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✦原画“かいじゅうたち”、ハツラツ! 06月28日 (金)
世界じゅうの子どもたちに愛され、
途方もない夢をその胸に届けている名作絵本「かいじゅうたちのいるところ」。
モーリス・センダックの傑作絵本、ラボの仲間にも大人気ですね。
ところで、あの絵、みなさんはあのかいじゅうたち一人ひとり
(えっ、かいじゅうたちはどう数えるんでしょうか? 
一匹いっぴき、一頭いっとう、一体いったい…?)
をジッと、ジッと、ジッとご覧になりましたか? 
この際、あらためてもう一度見てみませんか、なんなら、拡大鏡をあてて…。
ね、どれもなかなか愛きょうあるすてきな表情をしているでしょう。
みごとに描きわけられてもいます。

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版権やら、出版権やら、あっちこっちとの交渉ごとに四苦八苦して制作した、
わたしにとってはとりわけ思い入れ強いライブラリー作品のひとつ。
ですが、いまにして思えば、この絵本の人気と魅力は十分わかっていても、
その絵について微細なところまで理解していたかどうかは、
われながら疑わしいような気がします。
同時刊行の「ふしぎな国のアリス」や、
これまた絵本中の絵本とされる「てぶくろ」にも目が離せない事情にあり、
とにかく、ラボでこれを刊行する! そのことに意識はいっぱいいっぱいだったですから。

ilf02

さて、このたび、ラボ職員OBの有志でつくる“Labo Evermate Club”のメンバーで、
年1回ずつ恒例の一泊二日の小旅行をいたしました。
16回目を数える今回のツアーは、万緑の信州中部の高原
――蓼科高原、白樺高原(白樺湖)、車山高原、霧ヶ峰、八島ケ原湿原と横断する旅。
そのスタート地点は諏訪湖畔。
うなぎやさんで腹ごしらえをしたあとすぐ飛びこんだのが、
センダックの原画を求めて、岡谷駅そばの「イルク童画館」。
諏訪市近くに住むわたしの大学時代の友人からは
センダックの作品展示について聞いていましたが、
最近の案内チラシには、武井武雄や荒井良二の案内はされていても、
センダックについては何もふれられていない。
常設展示されていると聞いたんだけどなあ、とあやふやな思いで、
まずは行ってみよう、と。
はいハイ、ありました。ホッ。
モーリス・センダックが亡くなったのが昨年の5月。1年とちょっとというわけ。
お弔いと感謝の気持ちをこめて、ていねいに見させてもらいました。


ilf03

「かいじゅうたちのいるところ」をはじめ、
そんなに出典数は多くありませんが、「まよなかのだいどころ」
「まどのむこうのそのまたむこう」など、一点一点を見ていくうち、
見なれているはずの絵なのに、エエッ、こんなだったっけ! 
みんないっしょに、ジェ、ジェ、ジェ、ジェ…! 
明度が違うんです、色彩の透明感がまるで違う、
一本一本の線がじつにクリアで、冴えたリズムをもっている、
作者のこころの響きがある。
迫真力という点では、わたしたちの見てきたものより数十倍か。
かいじゅうたちには怖さはなく、じつに愛らしい表情をしている。
みんないっしょで楽しくてたまらない、といった愛きょうたっぷりのかいじゅうたち。
な~んだ、これだから子どもたちはこの絵本が大好きだったんだ…。

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ご承知のように、館内での撮影は禁止になっています。
しかし、わたしとしては、ハイそうですか、というわけにはいきませんよね。
なんだかんだと屁理屈を並べて女性学芸員の了解をとりつけました
(私的な観賞にとどめるとの条件つきで)。
ですから、ここでそれを紹介したい気持ちはヤマヤマですが、
やはりマナーとしてまずいと思い、遠慮させてもらいます
(たってのご希望とあらば、その条件のかぎりで個的にメール送信させてもらいますが)。
わたしの拙いカメラワークにも問題がありますし、
またここで縮小してしまうと印象がまるっきりちがってしまいますので。
それより、いかがでしょうか、
この夏にでも時間を割いてお出かけになり、直接その目でご覧になりませんか。
諏訪湖畔には美術館にかぎらず、たくさんの楽しみがありますし、温泉もいいですよ。


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Re:&#10022;原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
candyさん (2013年07月08日 23時11分)

次男が幼児の頃、まだラボライブラリーになる前でしたが、大好きでした。私に
は、その当時どこが面白いのか良く分かりませんでした。が、ライブラリーに、
なった時高校生、大学生のラボっ子たちも大喜びで、部屋の中がジャングルにな
って行く様子を楽しそうに遊んでいるのを見て、センダックって凄いなあ~と、
改めて思ったのでした。

