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◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか? 03月12日 (木)
 子どもを叱らない、いや、叱れない親が多くなっていると聞きます。どうしていますか、あなたは?
 やさしいばかりではすまされない場合があります。どこでも目にする、目に余る子どもの行儀の悪さ、悪質なイタズラにも、叱らないどころか、まわりの人が見かねて注意しようものなら、逆ギレして怨んだりする親さえも。そうかと思えば、牛馬に対するように子どもを怒鳴りつける親がいたり。嘆かわしいことには、そのどちらでもなく、われ関せずで、見て見ぬふりをする人が大多数。たしかに、怒るにせよ叱るにせよ、互いの関係性が大事で、ワルを見てすぐ「コノヤロウ!」とはならないのはもちろんです。
 さて、「怒る」と「叱る」は、どこがどう違うのでしょうか。

 3月8日、横浜市青少年指導員大会に参加してきました。その第二部が記念講演で、落語家の桂才賀師匠による1時間半にわたる話。落語が演じられたわけではありません。ただ、付言させてもらうなら、古典落語というのは、本来、一種の説法であり、どこかにかならず「教える」「諭す」というものがあって、教訓を笑いのコロモにくるんで語ってきた、そういうものだそうで、わたしは初めてそのことを知りました。
この日は、落語ではなく、「子どもを叱れない親たち」と題し、師匠が少年院篤志面接委員として出会ってきた青少年のこころの内側を、これはさすがに59歳の噺家、円熟した名調子で語ってくれました。

saiga009

 ところで、みなさんは桂才賀という落語家をご存知でしたか? 恥ずかしながら、わたしにとっては初めて見る人、初めて知る人でした。1980年代の8年間、日本テレビの人気番組「笑点」のレギュラー・メンバーだったそうですね。1985年に真打ちに昇進しています。
この人、東京・羽田の生まれ、飛行=非行と縁が切れない宿命にあるとかで、法務省の「少年院篤志面接委員」という、あまり聞きなれない肩書きをもっています。奥さんが沖縄の人で、あるとき、子どもさんをつれて里帰り。ムコどのとしてはヒマをもてあまして、なんとなく近くにある少年院を訪問しました。この沖縄は、中学生の逮捕補導率で全国トップのところとか。その後、北海道に行ったら、そこの少年院に沖縄で会った所長が転任してきていて、やあやあ、となり、これを契機に日本じゅうの少年院をめぐることになったそうです。日本全国にはいま53の少年院があり、その全部をまわって、現在は3巡目。いっさい無償のボランティアで、交通費さえ出してもらえない活動。わたしたちの知らない、高い塀の中で、自分の犯した罪と向かい合いながら毎日をすごす数万の若ものたちと、四半世紀近くにわたって対話してきたことになります。
 保護司という人が各地に52,500人おり、この人たちは刑を終えた青少年の自立と健全育成にあたっています。一方、面接委員というのは、全国に800人弱いて、保護処分を受けて少年院に入っている若ものたちの自立と心身の健全育成を任意にあずかっています。めったにその生活が外部の人に知らされることはありません。
 正確なところは知りませんが、罪を犯した未成年者は、ふつう、2週間程度の鑑別所生活ののち裁判にかけられ、家庭裁判所から保護処分を受けたとき少年院に送致されます。そこでの判断基準は、多くの場合、ダメ親、ダメ生活環境で、そこに置いておいても子どもに改善が期待できないとされるとき。親の無関心・無理解と愛情不足、あるいはその逆の、イビツな愛情過多。若ものを犯罪に走らせる要因には、それが大きいようです。
 家庭から、学校から、さまざまな理由ではみ出された子どもたち。その少年院の子どもたちに川柳や詩をつくらせることがあるそうです。
  「たまにはよ 叱ってみろよ おとなたち」
  「この人は 向いてないのに 教育者」
叱れないおとなの弱みに乗じて悪に走った子どものすがたが見えてきます。叱るべきときにしっかり叱れるおとなでありたい。叱る人=し(っ)かりもの、というわけ。

