幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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0705
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◆ラボのハート英語の輝き 07月20日 ()
 それぞれの人のそれぞれの輝き。それがラボとともにあるものだったら、もっとうれしいじゃないですか。…うん、「ラボのハート英語」なんて書くと、どうもわたしなんぞにははなはだ似合わしくないテーマなんですけど。
 いささか恥を知るものとしては、遠い外野席から拾い球を投げ返すようにして、ひとつとびきりの話題を提供いたします。
 元ラボっ子が全国英語弁論大会のきびしい審査を経て12名のうちの一人に残って、この8月2日、いよいよ本選のステージに立って発表いたします。どうでしょうか、お近くの方、いやいや、遠くからの方もからころと足を運び、ぜひそのラボのハート英語を聞いてみませんか、若い世代の生き生きとした主張とその意識にふれるとともに、ぜひ元ラボっ子の彼女を応援してさしあげませんか。

lilac015
札幌の若夏をさわやかに飾るライラック。リラとも。
花ことばは、青春の思い出、友情。

 この「ひろば@」というラボのウェブサイトがスタートしたころ、新鮮な話題でページを賑わしてくれていた人、「ざわざわさん」を覚えておいででしょうか。北海道・札幌でたいそう活発なパーティ活動を展開なさっていました。それこそ、ピッカピカに輝いていました。地域活動にも意欲的で、市民の読書活動に指導的にかかわるなど、活動はダイナミックで、その息吹きを北の大地から注いでくれていましたね。地域の人たちから圧倒的な信頼を得ていたこともあり、月間ラボ入会者数のランキングではつねにトップクラス。それに、若いころはフィギュアスケートの有名選手だったことも鮮烈な印象でした。そう、身は小柄ながら、ひとつスケールを超えた、たのしい、すてきな人でした。
 そのざわざわさん(小澤由美子さん)が、突然テューター活動を中止。あれからもう2年以上になりますでしょうか。中止した事情については、ここでは書きません。
 で、今ももちろん、札幌でお元気にしておられまして、ときおり、こちらをドキドキさせるような、また、ホンワリ幸せな気分にさせてくれるようなニュースを寄せてくださいます。いずれも私的なことなのですが、あまりいいニュースを聞かぬこのごろ、うれしい刺激とさせてもらっていますので、その明るい切片のひとつをみなさんにも…。

 京都の大学に在学中の長女の方、国文学を専攻なさっておいでですが、さきに内閣府の青少年交流団の一員に選ばれて、この9月にラオス各地へ交流の旅に出ることになったという。また、これを機に(…かどうか、確かなところはわかりませんが)、そのあとには、政府奨学生としてサンクトペテルブルク大学に留学するそうです。いいなあ、すばらしいなあ。
 みなさんもこの大学の名をこのごろよく耳にしませんか。プーチン前大統領、メドヴェージェフ現大統領の出身大学ですね。また、レーニンやトカチョフなどの政治家・思想家、ガモフやパプロフといった物理学者、文学のほうでは、ツルゲーネフやエルショーフ、ゴーゴリの出身大学であり、プーシキン、レールモントフ、トルストイ、ドストエフスキーといった大文豪たちとのゆかりの深い大学。ピョートル大帝によって建てられた名門中の名門ですね。デカブリストの反乱という歴史の舞台となった広場もそこに。北のヴェニスとも呼ばれる旧ロシア帝国の首都、わたしの憧れてやまないエルミタージュ美術館のある古都の大学です。
 ラボで英語をやり、大学で国文学を学ぶ彼女が、なぜロシアか。
 それは、ご自身の意思もあるでしょうが、DNAということか、母親のざわざわさんの息がたぶんにかかっているから、といえないでしょうか。何かのときにこの「ひろば@」でご紹介したことがあるようなおぼろげな記憶が。ざわざわさんは、大学卒業ののち、早稲田大学の露文研究室との縁が深く、第三期ラボ・ライブラリーの “ロシアの民話とトルストイ”集の制作に際してお世話になった先生がたや、ロシア語吹込みにあたられたナジェージュダさんたちとの親交がありました。素養ゆたかなそういう母親の謦咳に日常的にふれていたことと無関係ではないのでは、と推測されます。
 それに、国文学を学び、日本のことばの精粋を知り、確かな日本文化の精粋を知る人が、遠いラオスやロシアで多くの若ものたちと出会い、ふれあう…、これって、いいなあ、すばらしいなあ、とわたしなんぞは期待してしまいますね。ただの薄っぺらな新しがりやの交流でないことがいい。

