小学校と中学校を、午前と午後かけもちで来賓参加。春は花のおとずれ
とともに、別れと出会いの季節。nanaさんはそのころ中国への交流の旅
でしたね。さまざまなチャンスに恵まれたみなさんを羨ましく思いま
す。
nanaさんのところで「先施のこころ」ということばを知りました。nana
さんが旅だとうとする中国――中国古代の絶世の美女“西施”と合歓の
花と雨――先施と西施、なんにも関係ないけれど、ふと、どこかで結び
つけてしまっている愚かな自分を反省するわけですが、先施のこころ、
これこそ人と人との関係性をゆたかなものにするカギだな、と思わせら
れました。
それも、わざとらしいつくられた先施のこころではなく、生来そなわっ
たものであるとき、その人の美しい人格が香りたつというものでしょ
う。花が、じつはそれなのかも知れません。花は咲いて散るだけで、特
に何も主張することはありません。だれのためでもなく、何のかけひき
もなく、ただ咲いて散るだけ。わが身の美しさも知ることなく。
わたしには、いま、さまざまなボランティアの機会がありますが、及ば
ずながら、そのことを心がけるようにしようかと思います。
こんにちは
福ちゃん(nana)さん (2009年03月11日 21時32分)

がのさんへ

TOPページと日記の写真が模様替えされていましたね。
「春」ですね。
特にTOPページは、明るい色がすごい勢いで眼の中に
飛び込んできました。
春の色は、気持ちも落ち着かなくなるから不思議です。
春へのお招き、ありがとうございました。nana
Re:Re:◆悪質なだましの手口から暮らしを守る(02月26日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2009年02月28日 00時11分)

dorothyさん

>・・・いやぁ、すごいですねぇ。びっくりです。とても勉強になりま
した。

     ----------------------------

 三つでしたか。しっかりもののdorothy さんですから、まあ、そんな
ところでしょうね。だからといって安心はできません。ちょっとでもス
キを見せたら、つけこまれますよ。ほらほら、ねらっているじゃないで
すか、怪しい目が。なにしろ相手は騙しのプロですから。

 あまりにも多くの事例を見せつけられたせいか、少々わたしの中の脳
機構が乱れ、ヘンな動きをしてきているようです。このわたしだって、
まったくの清廉潔白と言い切れるほどの自信はない。ひとをだまし、自
分をごまかしつつ生きている一面もないじゃない、いや、いっぱいあ
る、と。
 企業活動にせよ商売にせよ、きれいごとばかりではやっていけないの
が現実。大なり小なり、周囲をだましつつ儲けを生み出していると言え
なくもない。世のため人のため、といいつつ、本当は自分のことしか考
えちゃないことも多々ある。どこかでひとの弱みや虚栄心や欲望につけ
入って収益をひねりだしているのが企業活動の実態。場合によっては、
法的に許されていないこと、不当を犯していることも十分承知のうえで
誑かしをおこなっている。射好心を煽りにあおっておいて責任はとらな
いマスコミ各媒体のコマーシャルの氾濫ぶりはどうだ!
さて、みなさんのやっているラボに、まさか、ウソ偽りはないでしょう
ね!
Re:◆悪質なだましの手口から暮らしを守る(02月26日) [ 関連の日記 ]
dorothyさん (2009年02月27日 14時42分)

・・・いやぁ、すごいですねぇ。
びっくりです。

とても勉強になりました。

今後、心しておきたいと思います。
チェックは3つでした。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:◆大丈夫?、ホントに…!? 大規模災害と悪質商法に対する備え(02月16日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2009年02月26日 23時39分)

dorothyさん

>ぜひ、その討論会の様子も聞かせてください。

    ----------------------------

いっこうに減らないどころか、ますますはびこる悪質商法。この卑劣な
犯罪から自分の暮らしを守ることは、今を生きるわたしたちの看過でき
ない課題のように思えます。
消費生活方面の専門家の受け売りですが、これをお伝えするためには大
きなスペースを要しますので、日記欄のほうで書かせてもらいます。
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