  「笑顔にまさる化粧なし」
 さて、「怒る」とはどういうことか。「叱る」とはどういうことか。
ずっとずっと以前、どこで触れたか思い出せませんが、関西のPlay with me さんの叱り方のじょうずさをこの「ひろば@」のページで書いた記憶があります。「怒る」とは、こちら側の利得と都合とメンツに立って、感情にまかせて一方的に相手を責めること、と言えるでしょうか。「怒髪冠を衝く」という故事にも見るように、そこには荒々しさ、衝動的な激しさがありますね。弱者を「怒罵」するすがた、だれであれ、怒りののしるすがたは、美しいものではありません。一方、「叱る」はどうか。相手の立場や事情もわきまえたうえで、あやまちを強い態度で戒める、しっかり注意して正してやること。「叱責」してアタマからなじるのではなく、「叱咤激励」ということばがあるように、相手の立場に立っていっしょに考え、あるべき方向へ率直に導いてやる、励ましてやる、冷静に、余裕を持って。

 また、才賀師匠が女子の受刑者の前でよく話したり色紙に書いたりすることばは――「笑顔にまさる化粧なし」。こころを飾り人間を飾るのは、化粧品ではなく、自然に生まれる笑顔。これは、女子の心得としてもらいことばであるとともに、だれもがいつも胸に持っていたいことばですね。

 地域にあって、若ものたちの心身にわたる健全育成をあずかる青少年指導員。これは、子どもたちの成長と教育を全的にあずかるテューターの立場とかなり近い距離にありはしないでしょうか。犯罪に走らない、犯罪に巻き込まれない青少年づくりと、その活動を通じて、安心できる町、安定した地域づくりの一端をになう両者。ただ、ラボがもしその社会的使命を忘れて語学教育、狭隘な夜郎自大の英語至上主義に走り、利潤追求を金科玉条とするなら、話はぜんぜん別ですけれど。
Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年03月13日 10時23分)

サンサンさん

【その1】
>怒ると叱る、、、違いますよね。若いころは感情にまかせて怒ってい
たことも多々ありました。でも、この年になるとねぇ、、、。これはい
けないこと、危険なこと、人を傷つけること、、、などのときにはしっ
かり時間をかけて、その子が理解してくれるまで、叱りつけます。その
子を愛する気持ちで叱れば、ちゃんと聞いてくれるのでこれからもしっ
かり叱っていこうと思います。

     ----------------------------

 怒るにせよ叱るにせよ、これはむずかしいですねぇ。親であれ先生で
あれ、必要もなく子どもを叱るとすれば、それは異常ですし、子どもと
向かいあったら、まずほめること、ほめることが何よりいちばんいい、
と知らないものはなく、おそらくラボのみなさんもそうしていることで
しょう。ですが、この場合は、そうはいかないケースとお考えくださ
い。

 このオモテのページではご紹介しにくく、「ページ一覧」のうちの
「青少年問題」の「②ガーディアンエンジェルス…」でその一端をしる
しましたが、“守護天使”たちがワルたちの吹き溜まり、性風俗の町で
身の危険を賭して闘っているすさまじい実情とまでは遠く及びません
が、現実、わたし自身、たとえば不登校、引きこもりの問題に中学校教
諭たちとともに頭をぶつけ、闘っている日々です。この10日は中学校の
卒業式(卒業証書授与式)。さんざん世話を焼かせてくれた子どもも、こ
の日、殊勝らしく巣立っていき、感慨ひとしおなものがありました。中
には、いじめを受けて自傷行為に走る子がいて、手がつけられないよう
な状態、文字どおりの「格闘」でした。ろくろく子育ての経験もないわ
たしですので、すべては体当たりでした。