 さてさて、ラオスやロシアの地へ発つ長女の方とは別に、こちらは次女の小澤時乃さん。高校3年生です。「第8回高校生英語スピーチコンテスト」には、全国74の高校から選りすぐりの代表212名が参加、むずかしい審査を経て本選に出場する12名が選ばれました。時乃さんはその一人というわけ。
 じつは、時乃さん、昨年にも道内の英語弁論大会に出ていて、ラボの国際交流の経験などを踏まえ、国際理解にはそれぞれの信仰のことをもっと学ぶ必要があるのではないかという趣旨で、日本人の宗教観について語りました。しかし、英語のほうは申し分ないけれど「日本人にふさわしくない弁論」という、何ともわけのわからぬ評を得て、口惜しいながら涙を飲んだそうです。
 審査員の意識レベルと好みに合わなかったようで、入選には至らなかったわけですが、今年は全国大会に再挑戦。ご自身のこれまでをつぶさに振り返って、人と人とのつきあい方について、1か月まるまるかけて入念に日本語原稿を用意したそうです。そしてそれを、心のシンにふれるラボの英語を生かして、ニュアンスゆたかな英語に。一次審査に際して寄せられた今回の審査員諸氏のコメントもたいへん好意的。十分に高い評価が期待できそうですよ。

 8月2日(土)午前9時半から、東京・中央線「武蔵境」駅に近い亜細亜大学7号館1階7100教室を会場に最終審査がおこなわれます。やむなきご都合があってざわざわさんは、この日、どうしても上京できないのだそうです。そうなると、ここはわたしたちが応援するしかありませんね(甲子園の高校野球よりは、こちら!)。どんな評価がされるかは別として、以下のホームページの案内もご参照のうえ、ぜひぜひ、ラボで育てられた人の英語、ハートで伝える生きたことばを、晴れの大会の場であなたご自身の耳に捉えてみてくださいませんか。
 http://www2.asia-u.ac.jp/~speech/

 情報過多のこういうせわしない時代にあって、つまらぬ動きに流されず、一つひとつ誤魔化しなく、まっすぐ、愚直なほどていねいに、ゆっくり考えつつ進むことが大事なのではないかなあ、と、この姉妹を見て思ったりします。
 もし英語スピーチコンテストへの応援メッセージをいただけるようでしたら、左の「メール」の「メッセージを送る」からどうぞ。
Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
candyさん (2008年07月20日 14時05分)

ざわざわさんとは、このHPで知り合い、お嬢さんが来阪された時にお
目にかかって、明日香を案内いたしました。

バックグラウンドを全く存じ上げませんでしたが、テューターと言う共
通点のみで、初対面にも関わらず、意気投合してわいわい明日香を楽し
みました。ある店の店主に(北海道にもいたという元NHKアナウンサ
ー!)初めて会った2人だというと驚かれ(あきれられ)ました。

とっても小柄なざわざわさんの行動力に目を見張っていましたが、さす
がお嬢さんたちも、あの母あってこの子ありですね。

お二人のご活躍を応援しています。

筆不精でその後連絡が途絶えているので、お手紙を差し上げたいと思い
ます。

お知らせくださってありがとうございます。
残念ながら東京まで応援には行けませんので、がのさん、私の分もよろ
しくお願いいたします。
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月20日 21時37分)

candyさん

 そうでしたか、明日香をごいっしょに歩かれたのですか。
 ざわざわさん、というよりは、
この秋、ロシアへの交流使節として発たれる長女の方にとって、
大きな意味のある体験だったことでしょう。
やまとは国のまほろば、日本の原郷にわたる風の感触を体して
遠い異文化のなかに立つすがたには、神韻縹渺としたものがあり、
たのもしいじゃないですか。

