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松居友さん講演会 11月18日 (金)
今日は、絵本専門店ぴぴんにて松居友さん講演会があった。
松居さんはご存知の方もいると思うが、福音館書店の松居直さんの息子さんで、小さい頃から絵本に親しんで来られた方。
絵本体験は、現実を生きることへ向かいたくなる本と、自分を居心地良くさせてくれる絵本と二通りある。ご自分は前者で生きることへ向かいたくなる本が好きだったそうです。

一時期福武書店に勤めていた時に、手島圭三郎さんの「おおはくちょうのそら」や「きたきつねのゆめ」など世に送り出した。「おおはくちょうのそら」は死を超えて残るものが愛=神。見えないものの大切さ。永遠に続くもの
その後で「きたきつねのゆめ」を読んで下さった。絵がどちらも圧倒的に素晴らしい!この本は、自立すること、生きる力がテーマ。子どもの頃の温かい思い出は、大きくなっても残り、その思い出が勇気をくれる。

それから、本の世界だけでは満足できなくて、アイヌの人たちや自然が現代の人たちの心を救うのではないかと思い、自分も北海道に移り住み、それからアイヌのことや沖縄のことなど本も多数出されている。

それから写真絵本でもある「ふたりだけのキャンプ」を紹介。これも写真がホントに綺麗だった。
本物の自然を目の前にすると、怖れとともに自然の大きさに圧倒される。絵本の中だけでなく、子どもたちにも実際の体験をさせて欲しいと話されていた。

興味深かったのは、自然が心を救うのではないかという考えは間違っていたのか?質の高い本をたくさん出している国やカウンセリングが盛んな国が自殺者が多いのは何故なのか?
それは、個人主義が進みすぎたせいで、人が孤立して生きなければいけなくなったのではないか?心が病んでいる人が多いから、本をたくさん読みたくなるし、カウンセリングも必要になるのでは?と話されていた。

今松居さんはミンダナオ島に移住して、ミンダナオ子ども図書館を設立し活動されている。ここの人たちは、人と人の間に壁がない。人の気持ちをすごく良く感じ取ることが出来る。一緒に生きている感じ。
子どもたちは貧しくて教育を受けられなかったり、病気をしても病院がない。
それでも心の中にしっかりとお話が生きている人々。見えないもの(妖精や小人など)を本当に信じている。子供たちは思いっきり外で遊んでいる。たとえ生活は貧しくても、心は豊かに生きている人が多く、なにより子どもの目が生き生きしている。
今の日本の子どもたちは、訳のわからない空しさや、自分がどこに進んでいけば良いのか分からなくなっている。だから生き方が分からなくなった人は、ミンダナオ島に来ると、不思議と元気になると話されていた。決して治安の良い所ばかりではないので、気をつけなくてはいけないことがあるけれど、自分の所に連絡もらえれば、どこかまで迎えに行きますよと言われていました。
興味のある方は、こちらをご覧下さい。
ミンダナオ子ども図書館(http://home.att.ne.jp/grape/MindanaoCL/j1.htm )
とにかく松居さんの言いたかったこと。昔話などお話をたくさん聞くこと。それと遊びの充実。生きることの実体験をたくさん持つこと。本だけではいけない。百聞は一見にしかずですよね。
>>感想を掲示板へ
Re:松居友さん講演会(11月18日) >>返事を書く
ぼっくりさん (2005年11月22日 01時01分)

私も以前近所の小さな教会の礼拝堂で、友さんの講演会に行く機会があ
りました。
こんな小さなところにまで足を運んで、地域の子育てお母さん達が集ま
って、とても素敵なお話を伺えて、幸運だと思いました。

トミーさんが今回日記に書かれていた内容とほぼ一緒のお話でした。
語りが魅力的で、もっともっと長くお話を聞いていたいと思いました。

手島さんの絵本2冊と、ふたりだけのキャンプと、ミンダナオについて
の本をその場で買って帰りました。

ずっと講演活動も続けていらっしゃるんですね。すごいです。
Re:Re:松居友さん講演会(11月18日) >>返事を書く
トミーさん (2005年11月22日 22時50分)

ぼっくりさんも行かれたことがあったんですね~
おまけに本も全部購入とはさすが!!
ミンダナオ島に行かれているので、活動の内容を色んな人に知ってもらいたい
というのと、資金調達っていう意味もあるんじゃないかな?
でもホントに小さな会でも顔を出してくださるんですよね。
実際に経験している人の話には、やっぱり説得力がありますね。
Re:Re:Re:松居友さん講演会(11月18日) >>返事を書く
ぼっくりさん (2005年11月27日 22時33分)

トミーさんへ

夜の間、かみなりと雨がすごかったのですね。
でも、トミーさんはあくる日は心豊かになるひとときをお過ごしになら
れたのですね。

昨日のターシャ・テューダーの映像、たまたまテレビをつけた時にちらっ
と見かけました、その時間帯はゆっくりテレビの前に座れなかったので
よく見られませんでしたが・・・前回の放送とはまた違う内容だった様
に見えました。こうして、ひろば@で、何か共通の事についてすぐにお
話できるのは楽しいです。

>ぼっくりさんも行かれたことがあったんですね~
おまけに本も全部購入とはさすが!!
--------------------
⇒いえ・・・全部ではなかったです。その時はもっと沢山の種類の本が
並んでいましたので。
沢山並んでいると感覚が麻痺する?のでしょうか、4,5冊買っっても
まだ少ない、様な気が・・・(笑)しました。

>実際に経験している人の話には、やっぱり説得力がありますね。
----------------------------
⇒本当ですね。トミーさんのHPで松居友さんのついての日記を読んだ直
後だったか・・・新聞の「人」欄に、松居さんが載っているのを見まし
た。”自身の家族の事で悩んでいた時期にミンダナオへ・・・”とやは
り書かれていて、自分の事を変に隠したりせずにすっと語られるご姿勢
に、私などは尊敬の念を抱いてしまいマス。

トミーさんのページへおじゃますると、「たかちゃん」にも出会えるの
で嬉しいです。たかちゃん、私のページへも時々ちゃんと寄ってくださ
り、ありがとうございます!
Re:Re:Re:Re:松居友さん講演会(11月18日) >>返事を書く
トミーさん (2005年11月27日 23時36分)

ぼっくりさんへ
なんだかとっても丁寧な言葉使いで恐縮してしまいます。
昨日のターシャのは、ダイジェスト版になっていたみたいですね。
私も車の中でちょっとだけ観ましたよ。
今度は1月1日に、NHKハイビジョンであるみたいですね。

松居さん”自身の家族の事で悩んでいた時期にミンダナオへ・・・”
だったんですか?色々ありますね。
だから心が病んでいる人は、ミンダナオに来ると良いと言われていたのかな?
人の生き方って真っ直ぐじゃないんだなあと思います。自分らしく生きられる
のが一番だけど、そう簡単には行かないものですよね。でもどこに行ってもお
話とは繋がって生きている方なんだなあと思いました。
あと何年かしたら、また違った松居さんがいるのかもしれないですね?
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