 そんな中で知ったのは、「目線」ということ。まっすぐ正面から向か
い合ったら、刃物でズブリッ…。いや、そういうことではなく、こちら
に彼らを見下ろす視線がちょっとでもあったら、まったくそのこころに
近づけないということですね。相手と話ができなかったら、ほめるも怒
るも叱るも、戒めるも諭すも責めるもない。
【つづく】
Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年03月13日 10時26分)

サンサンさん

【その2】
彼らより余計に(だいぶ余計に)生きているというだけで、保護者でもな
く指導者でもなく、偉いわけでもない、資格といって何もない。これま
での経歴で何をやって年をとってきたのかも関係ない。見栄も体裁もな
く素っ裸になって彼らのこころの中に入っていくしかありません。

 そして、そんなふうにいっしょに悩み、解決への一歩へ渾身の努力を
しても、「ありがとう」のひとことを言われるわけでもありません。も
ちろん、一銭にもなりません。持ち出しばかりです。でも、それが社会
で生きる、地域でともに生きるということなんだろう、と思っていま
す。わたしのいう「社会」とは、そういう社会のことです。

 たいへんな不況のあおりを受け、家庭経済が破綻し、高校を中退せざ
るを得ない子どもがたくさん生じています。義務教育ではないので、国
からの支援は期待できません。格差の広がったこの社会で、収入も宿も
奪われた人たちがたくさんいる一方、一時のブームに乗って大儲けをし
た人たちもいます。そういう人がポーンとお金を投げ出して奨学資金と
して提供してくれたら、どんなにか前途有為な子どもたちの助けになる
か、日本の将来のためになるか…。そういうことを考えるのは、困った
ことに、いくら袖をふってもお金は出てこないわたしのようなものだけ
で、お金を持っているものはいよいよ自分の欲に沿ってもっともっとと
欲しがる…。それもまた社会。

 ともあれ、みんなで子どもを大事にする社会でありたいですね。わた
しも、はなはだ力不足ながら、子どもたちの味方でありたいと願ってい
ます。
Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
サンサンさん (2009年03月13日 11時12分)

がのさん

なるほど。
もっともっと難しい状況にある子どもたちに向かい合った時のことを
おっしゃっていたのですね。

自分の母親が元気なころ、地域で保護司をしていて
いろいろな問題を抱えていた青少年を大事に育てていたのを
思い出しました。
私は母ほどのことはこれっぽっちもできていませんが、
少しでも周りのママたちと一緒に子育てにかかわっていられたらと
願っています。

またいろいろ教えてくださいね。
Re:Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年03月14日 10時34分)

サンサンさん

【その1】
もうひとつ、ここに付記させてください。
才賀師匠が講演の最後にCDをかけて聞かせてくれました。ある若もの
の話のあとで。
それは、たいへんまじめな青年でした。運送会社の過酷な仕事にも耐
え、一刻も早く荷物を待つお客さんのところへ届けようという一心で、
ときには眠ることもなく。
そんな彼に魔がさして、逢魔が時とはこういうことか、街路灯の光も届
かない暗い道、ついウトウトッと。信号が赤だったと気づいたときに
は、人を車輪にかけてしまっていた。
刑に服したあと、社会に復帰したその青年のことをうたった歌。さだ・
まさしが絶唱しています。
講演会場のあちこちから嗚咽が聞こえました。もちろん、わたしにとっ
ても初めて聞く歌でした。もしよかったら、歌「つぐない」で検索し
て、一度聞いてみてください。CDを買わないでもYou Tubeで聞けますの
で。「つぐない」、こんな歌詞です。

  月末になるとゆうちゃんは
  薄い給料袋の封も切らずに
  必ず横町の角にある郵便局へ
  飛び込んで行くのだった
  仲間はそんな彼を見て みんな
  貯金が趣味のしみったれたやつだと
  飲んだ勢いで嘲笑っても
  ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

  ぼくだけが知っているのだ
  彼はここへ来る前にたった一度だけ
  たった一度だけ
  哀しい過ちを犯してしまったのだ
  配達帰りの雨の夜
  横断歩道の人影に ブレーキが間に合わなかった
  彼はその日はとても疲れてた