 応援メッセージ、ありがとうございます。candy さんからのお便り、
喜んでくださることと信じます。励みにしてくださることと思います。
 多彩に展開するラボの夏。異常な暑さがうわさされています。
 どうぞ健康に十分注意しつつ、各方面で
充実した日々をお過ごしくださいますよう。
Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
dorothyさん (2008年07月21日 22時24分)

メッセージ、送りました。
私も、上京できないので、私の分も
応援、お願いします。
Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
けいこさんさん (2008年07月21日 23時17分)

マッチ棒2号、本日、イリノイ州へと旅立ちました。
今、まさに太平洋上。子離れの苦しみに苛まれているところです。

ざわざわさんのお嬢様がた、すばらしいですね。
この母にして、この子あり・・・。
私が娘に伝えられるものといえば、体型ぐらいのものです。
同じすばらしい先生がたの教えを受けながら、お恥ずかしい限り。
2日は、所用あり。メールさせていただきます。

ところで、ロシア語の吹き込みとは?
ロシア語のライブラリーがあったのでしょうか?私は知りません。
そういえば、アスベルさんにちらっとお聞きしたことがあるよう
な・・。
ナジェージダ先生とは、その「希望」という名にふさわしい、超美人の
ナージャのことでしょうか?
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月22日 09時50分)

dorothyさん

ありがとうございます。
「メール」のほうにいただいた応援メッセージ、
後日、お届けいたします。
しかしねぇ、人生の後期に入って、
矜りにできる子どもをもつことほどの幸せって
ないんじゃないかな、と思いますね。
ちょっとはにかみ顔でわが子の自慢をする、
そんなとき、人はいちばん美しい表情を見せる、ような…。
どうでしょうか、dorothyさんのところは。
りんごちゃん、このごろ、どうしていますか?
この夏にはどんな計画が?
Re:Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
dorothyさん (2008年07月22日 14時17分)

がのさん

明日・明後日で子どもたちはピアノコンクールに
参加します。参加することだけに意義があるような
参加ですが、それなりにまじめに向き合っています。

りんごは、吹奏楽部でクラリネットを吹いています。
私に似て、肺活量が少ないので息が続かないと
苦しんでいますが、生来のまじめさで取り組んで
いるようです。

ぽんちは、最近、食事作りが上手になりました。
味噌汁は、特にかなり上手です。私が他のこと
をしていても、コツコツと食事作りや食材の
片付けをしています。

きんたは、年齢の割りに幼いのは、やはり末っ子の
せいでしょうか。でも、家に誰もいなくても
一人でまじめにピアノの練習をしているようです。

今週末から三人でラボキャンプに参加します。
今年の夏も、庭でキャンプごっこでもするでしょう。

りんごが顔出しすると、どこに行っても、みんな
頼りにするようで、どこでも「信頼できる子」と
思われているようです。このまま、表裏のない子で
いてほしいと願っています。
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月22日 20時58分)

Kさん

【その1】
>ざわざわさんのお嬢様がた、すばらしいですね。この母にして、この
子あり…。私が娘に伝えられるものといえば、体型ぐらいのものです。

     ---------------------------

 ハッハッハッハハのハ。“マッチ棒-Ⅱ”もその宿命、親の因果を怨ん
でいるかな。そんなものは伝えてくれなくていい、と。まあ、そんなこ
ともなく、いまごろは、アメリカの大地でまっ黒に日焼けして、機嫌よ
くあそんでいることでしょう。送り出したあと、Kさん、ちょっと虚脱
してません? そんな気持ちもわからないではありませんが、これを機
にしゃっきりと子離れすれば、早紀ちゃんも親のトラウマ・呪縛から解
放されて、たくましい体力と知力をつけ、ストローくらいには成長する
でしょう。金火箸のようになって母親の手におえない、しっかりものに
なったりして…。8月末、どんな変わりかたをして帰ってくるか、楽し
みですね。

