★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精 |
08月07日 (月) |
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ギンリョウソウ(銀竜草)
Monotropastrum イチヤクソウ科
尾瀬の至仏山からの下山路、尾瀬ヶ原の渺々たる緑の広がりと
青い空を映す池塘を眼下にするけわしい道のわき、
うす暗く、一年じゅう陽光の射すことのない木の下蔭で、
たまたま目にとまった花(?…花と云えるのだろうか)。
みずみずしい色を見せる高原の花々を撮影することをひとつの楽しみにしての登山。
だから、ちょっとヘンテコリンなキノコ、と思って、
あまり気もないままレンズを向けたのがこれ。
ギンリョウソウ(銀竜草)というのだそうだ。
事実、「ユウレイタケ」という別名があるほどで、
知識に乏しいわたしが「キノコ」と思い違いをしたとしても、
あながち責められねばならぬほどのことではないように思うのだが。
あとで友人に訊くと、これを見たとはたいへんラッキーで、
何度も尾瀬に来ている人でもめったに見ていないはず、とか。
いっしょに行った案内役の友人さえ、見ていなかった。
足に痛みをおぼえ、すっかりヘタばって青息吐息、もうダメと、
よろよろ下っているそのときにふと目にとめた、というもの。
で、これはキノコではなく、れっきとした被子植物なんですって。
落ち葉が腐食したところに生える菌類と共生し、
それを栄養素として摂取して育ち、最後、秋には茎が倒れてつぶれ、
その中にあったタネがホウセンカのようにはじけて飛んで子孫を残す
という仕組み。一昨年9月9日、ここの日記で紹介した
「ナンバンギセル」(写真・下)と同類の腐生植物の一種か。
(萬葉集で「思ひ草」として詠われている妙ちきりんな花)
なるほど、じめじめした暗いところ、あまり人の寄りつかないところで発見した。
ごらんのように、気高いほどに透き通った、きれいなホワイトシルバーで、
丈は15~20センチほど。暗やみに生きる妖精のようにキラッと光る。
葉緑素はまったく持たない。葉を見ると、ウロコのようになっている。
このことから、人はこれを銀色の竜に似ていると見て「銀竜草」と命名した。
しかし、どうだろうか、わたしにはどうしても「竜」には見えないのだが。
もっとも、この年になるまで「竜」そのものにお目にかかったことはないのだが。
禁じられるまでもなく、これを自宅まで持って帰る気持ちにはなれないけれど、
人によってはこれを栽培して薬として使い、おカネ儲けをしているらしい。
高価なもので、強壮・強精、鎮咳作用にテキメンの効果ありとか。
ラボのみなさんには毒にもクスリにもならない話題でしたね。
ちょっとめずらしいかな、と勝手にご紹介しました。あしからず。
ナンバンギセル(古称“思ひ草”)。ページ一覧「萬葉植物」参照。
転記スミ⇒「今月の花神」
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Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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さちこさんさん (2006年08月07日 08時41分)
なんとも魅力的なお花!
息子の名前には、このお花と一緒、”竜”の文字が入っています。
こういうことって嬉しいですね。
尾瀬、一度訪れてみたいです。山登りがしてみたいのです。
先日、ふーちゃん先生からいきなりのお誘いで
久しぶりに故郷の金華山に登りました。
マイナスイオンいっぱい浴びて、
さーーっと頭のなかの霧が晴れました。
考えてばかり、頭でっかちではいけませんね。体、動かさないと。
でも、あまり高くない金華山でも下山するときは足はがくがく。
黒姫山や大山に登ることができるよう、筋力つけます!
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Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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Play with meさん (2006年08月07日 14時05分)
怪しげな魅力を発散している妖精のような植物ですね。
よろよろと下山途中に元気をもらったのではないでしょうか?