  「人殺し あんたを許さない」と彼をののしった
  被害者の奥さんの涙の足元で
  彼はひたすら大声で泣きながら
  ただ頭を床にこすりつけるだけだった
  それから彼は人が変わった
  何もかも忘れて 働いて 働いて
  償いきれるはずもないが せめてもと
  毎月あの人に送金していた

【つづく】
Re:Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年03月14日 10時35分)

サンサンさん

【その2】

  今日 ゆうちゃんが
  ぼくの部屋へ 泣きながら走り込んで来た
  しゃくりあげながら
  彼は一通の手紙を抱きしめていた
  それは事件から数えて
  ようやく七年目に初めて
  あの奥さんから
  初めて 彼あてに届いた便り

  「ありがとう あなたのやさしい気持ちは
  とてもよくわかりました
  だからどうぞ 送金はやめてください
  あなたの文字を見るたびに
  主人を思い出して辛いのです
  あなたの気持ちはわかるけど
  それよりどうか あなたご自身の人生を
  元に戻してあげて欲しい」

  手紙の中身はどうでもよかった
  それよりも
  償いきれるはずもない あの人から返事が来たのが
  ありがたくて ありがたくて
  ありがたくて ありがたくて ありがたくて
  ありがたくて ありがたくて ありがたくて
  「神様」って 思わずぼくは叫んでいた
  「彼は許されたと思っていいのですか
  来月も郵便局へ通うはずの
  やさしい人を許してくれて ありがとう」

  人間って哀しいね だってみんなやさしい
  それが 傷つけあって かばいあって
  何だかもらい泣きの涙がとまらなくて
  とまらなくて とまらなくて とまらなくて
  とまらなくて とまらなくて とまらなくて
Re:Re:Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
サンサンさん (2009年03月23日 18時01分)

がのさん

がのさんのなかには、あふれるようにいろんなことばがあるのですね。
汲んでも汲んでも枯れることのないことばの泉が、、、

ことばはあふれるような想い、、、から湧いてくる。

がのさんもぜひ、思いをまとめて私たちの子孫のために
残してください。
Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
dorothyさん (2009年03月23日 21時06分)

「青少年育成」、拝読しました。
また、サンサンさんとのやりとりも。

しみじみ、感じています。
いろいろと言いたいこと、考えたことも
書きたいのですが、私のような人間が
何かを語るのはおこがましいので、
ただただ、感じ入った、とだけ、
書いておきます。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年03月24日 21時43分)

サンサンさん

>がのさんのなかには、あふれるようにいろんなことばがあるのです
ね。汲んでも汲んでも枯れることのないことばの泉が、、、ことばはあ
ふれるような想い、、、から湧いてくる。
がのさんもぜひ、思いをまとめて私たちの子孫のために残してくださ
い。
    ----------------------------

 わたしごときには、ありがたすぎる、過分な、もったいないお心づか
いです。しかし、それはどうも、おメガネちがいかと思います。
 不用意にいろいろなところにいろいろなことを書き散らしているもの
ですから、中には目をつけるものがいて、家にいると、たいがい日に2
~3回、自費出版しないか、書きためてある原稿を読ませてもらいに行
ってもいいか、といった電話があります。
 もちろん、すぐにお断りします。
 出版編集の仕事に携わってきた感覚から、わたしの書くものがたくさ
んの人に読まれる、たくさん売れる、ということはぜったいにないと知
っていますので、読まれもしない、売れもしないもののために多くの人
が苦労する必要はないし、第一、そんなムダなことで地球の資源を浪費
しては、後世の人びとに申し訳ありませんし。
 ヒマがあると書店をのぞくのが慣わしですが、大型書店にあふれる書
籍のヤマ、ヤマ。そのうちのどれほどが読むほどの価値があるでしょう
か。事実、そのほとんどは誰にも読まれないまま売れ残って返品され、
裁断にズタズタにかけられてゴミとして処分されるだけ。それを思う
と、わたしには本を出したいという誘惑はそらぞらしいだけです。
 正直なところ、かつてある時期、出版するつもりで書いたものも何作
かありました。自分の生きた証しに遺しておきたいと。でも、そんな誘
惑がどれほど浅薄なものかを知り、モノを欲しがるこころは極限のとこ
ろまで捨てよう、と決めました。何も遺さず、この世から露のように溶
けて消える、それをよしとして「いま」を恬淡に生きる、そんな心境で
して。子孫のため、なんて、恥ずかしくて、とてもとても…。
Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年03月24日 22時06分)