 Kさんにとっては特別の思い入れのある人、ざわざわさんには、直接
メールしてお気持ちをお伝えください。喜んでくださることでしょう。
【つづく】
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月22日 21時04分)

Kさん

【その2】
>ところで、ロシア語の吹き込みとは? ロシア語のライブラリーがあ
ったのでしょうか?私は知りません。ナジェージダ先生とは、その「希
望」という名にふさわしい、超美人のナージャのことでしょうか?

     ----------------------------

 そうです、あの気高いほどの輝きと気品をもった、女神さまとしか言
いようがない美人のアズマイ・ナジェージダさん。Kさんもよくご存知
の方ですね。この3月に早稲田大学を退官された水野忠夫先生のご推挙
で、SK:20の全部ではなく、“Репка”(かぶ)と、「わらじをひろ
ったきつね」の(類話である)“Лисичка со Скалочкои”(めんぼ
うをもったきつね)を吹き込んでもらいました。(このつづりでいいで
すか?)あの澄んだ響きよい声、Kさん、きっと聞きたいでしょうね。
泣きたいような憧れの思いをよみがえらせていることでしょう。ナジェ
ージダさんご自身も、日本の子どもたちにロシア語によるロシア昔話を
語ることについては特別な思いをもって吹き込みしてくださいました。
うっとりするほどやさしいんですよね、その語り口は。

 発刊時にはおまけのサービスとして購入者全員に付けたのですが、そ
の後、やめてしまったようです。どうしてなのかなあ。でも、音源はど
こかに残っているはずですから、事務局にお問い合わせなさったらどう
でしょうか。今さらァ、と面倒がるかなあ。わたしのものはすっかり廃
棄しちゃったし…。
 このロシア語に限らず、中国語の「西遊記」と、あと、何だったかな
あ。韓国語のものもつくりましたし、「鮫どんとキジムナー」はウチナ
ーグチ(古い沖縄のことば)で、「チピヤクカムイ」はアイヌのことば
で録るなど、それぞれ発刊当時は作品の風土・文化と一体のことばを聞
いてもらいたく、そんな努力もしたのですが、これらもその後、消えた
ようです。経営者からすると、余計なことをする! 無駄に経費を使
う! と白い目を向けたくなるのもしようがないようでして…。
Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
けいこさんさん (2008年07月22日 22時15分)

がのさん

まったくもって、おっしゃるとおりの虚脱状態です。
まだ、あと2人も子どもがいるというのに。
やることやった、というような気がしています。
8年間も続けられるとは思いもしなかった、
浪花節パーティ運営でしたから。

これから、続々パーティの子どもたちの国際交流
参加が続きます。
ぼんやり感傷に浸ってる暇などありはしないのです
けれど。

マッチ棒。私の庇護下で、ますます細く育てたかった
けど、それは許されないようです。
きっと、逞しい人に育つでしょう。
おつむの中身はさておいて。
スピーチコンテストには出られそうも無いけれど、
サバイバルコンテストなら!

ナージャ!そうですか!
あの、美しさとは裏腹にというか、あの美しさだから
こそか、大変厳しい先生でした。
会話のクラスでした。耳に残る、美しいжの音。その
時の唇の形も・・・、すばらしいものでした。
・・・語り口も、声も、容姿も、優しいんだけど・・・

おかげさまで、青春の一こまをありありと思い出す
ことができました。
ナージャの声、聞きたいな。

中国語の西遊記、多言語CDとして残ってます。
キジムナーのウチナーグチも、チピヤックカムイのアイヌ語
も、ちゃんとあります。
なんでロシア語だけないのかな?
事務局に聞いてみます。

