✦若田・宇宙飛行士と手漉き和紙の里でパッタリ! |
11月21日 (木) |
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国際宇宙ステーション(ISS)で船長をつとめる若田光一さん。
ラボのみなさんには目の離せない関心のマトですね。
いまはソユーズ宇宙船からISSに移り、本格的なミッションに取り組んでいるはず。
この11月19日の報道によれば、日本実験棟から超小型衛星3基を
彼のお得意のロボットアームを駆使して宇宙空間に放出する作業に
成功したという。順調のようですね。
さて、わたしの紅葉狩りと富士川・切り絵の森美術館を訪ねる小さな旅。
中央道の双葉JCTから中部横断道へ。増保IC(市川大門町)で降りて
R52(富士川街道―身延みち)を富士川に沿って南下、
身延町に入ってすぐ、「なかとみ和紙の里」に着く。
西澤和紙の名で有名な、
書道家にはその質の高さで垂涎のマトになっている手漉き和紙。
武田信玄の時代から400年余にわたり、この地の地場産業として
えんえんと続いてきたもので、現在も5軒の工房がその技を継承している。
そこの「なかとみ現代工芸美術館」で、さまざまな作品と
紙漉き体験もできるというので、ふらり立ち寄ってみた。
展示場への通路わきでふと目に留まったのが、この4点の書。
西澤和紙にしたためた宇宙からのメッセージ、というわけ。
いかがでしょうか。じょうずかどうかの判断は、どうぞみなさんの目で。
「夢」「思いやり」「探求心」…。彼らしいメッセージじゃないですか。
2009年10月23日という署名があり、
「国際宇宙ステーション「きぼう」の中で書いた書(実物)」との説明も。
つまらないことに拘るようで恐縮ですが、わたしはじつは
これにはちょっと疑問が…。2009年の彼の3度目の宇宙飛行は
2009年3月から7月にかけての4か月半、
日本人宇宙飛行士としては初めての長期宇宙滞在でしたが、
7月には無事地球に帰還しているわけで、
10月23日には「きぼう」には留まっていなかったはず。
でも、それはともかく、
「書」というひとつをとってさえ、いろいろな想像が湧きますね。
墨を硯でどうやって磨ったのだろうか(墨汁かな?)、
宙に浮いている水滴状の墨をどんなふうに捉えるのか、
用紙をどうやって、どこでおさえつけたのか、
墨と毛筆とは、重力のない宇宙空間でも馴染むのだろうか…などなど。
なかとみ現代工芸美術館(山梨県南巨摩郡身延町西嶋)
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Re:✦若田・宇宙飛行士と手漉き和紙の里でパッタリ!(11月21日)
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☆ショコラ☆さん (2013年11月22日 11時54分)
がのさん、若田さんの書はやはり人柄を感じますね。
日付については、3枚が宇宙船内で、もう1枚は、帰還後に改めて書か
れたものではないでしょうか?
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Re:若田・宇宙飛行士と手漉き和紙の里でパッタリ!(11月21日)
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がのさん (2013年11月22日 21時08分)
☆ショコラ☆さん
>がのさん、若田さんの書はやはり人柄を感じますね。
日付については、3枚が宇宙船内で、もう1枚は、帰還後に改めて書か
れたものではないでしょうか?
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なるほど。日付の問題は、それが正しいか正しくないか、よりは
そのように考えるほうが楽しいし、すっきりしますね。
いろいろと無重力空間の想像が働いて楽しい。
ショコラさんのところはいよいよ20周年記念のつどいですね。
都合で伺えませんが、すばらしい記念行事になりますこと、
願っております。
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