小夜ちゃんの息を飲んで眺めている様子を想像しています。
転んでも何とかのようなしたたかさも見えてきます。
すごい出会いでしたね。
至仏山の素晴らしさを一緒に体験させていただいています。
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Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月07日 23時22分)
さちこさんさん 【その1】
>息子の名前には、このお花と一緒、”竜”の文字が入っています。
⇒ほ~。勁い、俊敏な、勇気のある子でしょうか。あるいは、龍之介、
感性するどく、文学方面を指向する子でしょうか。どんな子になるか、
たのしみですね。
>尾瀬、一度訪れてみたいです。山登りがしてみたいのです。
⇒尾瀬、そして上高地。やはりここは、日本の自然美を集約して見せて
くれるすばらしいところ。もうひとつダイナミックさということで加え
て云うなら、谷川岳でしょうか。
ほかのところもそれぞれの魅力はありますが、珍しいとか、美しい、壮
大だというだけでなく、どこか優しさがあり、死ぬならこんなところで
と思える崇高さ、清らかささえ備えたところです。
わたしはひとを案内できるほどには山のことは知りませんが、そうで
すね、いつかいっしょに登って、そのすばらしさを分かちあえたらいい
ですね。シーズンにはたくさんの人が尾瀬を訪ずれますが、驚くのは、
元気な中高年層が多いこと。お仕事をもっていたり子育て中の人はなか
なか困難なのでしょうが、ここで会うどの顔も晴れ晴れとして隔意な
く、利欲なく、こころを全的に解放するよろこびに輝いています。
書き込みの御礼に、いまわたしのパソコンのディスクトップの背景に
している、尾瀬の目の覚めるような画像を後日、メールで送ります。
>先日、ふーちゃん先生からのお誘いで故郷の金華山に登りました。マイ
ナスイオンいっぱい浴びて、さーーっと頭のなかの霧が晴れました。頭
でっかちではいけませんね。体、動かさないと。
⇒そうですね、山が発するマイナスイオンで、細胞粒子の一つひとつが
みずみずしく活性化するのを感じ、すっきりします。苦しく、もうイヤ
だと、死ぬ思いをしてついに登りきり、頂上に立って思いっきり深呼吸
をするときの気分と、コースを歩き終え、駐車場の車にもどって登山靴
を脱き、シャツを着替えるときの解放感、さらにそのあと立ち寄って浴
びる野趣に富んだ露天風呂の湯。四肢をいっぱいに伸ばして疲れをほぐ
すときの幸福感は、ことばではとても語れませんね。
【つづく】
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Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月07日 23時24分)
さちこさんさん 【その2】
「金華山」ですか。まさか三陸海岸、牡鹿半島沖の金華山ではないで
すよね。稲葉山の斎藤道三の居城、岐阜城のある金華山でしょうか。
わたしがそこへ行ったのは30年ほど前のこと。鵜飼い見物のついでだ
ったでしょうか。登った記憶がないということは、たぶんロープウェイ
に乗って行ったのでしょう。ゆたかな植生が見られたこと、滝が二つ三
つあったことなどをおぼろに憶えていますが。
ということは、さちこさんのお郷は岐阜なのですか。いまのお住まい
と比較的近く、その気になればすぐにも親の顔を見に帰れる距離。親孝
行ができそうで、いいですね。ち◎◎んさんのように、ご実家が近すぎ
ると、便利なようでも、つい甘えが出てしまうこともありそうですけ
ど。
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Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月08日 09時53分)
Play with meさん 【その1】
>怪しげな魅力を発散している妖精のような植物ですね。よろよろと下
山途中に元気をもらったのではないでしょうか? 小夜ちゃんの、息を
飲んで眺めている様子を想像しています。転んでも何とかのようなした
たかさも見えてきます。
⇒さまざまな高山植物を愛でつつ歩いてたのしむ登山となりました。山
の澄んだ空気に磨かれて透明な色を見せるその花々を見ていただきたい
誘惑に駆られますが、このサイトは、そういう場ではないようですの
で、ここはぐっと抑えて、ギンリョウソウという、妖しげな様子をした
腐生植物に絞ってご覧いただきました。
はい、小夜のまあるい目は、こういうめずらしいものを見逃さないん
ですね。好奇心旺盛で、「どうして?」「どうして?」のくりかえしに
は、そばにいてちょっと閉口させられることもありますが、それでも、
おかげで、ものごとをもう一度たち止まって丁寧に見ることになりま
す。
車ですとサッと通りすぎるところを、ゆっくり、もたもた歩いている
と、いえいえ、足をひきずり、よれよれになり、ちょっと行っては休む
という歩き方をしているのも、まんざら悪いものではなく、おかげで、
ほかの人が見落としていくものもしっかり見ることができます。「道
草」とはよくいったことばですね。いっしょに歩く仲間には迷惑なはな
しですけれど。でも、ときには大事かもしれませんね、こんな時間をも