dorothyさん

>「青少年育成」、拝読しました。しみじみ、感じています。いろいろ
と言いたいこと、考えたことも書きたいのですが、私のような人間が何
かを語るのはおこがましいので、ただただ、感じ入った、とだけ、書い
ておきます。
     ----------------------------

 いつもながらの、わたしの長々しいたわごとを読んでいただいただけ
でも、感謝です。「しみじみ」「感じ入った」と言っていただけるなん
て、ほんと、もったいないこと、過分なことと感謝するのみです。
 いのちの先が見えてきたこの年齢にしてまだ自分のなかの針が定まら
ず、あっちに揺れ、こっちに揺れるまま、とにかく、目の前をかすめる
課題をとらえ、体当たりするだけ。都度、わが身の無能を知らされるの
がこの日々です。もっと才能に恵まれて生まれてきていたらなあ、と。
Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
Play with meさん (2009年04月20日 18時34分)

さだまさしさんの「つぐない」聴いてみました。
涙があふれてとまりません。
何度も何度も聴くのですが、まじめな青年のまっすぐな気持ちに、被害
者の奥さんの許す気持ちが深く心に響きます。
神様に通じた青年の気持ち、ありがとうと一緒に言ってあげたい気持ち
です。
久しぶりに歌を聞いて涙を流しました。
ありがとうございました。
Re:Re:◆子どものイタズラ。あなたは、怒りますか、それとも叱りますか?(03月12日)
がのさん (2009年04月21日 18時51分)

Play with meさん
>さだまさしさんの「つぐない」聴いてみました。涙があふれてとまり
ません。何度も何度も聴くのですが、まじめな青年のまっすぐな気持ち
に、被害者の奥さんの許す気持ちが深く心に響きます。
神様に通じた青年の気持ち、ありがとうと一緒に言ってあげたい気持ち
です。久しぶりに歌を聞いて涙を流しました。

     ----------------------------

 ありがとうございます。
 そうですね、罪が償われたわけではありませんが、“ゆうちゃん”の
こころの清さは、深~くこちらに突き刺さりますね。全身の細胞をあた
たかいもので浸すとでもいうのか。「ありがたくて/ありがたくて…」
が8回も繰り返されます。さだ・まさしの歌い方にもよるのでしょう
が、青年のその真率さに、3回目の「ありがたくて」を聞くころには、
目がぐしょぐしょ、洟がズーズーになってしまいます。あふれるその涙
でこちらのこころも洗われ研ぎ澄まさるような…。
 なるほどこういうのは世に流行るような歌ではないかも知れません
が、このごろ、これほど胸にこたえる歌を聴いたことはないような気が
します。わたしにとっても初めて聞く歌でした。むずかしい青少年問題
にかかわる人たちの集まりだったこともあり、そのメッセージのひびき
は鮮烈で、会場全体を震わせました。

 青少年指導員を今期も継続することになっています。今期のどこか
で、中学校・高校の生徒たち、地域の希望者を引率して、裁判所と少年
院の見学、裁判の傍聴を計画しようかと思っています。犯罪の抑止とい
うことではなく(脅しでも啓蒙でもなく)、罪を背負って生きることのき
びしさを、からだのどこかで感じてもらえればいいのではないか、と。
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