幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0432786
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 福音館のメルマガより(ライブラリー関連)の記事
 3びきのやぎのがらがらどん
 おおきなかぶ
 だるまちゃんとかみなりちゃん
 『ふるやのもり』
 『ぐりとぐら』
 【さんびきのこぶた】
 【ぐるんぱのようちえん】
・ テー活動とは?(ふしぎのくにのアリスさんHPより)
 【ライブラリーの年令に応じた聴き方を】
 【「はなのすきなうし」のロバート・ローソン】
 【「ヘルガの持参金」のトミー・デ・パオラ】
 レオ・レオニについて
 モーリス・センダックについて
 ウィリアム・スタイグについて
 ジョン・バーニンガムについて
・ 【英語が話せる子どもにするには・・・】  ・
 【英語のシャワーを浴びようよ!】
・ Tommy's Room
 My TolePaint
 My garden
 トールペイント(クリスマス編)
 My garden (Winter garden)
 Tommy's Garden('05 spring)
 季節のトールペイント
 Tommy's Garden('05 spring) 第2弾
 黒川つきえ教室作品展’05
 インドアガーデン
 ’05 Summer Garden
・ 国際交流
 【坂本 達さん講演録(2003年国際交流のつどいにて)】
 富永P国際交流の歩み
 【2003年国際交流ホームステイ(カリフォルニア州)】
 坂本 達さんインタビュー
 【カナダへ帰国する私からの手紙】
・ ドラマ教育
 演劇教育の可能性
 表現教育とは何か?
・ 子どもの社会力
 英語教育と日本人
 早期教育
 本物の学力
 子育てコーチング
 【故猿渡さんの作文「命を見つめて」】
 【なぜか途中で挫折する人の心理分析】
 【本物の英語力(文芸春秋10月号より)】
 不適応症候群
 【3ヶ月で英語をマスターするコツ】
 自分のいいところ
 子育てセミナー(とんちゃん流魔法のことばかけ)
 がばいばあちゃんの面白語録
 「成長の法則」
 見える学力・見えない学力
・ 今どきの大人と子どもの本の紹介
 私のおすすめ本
 子は親の鏡
 あそび歌
 おすすめ絵本
 そのまんまでいいよ
 1分間パパママ学
 【赤木かんこの『ねえ この本読んで』赤の巻】
 絵本力をつけよう!
 【福音館のメルマガ(松居直さんの文章より)】
 電池が切れるまでの詩
 クリスマス絵本
 【傍観(絵本の世界で遊べない子供たち)】
 12番目の天使
 【私が好きな相田みつをのことば】
 小沢俊夫さん講演録
 【幸せは赤ちゃん絵本から(福音館メルマガより)】
 【アンソニー・ブラウンの本】
 【ラチとらいおん】
 マザーグース関連
 ターシャ・テューダーの言葉
 赤毛のアン心がきれいになる言葉
 お勧め英語絵本
 子育てに絵本を!(山崎みどりさん講演会)
 小澤俊夫氏講演会「昔話の残酷性」
・ 富永P活動(交流会や発表会など
 2003年X'mas交流会
 春の合同合宿
 【グループの中で育つ子どもたち】
 【田島信元氏講演会&高2ラボっ子メッセージ】
 【ワークショップ「ラボで身についたこと・つくこと」】
 富永P10周年記念発表会
 【’04ラボサマーキャンプ(湯坪2班)】
 九重の花々
 【富永Pファミリー発表会&夏活動報告会】
 2004年クリスマス会
 ’05合同合宿
 鈴木孝夫氏講演会
 【’05ラボサマーキャンプ(in湯坪)】
 【’05富永P個人&ファミリー発表会】
 大学生キャラバン隊がやって来た~
 ラボ教育公開シンポジウム
 パネル討論『なぜ英語教育が人間教育なのか?』
Tommy's Garden
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
子育てに絵本を! 03月05日 (月)
今日は、絵本に力を入れている嘉瀬幼稚園で、文庫活動が始まるきっかけを作られた山崎翠さんの講演会でした。
最初に最近いじめで自殺した福岡の子どもの事例をあげて、子どもにとっての親とはなんでしょう?母親・父親の存在とは?
今のいじめ事情が書かれている「教室の悪魔」を読むと、いついじめられるか分からない怖さからしらんぷりする子どもたち。自分を助けてくれる仲間がいない苦しさから生きていけない心の弱い子どもたちを救うためにはどうしたら良いのか?
私という存在は、たくさんの命が引き継がれて長い長い歳月の上で存在しているのだから、自分ひとりの命ではないんですよ。だから簡単に死なないで!