つということは。
【つづく】
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Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月08日 09時56分)
Play with meさん 【その2】
>至仏山の素晴らしさを一緒に体験させていただいています。
⇒だれがいつ命名したものでしょうか、「至仏山」とは。まさか、まさ
か、行ってホトケさまになる、つまり行って死ぬる山、姥捨山という意
味ではないでしょうね。こうした山にはよく小さな祠(ほこら)が頂上に
あったりすることが多いですが、この山にはそうした宗教色はまったく
ありません。行って登攀の痛苦をあじわうことにより、ホトケのように
慈愛に満ちた品性を獲得するに至る、ひとにやさしくなる、と、そうい
う倫理的な意味を負っているのでしょうか。このわたし、もともと品性
いやしい俗悪な存在で、この山を登ったからといって、その後どこかが
変わったという自覚はもてないでいますが、たくさんの美しいものをま
た見ることができた幸せを感じています。
わずかな画面でしかありませんが、それをいっしょに体験していただ
けるとは、望外なよろこび。play with me さんにも、いまわたしのパソ
コンのデスクトップの背景にしている尾瀬の画像を後日送らせてもらい
ます。もし同じように使っていただけましたら、ええ、爽やかさ請け合
います、パソコンをあけるのが楽しみになりますよ。
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Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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サンサンさん (2006年08月08日 10時21分)
このような植物があるなんて。。。
怪しげな色に異次元の雰囲気が感じられて、ちょっと怖い感じがしま
す。
今日は雨で暑さも一段落。
Hiromiさんはフランスでこちらにおいでになる気配はないですねぇ。
そのうち、一緒にお会いしたいですねぇ、あのレストランで。
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Re:Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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さちこさんさん (2006年08月08日 17時16分)
がのさんへ
>どんな子になるか、たのしみですね。
今のところ、思いっきり名前負けしております。
でも、健康であればそれで充分です。。。
>いつかいっしょに登って、
>そのすばらしさを分かちあえたらいいですね。
はい!それまでに、
がのさんをあきれさせることのないよう脚力をつけますね!
>稲葉山の斎藤道三の居城、岐阜城のある金華山でしょうか。
そうです。
故郷を離れてから感じたことですが、とても美しい山だと思います。
こちらにいらっしゃる際は是非ご一報下さい。ご案内します。
最近は城下町がとても美しく、趣があります。
杉山 三四郎さんの絵本屋さんもすぐそばにあります。
>さちこさんのお郷は岐阜なのですか。
>いまのお住まいと比較的近く、
>その気になればすぐにも親の顔を見に帰れる距離。
>親孝行ができそうで、いいですね。
近いのですが、なかなか帰ることができません。
ゆっくり帰ることができるのは年に1,2回でしょうか?
でも、それも親孝行なのかな~と考えるようにしています。
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Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月08日 22時00分)
サンサンさん
>このような植物があるなんて…。怪しげな色に異次元の雰囲気が感じ
られて、ちょっと怖い感じがします。
⇒このような腐生植物を尾瀬で見ることになろうなど、予測もしていま
せんし、期待もしていませんでした。それを思うと、この世界、知らな
いことに満ちみちていることを痛感しますね。知らなくってもちっとも
恥にはならないようなことも含めて。いくら鍛錬を重ねた人でも、一人
の人間が知ることには限度があります。そこでは、偶然がはたらく場合
が多く、サハラ砂漠のなかでダイヤモンドの粒を探すようなものかもし
れません。一生を賭けてもそれを見つけることができない場合もありま
すが、それでも、与えられた条件のなかで、丁寧に、大事に、ごまかし
なく、海原なす砂山に我慢強く誠意をもって目を注いでいくしかありま
せん。だからこそ、新しいものを見だし、驚きとともにそれにふれるこ
とには、いい知れぬ喜びがあるんでしょうね。
教育活動のなかで、子どものなかにキラリとするものを見出したとき
の喜びも、それに近いのかもしれません。テューターとは、そういうチ
ャンスのそばに絶えずいられる幸福を授かっている人と云えないでしょ
うか。
>Hiromi~さんはフランスで、こちらにおいでになる気配はないですね