原画、是非見てみたいですね。
ちょっと遠いのが、残念です。
Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
がのさん (2013年07月17日 22時53分)

candyさん

>次男が幼児の頃、まだラボライブラリーになる前でしたが、大好きで
した。ライブラリーに、なった時高校生、大学生のラボっ子たちも大喜
びで、部屋の中がジャングルになって行く様子を楽しそうに遊んでいる
のを見て、センダックって凄いなあ~と、改めて思ったのでした。

原画、是非見てみたいですね。ちょっと遠いのが、残念です。

----------------------------



ありがとうございます。子どものホンモノを捉える感性にはまいります
ね。事情が許すなら、優れた絵本は原画で見ておきたいと、これを見て
つくづく思いました。そんなこともあって、先日は渋谷のBunkamura
ザ・ミュージアムでレオ・レオニの作品を見てきました。こちらについ
てはfacebook のほうで、成田テューターの記事に添えてちょっと書かせ
てもらいました。絵本作品は、印刷技術のすばらしい向上が進んでいる
とはいえ、いくつもの機械的工程を経るなか、どうしても損なわれるも
のがあります。日数の経過とともに色の劣化することも避けがたく、原
画にまさるものはありませんので、またそれぞれの風を感じながら鑑賞
する楽しみもありますので、とりわけ子どもをあずかるテューターのみ
なさんにはお薦めしたいと思い、ここに紹介させてもらいました。

その後、山本大也さんはお元気に制作に取り組んでおいででしょうか。
Re:&#10022;原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
かせだまさん (2013年08月21日 09時45分)

がのさん

ごぶさたしています。

お元気そうですね。

イルフ童画館 ぜんぜんしりませんでした。

というか がのさんのHPに久しぶりできました。

相変わらず よい旅をされていますね。

HPの青い花 とってもうつくしいですね。

また こちらに来ますね。ありがとうございました。
Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
がのさん (2013年08月21日 23時13分)

かせだまさん



どんな夏をお過ごしでしたか。

かせだまさんには、昨年の夏、茅野市美術館の小堀四郎展にお運びいた
だきましたね。

あれから1年余になりました。茅野のその先、諏訪湖の周辺には、

このイルフ童画館のほかにもたくさんの美術館があり、

この機会には原田泰治美術館、北澤美術館(エミール・ガレのガラス工
芸、陶芸)

にも行き、ユニークな才能とその作品世界を楽しみました。

夏の名残りに、かせだまさん、時間をとってあのへんを見歩いてみませ
んか。

月に1~2回ずつ、秘湯めぐり+美術館めぐりをしています。

遠くには行けませんが、7月末には安曇野の碌山美術館、ちひろ美術館に
も。

二度目、三度目になりますが、その地その地の風を感じながら見る作品
には

格別な風趣と香りがありますね。



横浜近代文学館での司修さんの作品展。ぜひ観ておいてください。

ご承知のように、ラボとの由縁浅くないすぐれた才能。

いずれはつくることになるであろう賢治作品。他社のたいへんすぐれた

絵本が出ているなかで、それ以上のものをラボのオリジナル作品として

刊行しようとする悲願の射程において、わたしの時代に近くにいてもら
い、

イギリスの昔ばなしなどの作品を描いてもらった記憶が。

そして、わたしの退職後すぐに、それは実現しましたよね。

わたしはまだ計画できていませんが、できれば司さんが

会場においでのときに行ってみたいと思っています。

ついでながら、横浜なら、かせだまさんに推薦しておきたいのは、

横浜美術館で開催中(9月16日まで)の「プーシキン美術館展」。

なぜフランス絵画の超一級品がロシアにわたっていたのか、

そうしたナゾもあるし、ルノワールの「サマリーの肖像」を

鑑賞するだけでも、十分に観る価値を感じる展覧会です。

わたしはオープンと同時に観てきました。
Re:Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
かせだまさん (2013年09月26日 20時20分)

がのさん

がのさんのホームページにふらっときて

あ!司先生の展覧会!!と思い出し

そのあとすぐ行ってまいりました。

くわしい感想は 「かせだま日記」に書きました。

思い出させていただき ほんとうに感謝です。

ありがとうございました!!!