母親は、子どもが安心して駆け込める心の居場所になっていますか?
自分はたっぷりと愛されて育っていると感じていますか?
親の都合で子育てしていませんか?
子どもの頃に愛されなかった子は、大人になっても辛いんです。
人間にとって、一番の不幸は、誰からも期待されないこと。

今の子どもたちは、居場所を求めて苦悩している。愛情に飢えている、自分を丸ごと受け入れてくれる居場所を求めていますよ。

現代の子育て事情として、睡眠不足・ディスプレー症候群(テレビ・パソコン・携帯など)によるコミュニケーション不足。そして実体験不足(本物に接すること。五感を通して育つこと)バーチャルな世界で生きている子どもたち。

子どもたちに必要なことは、体を作る食べ物と睡眠をたっぷり採ること、
そして心の栄養は文化→明日を生きていくエネルギー

子どもを育てている親・大人が、感性を研ぎ澄ますこと。
子どもに絵本を読んであげること。
「子育てに絵本を」ということを実践して子育てしてこられた山崎先生。
子どもにたくさんの言葉をかけて子育てをしましょう!子どもは、ことばを食べて育ちます。
子どもに絵本を読んであげることは、子どもにとって、楽しい時間。愛されていると感じる時間。でも、ただ読めば良いとは限らない。お母さんが本を読む時に、どんな気持ちで読んでいるかが大事。子どもは全身を研ぎ澄まして、お母さんの気持ちを読み取っているもの。

絵本は、ことばが選びぬかれている。ことばがリズミカル。
ことば、場面の繰り返しがある。めくる楽しみがある。
ことばとは、ものを考える土台。 一番大切なのは、土台(土壌)を作ること。
本を読むということは、心が柔らかくなる。人に対する優しさを学んでいる。
本を読むことで、様々な生き方を学んでいる。
絵本を読むことで、ことばの力・想像する力を育てる。
→ものを感じる感性、思考力が育つ。
相手の心は見えないけれど、それを見る想像力・優しさが育つ。
人間を大切にする心を育てる。
そうやって育った子どもは、しっかりと一人でも生きていける。
ご自分の子どもたちとの絵本体験を交えて話される山崎先生の一つ一つのことばが、ズシンと心に響いて、私の子どもたちはしっかりと愛されて育っていると感じているよねと自問自答してしまいました。
次男はよく「この家の子で良かった。お母さんで良かった。」と言ってくれるから、大丈夫かな?もう大きくなったので、ひざに抱いて絵本を読むことはないけれど、ありのままの自分で居られる場所。いつもお母さんは自分の味方だと思える存在になることが一番ですよね。
だから子どもが小さいうちに、たくさん抱きしめて、いろんなことを一緒に楽しむ時間、そして絵本でたっぷりと幸せな時間を過ごしてほしいなと思います。

もっと詳しく知りたい方は、先生の本『おかあさんデザートに本読んで』を読むと良いですよ。
内容は(愛されたい子どもたち/ 今、子どもたちの発達を取りまく環境は/ 子どもを感性豊かに育むために/ 子どもは家庭の中で育つ/ 人間として生きる力/ 教室での読み聞かせ―子ども・学級を変えた小学校での実践/ 生きる―絵本を通して考える/ 絵本にみる子どもの権利 )など、今の子育てに必要なメッセージが語られています。是非子育て中の方に読んでもらいたい本ですね。

自分の子どものことばの記録を元に書かれた『子育てに絵本を』と生徒の絵本体験を中心に書かれた『続・子育てに絵本を』山崎先生のこの本は、まだ読んだことがなかったので、私も読まなくっちゃ!!
>>感想を掲示板へ
Re:子育てに絵本を!(03月05日) >>返事を書く
cherry♪さん (2007年03月07日 08時41分)

こんにちは。
とても良いお話をupしていただいて、ありがとうございました。
絵本のよさ、大切さはラボに関わる方達には当然のように
感じておられることと思いますが、その絵本を子どもに読んで
あげる大人・親が感性を研ぎすます・・・ということもまさに
大切ですね。
いつも新鮮な、いきいきとした気持ちで子どもたちと
接することができるように、毎日を丁寧に、過ごしたいと
思いました。

ご紹介いただいた本もさっそく読んでみたいと思います☆
Re:Re:子育てに絵本を!(03月05日) >>返事を書く
トミーさん (2007年03月07日 16時59分)

cottonさん
書き込み有難うございます。
山崎さんの出されている「子育てに絵本を」はもう20年前のことなんだ
けど、今毎日のようにいじめによる自殺や子どもの考えられないような
事件に心を痛めておられて、もっと子どもたちをしっかり抱きしめて愛
されているという思いを伝えて欲しいと言われていました。
ホントに絵本を読んであげる人は増えているけれど、ただ読むだけじゃ
いけない。どんな気持ちで読んでいるか?ただ役目済ましに読むのでは
なく、読んでいる大人も感動しながら読むことが大事。大人が感性を磨
いて、良い絵本を選ぶこと。価値のない絵本を読んでいる時間はもった
いないですよ。という言葉がとても印象的だったので、同じ所に思いを
寄せてくださって嬉しいです。
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.