ぇ。そのうち、一緒にお会いしたいですねぇ、あのレストランで。
⇒今回のフランスは、20日間と聞いていたように思いますので、そろそ
ろ帰国の準備をしておいでのころかもしれません。地球の裏側からこの
WEBサイトを介してラボの動静を見ておいでの方がいることに、わたしの
ような時代おくれには、浦島さんかリップ・ヴァン・ウィンクルのよう
な疎さと距離感をおぼえます。そういえば、サンサンさんのヨーロッパ
旅行のときも、綿密な現地報告をしていただき、へーェ、という驚きが
ありましたね。今回、Hiromi~さんがどんなこころのおみやげをもって
お帰りになりますか、たのしみですね。ええ、あの白い花にうもれたレ
ストランでお会いし、おみやげばなしをゆっくりうかがいたいもので
す。
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Re:Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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Play with meさん (2006年08月09日 21時50分)
がのさん
>たくさんの美しいものをまた見ることができた幸せを感じています。
わずかな画面でしかありませんが、それをいっしょに体験していただ
けるとは、望外なよろこび。play with me さんにも、いまわたしのパソ
コンのデスクトップの背景にしている尾瀬の画像を後日送らせてもらい
ます。もし同じように使っていただけましたら、ええ、爽やかさ請け合
います、パソコンをあけるのが楽しみになりますよ。
⇒ ありがとうございます。
早速トップページに入れました。
さわやかな風が吹き込んでくるようです。
順次替えて楽しませていただきますね。
くろひめ5班に参加している韓国からのお友達とそのホストを明日迎え
ればキャンプも終わりです。
もっともファミリーキャンプがまだありますけれど。
夏もかけ足で過ぎていきます。
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Re:Re:Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月10日 09時47分)
Play with meさん 【その1】
>いまわたしのパソコンのデスクトップの背景にしている尾瀬の画像を
後日送らせてもらいます。ええ、爽やかさ請け合います、パソコンをあ
けるのが楽しみに…。⇒ありがとうございます。さわやかな風が吹き込
んでくるようです。
⇒台風の通り過ぎたあとには、またギンギンの朱夏の太陽。コンクリー
トに撥ね返る都会の熱暑。これぞ日本の夏。今年の尾瀬はそうはいきま
せんでしたが、昨年の尾瀬こそは、前夜までの恐ろしい荒天がうそのよ
う、台風一過の一点の雲もない、奇跡のような青空に恵まれました。と
りわけ早暁の空気のさわやかさは、ほんとうにみなさんにわけてあげた
いと思いましたね、余計なお節介ですが。刻々明けていき、山の稜線が
だんだん浮かびあがります。ウグイスが、オオルリ・コルリが、あとを
追ってくるようにして歌の挨拶をしてくれます。まだ暗い原生樹林の下
を歩くと、樹冠からポツリ、ポツリと落ちる夜露のしずくが下の笹葉を
打って、雨かとまちがえそうにひびきます。すべてが澄んで、純粋で、
さわやかで、山のいちばん魅惑的なときかもしれません。
ところが、山はいつもそんなにやさしくはありません。登りは急にな
り、岩場がそそりたち、汗は噴き、脚は進まず、気息は切れてきます。
もう体力の限界だ、だめだ、もっと若かったらなあ、山はこれきりにし
よう、…といつも思います。でも、愚かなもので、頂上に渡り来る清涼
な風をほてる肌に感じたその瞬間、苦しさも痛さもすぐ忘れてしまい、
今度はどこにしよう…、と。ま、わたしはそれほどの山のマニアではあ
りませんが。
【つづく】
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Re:Re:Re:Re:★暗い木の下蔭で見た銀色に光る妖精(08月07日)
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がのさん (2006年08月10日 11時36分)
Play with meさん 【その2】
>くろひめ5班に参加している韓国からのお友達とそのホストを明日迎
えればキャンプも終わりです。夏もかけ足で過ぎていきます。
⇒夏はアッとい間。ひとときの興奮と昂揚、あれは何だったのか、と思
うほどに。キャンプが終わり、甲子園の高校野球も進み、海外へ行った
お友だちももうすぐ帰ってきます。Play with me さんのお立場もあり、
もう、アタマのなかは、夏の色は褪め、「秋活動へ!」と切り替わって
いるころかもしれません。子どもたちがつかんだ夏の一つひとつの出会
いと体験を、質のよい経験につなげ、高めていくというテューターさん
の夏の祭りのあとの課題は、考えれば考えるほど小さなものではありま
せんね。さまざまな計画がひかえているようですが、過労を来たさぬよ
うお励みくださいますことを。
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