この日曜で 終わりですものね。

夏は、自分でも びっくりするほど ただ生きていました。

吉本隆明さんの本を読んだことと掃除したこと ぐらいしか

記憶にないです。暑さにまけてました。

秋は、いろいろ見聞したいです…。

がのさんは充実していそうですね。
Re:Re:Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
がのさん (2013年09月26日 22時21分)

かせだまさん

ありがとうございます。司さんの賢治展、すばらしい機会でしたね。

わたしももっと早く行きたかったのですが、

なかなか時間がとれず、ここまできてしまいました。

最終日の前日、28日(土)、なんとか行けるかな、というところ。

司さんにお会いできるとよかったのですが、

この日は無理でしょうかね。

神奈川近代文学館、すてきなところでしょ。

横浜・山手、大好きなところです。

フェリスに寄ったところに外国人専用のマンションをもつ友人がいて、

そこに立ち寄り、いっしょに十番館(外人墓地前)で食事をし、

元町まで下って帰るのがいつものケース。よく行くのですが、

このところしばらくご無沙汰でした。今回は萩原朔太郎展も

同時開催しているとのことで、無理をしてでも行かなけりゃ、と

思っています。

このところますますごちゃごちゃと瑣事に追われています。

加えて、あれほど断りつづけてきたのに、本を出すことになってしまい
ました。

売れはしないし、出しても地球資源の無駄だ、

こんな本が読まれない時代だ、出す意味ないよ、

死んだあとに何も残さないのがわたしの信条だ、

電子書籍なんてとんでもない、などなど、

少なくとも6回はきっぱりお断わりしてきたのですが、

もっともシンプルな文庫本の形で、挿絵もなしで…、と。

来春(4月)に出すというので、

いろいろ手をいれねばならないし、う~ん、厄介ごとがもうひとつ。



そんななかですが、最近ではこの16~17日、

台風18号にぶつかりましたが、

6月末に行った諏訪にもう一度行ってきました。

諏訪大社4社の研究というところ。

諏訪大社上社の本宮と前宮、諏訪大社下社の春宮と秋宮。

それぞれに立てられた4本ずつのモミの巨木。

ひとの本性と信仰心がつくる、凡愚なわたしなんぞの理解を超えた世界
をつぶさに見てきました。
Re:Re:Re:Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
かせだまさん (2013年09月27日 09時53分)

がのさん

最終日にお見えになるのか、それにしても最終日は

混みそうですね。ただでさえ観覧の皆さん「注文」にお答えて

右往左往されているのに 司先生がその雑踏に立たれていたら???

ああ。どうなるっていう感じです。



神奈川近代文学館、立地がとてもよくて

お庭もきれい!バラの時期に行ったら

さらに素敵でしょうね。

「十番館」。。。屋根にアールのついた家とか。

なんかおしゃれな建物がけっこうありましたね。

岩崎記念館にも入りました。アールヌーボーのガラス作品がずらり。


ご出版おめでとうございます!!!!!

すごい。内容は 春の楽しみにしています。

本を読む人は けっこういますよ。

私のまわりには 込み入った活字をがつがつ読んでいく方が

いっぱいです。やった~~~!買いま~す!!

そうですか 諏訪大社。。。おおきな神 なのですね。

私は あんまりくわしくありませんし、不勉強ですが

神社でいえば箱根神社ファンです。

まだ2回しか行ったことがないです。

今後ともよろしく ご指導ください。ありがとういございます!
Re:Re:Re:Re:Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
がのさん (2013年09月27日 22時50分)

かせだまさん



神社でいえば箱根神社ファンです。まだ2回しか行ったことがないで
す。

    ----------------------------

箱根神社。箱根に行くたび、そのそばまでは行きますが、立ち寄ったこ
とはありません。今度は行ってみようかな。

成川美術館から芦ノ湖を見下ろすとき、正面に富士山、右手の湖岸にあ
の赤い鳥居が配され、一幅の絵のような鮮やかさですよね。

諏訪大社。民間信仰の原質がそこにあるような気がしたのですが、もと
もと信仰にはまったく無縁ですので、わからないことばかりです。山か
ら木を落とすという奇祭で有名ですが(死人が出ても、大ケガをする人
が出ても、新聞もTVもそれを報じることはご法度))、それを何日もか
けて里曳きする(大型トレーラーで運搬したら簡単だし、木が擦り減る
こともないのに)。7年ごとにそうやって御柱を新しく立てるとして、も
と立っていた古い柱はどうするのか。それを訊ねると、訊ねる人ごとに
ちがうことをいう。わからないから、もう一度行って確かめたくなりま
すよね。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:原画“かいじゅうたち”、ハツラツ!(06月28日)
かせだまさん (2013年09月28日 11時29分)

がのさん

ありがとうございます。

そうですか…お諏訪さまは 謎に満ち満ちていますね。

また教えてください。恐れ入ります。
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