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✦若い世代の、光みちた夢の雲に乗って 12月21日 (水)
高校進学面接試験(模擬)の面接員、初体験

年が明けると間もなく入試の季節。胸つぶれる思いでおられる人も多いことでしょう。
神奈川県では、来年度より公立高校の入試で、
学科試験のほか面接が課されるという(ほとんどの私立高校でも実施)。
今年度はまだ制度化されてはいないが、
実施に先んじておおかたの高校で今年度も面接試験をおこなう模様。
学力、知識だけでなく、マナーやコミュニケーション能力、
言語表現能力といったものが評価されるようになるらしく、
それは好ましいことといえるかも知れない。
ただ、この世代の子どもたちの多くは、そこが弱点と言われる傾向がある。

southerncross

そんなこともあって、まず少し慣れておいてもらおうと、この地域の中学校では、
きょう(12月20日)とあす、模擬面接をおこなう。
その面接員の一人として、きょうは、8人の生徒と面談、各15分程度ずつ、
さまざまなことをめぐってその夢や希望、考え方を語り合い、
ひとと向かい合って話す際のいささかのサジェスチョンを率直に伝えた。
わたしにとって初めて経験することなら、彼らにとっても初めて。
わたしには、生徒個々を上から目線で評価する資格も能力もないし、
もともとそういう考えはなく、ただ、おとなを煙たがり、
あまり話をしないとされるこの世代の子どもたち、しかし
次の時代を背負ってもらわねばならないこの子たちが、いま
こういう時代にどんなことを考えているのか、それを知る格好の機会と
ひそかに期待していた。
ちょっぴり緊張がなかったわけではないが、いやいや、みんなすばらしい生徒たち。
音楽家に、マンガ家に、科学者に、医者に、保母に、小学校教諭に、弁護士に…。
うらやましいような輝きとこころの弾みをもっている。
すでに十分に先生から教えられているのか、態度で問題のある子は一人もいなかったし、
おとなを前にしてちゃんとしゃべれない、という事前の評価とは裏腹に、
しっかりと表情ゆたかに表現してくれるではないか!
ことばづかいも悪くない。
「最近のニュースで気になることは…」などと問いを向けると、
きのうのきょうということもあって、
ほとんどの生徒が北朝鮮のキム・ジョンイル総書記死亡を挙げた。
このあとの北朝鮮はどうなると思うか、どうあってほしいか、の問いにも、
思いがけないほど明快にそれぞれの意見を言ってくれた。

分けて気になった点を挙げると、自分の短所の表現の仕方。
自分に意見が容れられないとすぐキレちゃう、なんてまるきりダメという言い方はまずく、
たとえば、夢中になると集中して他を忘れてしまうことがたまにはある、というように、
裏を返せば長所になるような表現をしないと、相手に与える印象はよくないかも知れない、
工夫してみてください、というように伝えるケースが多かった。

ともあれ、彼らのみずみずしい輝きを浴びて、久々に気持ちの晴れるひとときだった。
Re:&#10022;若い世代の、光みちた夢の雲に乗って(12月21日)
さちこさんさん (2011年12月21日 08時41分)

こんにちは!

長女も中3、受験に向けて頑張っているところです。
名古屋市も公立高校入試に面接がありますので、
今日の日記、大変興味深く読ませていただきました。

最近痛切に感じることは、側で見守る親業の大変なこと!
思春期のイガイガ、トゲトゲに巻き込まれないように
親側の言いたいことを伝えることの難しさといったら!

でも、後から振り返れば、
あっはっはと笑って済ませられることなのでしょうね。
娘が二歳や三歳の時に振り回された時のことのように。
あのおやんちゃが盛んだった頃、
もっと抱きしめてやればよかったと、
もどってこない時間を振り返ることがしばしば。

ああ、なんだか、また同じ過ちを繰り返す予感がひしひしとします。
Re:Re:若い世代の、光みちた夢の雲に乗って(12月21日)
がのさん (2011年12月21日 21時51分)

最近痛切に感じることは、側で見守る親業の大変なこと!
思春期のイガイガ、トゲトゲに巻き込まれないように
親側の言いたいことを伝えることの難しさといったら!
ああ、なんだか、また同じ過ちを繰り返す予感がひしひしとします。
   ----------------------------

そうでしたか、さちこさんも、まさに受験生のお母さんでしたか。
何かにつけ気を配っておられること、お察しいたします。
試験の合否というだけでなく、大事にしてきたわが子がどういう方面に
進むのか、
いちいち胸を締め付けられるような思いでおられることでしょう。
でもそれは、わくわくする楽しみのときでもありますよね、
わが子といっしょに晴れやかな夢をみるとき、
もう一度自分の人生を生きるときでもありますので。
夢ふくらむ彼ら若い世代は、わたしのように先が見えてきたものとは違
って、
遼遠たる未来への可能性を持っている、そのことだけでも
文句なしにすばらしい。
受験に向けてがんばる子をすぐ近くで見ている親として、
何かにつけ抛っておけない思いに締め付けられるのは当然として、
でも、信じてだいじょうぶですよ、わたしがきのう・きょうと体験した
模擬面接のかぎりで、この子たち、そんなにヤワではありません。
こちらの先入観が恥ずかしくなるほど、彼らはしっかりしています。
しっかり教育されています。ましてや積みあげてきたラボ活動の体験
は、
ものごとを明るく表現する、思いを的確にことばにする力になっている
はずです。
そうなんです、自分の長所・短所を問うたようなとき、
ラボっ子ならこんな答え方はしないだろうな、とチラと思ったりしまし
た。
ここまで来ましたら、不要な神経でまわりじゅうを窮屈にすることな
く、
栄養のあるものをつくっておおらかに食べてもらってください、
ぜったい風邪などひかせぬよう、お世話してやってください。
神経を尖らせてもなんにもなりません。
その子の未来への夢を家族みんなでいっしょになって楽しむ、
それができたらすばらしいじゃないですか。
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