ありがとうございました。
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月23日 22時28分)

Kさん

虚脱状態…。そろそろ幾分かはそこから脱却できたころでしょうか。
わたしのところの一人息子を中1でアメリカに出したときの、
愚妻の様子が思い起こされます。わたし自身はラボにあって、
多くの子どもたちがつつがなく海を行ったり来たりする事例を
いくらでも見ていたこともあって、何とも思わなかったのですが、
向こうに着いて最初の便りが届くまでは、何も手につかず、
ほとんど病気のようでしたね。平っちゃらでいるわたしが
「何もわかっちゃいない」と恨まれたりして
夫婦のあいだも険悪に(?)。
ですけどね、
日ごろたくさんの子どもさんたちと接しているKさんに
言うことばではないのでしょうが、
子どもを育てるということ、子どもを教育するということは、
ある意味、たいへん皮肉であり逆説的なもので、
育てたり教育したりするものの手から子どもたちを巣立ちさせる
ことに尽きるわけですよね。いつまでもこちらの懐ろに
おいておくわけにはいかないし、こちらのことは忘れて
遠くへ飛び立っていけ! というのが親であり教育者の立場。
いつまでも親離れしない、子離れしないのは、
必ずしも愛情ではない。ただの偏愛というもの。
このごろは、幼くして外国へ行くことは珍しいことではなく、
事情はすっかり変わってきているのでしょうけれど、
ラボの国際交流の初期の標語は「ひとりだちの旅」でした。
まさに子どもの“元服式”としての通過儀礼でした。
そうですよ、マッチ棒-Ⅱのあと、これからどんどん
あとに続くわけですから、いちいち虚脱していたら、
そのマッチ棒の身がもちませんよね。
Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
とんかつ姫さん (2008年07月27日 23時50分)

パソコンが壊れて休眠してたんですが、そろそろ、、、とタイトルに惹
かれて訪問したら、な、なんとがのさんのページ!

それも、「ハート英語」の主が、私がこれからニセコキャンプに参加す
る際にお会いするざわざわさんのお嬢さんのこと!

スピーチコンテストのことはざわざわさんから直接ご案内いただいたの
ですが、(このところ度々東京に滞在してるのに)キャンプ準備のため
帰宅している期間で、どうにもならない、と残念がってたら、がのさん
という心強い応援と、ここでの紹介をいただいて、本当に安心しまし
た。

私もざわざわさんとはHP上のお付き合いだったんですが、このたびニセ
コキャンプの期間中にお会いできるかな、とお声をかけたら、な、なん
と新千歳空港まで迎えに来てくださり、そのままニセコまでドライ
ヴ、、、その間を「ご対面」の時間にすることになりました。

実は初対面ですからどんなお話が弾むか、弾まないか((+_+))、楽しみ
と、不安がちょっとですよ。

ロシア文学の話には入れませんでしたが、懐かしくて書き込みしました
ぁ。
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月28日 11時12分)

とんかつ姫さん

> 私もざわざわさんとはHP上のお付き合いだったんですが、このたび
ニセコ・キャンプの期間中にお会いできるかな、とお声をかけたら、
な、なんと新千歳空港まで迎えに来てくださり、そのままニセコまでド
ライヴ…、その間を「ご対面」の時間にすることになりました。実は初
対面ですからどんなお話が弾むか、弾まないか((+_+))、楽しみと、不安
がちょっとですよ。
     ----------------------------
 えっ、エッ、え~ェ! ニセコ・キャンプですって! ざわざわさん
にお会いになるんですって! それはいつですか? スピーチコンテス
トの後ですか、先ですか?
 とんかつ姫からの久しぶりの連絡を、ざわざわさんがどんなに喜んで
迎えてくれたことか! それを思うと、いいなあ、人間のつながりっ
て、すばらしいなあ…。
 ここにもこんなつながりの糸がある、切れたようでいて切れていない
という、生きた糸、ふしぎな因縁の糸の強さに、深い感動を覚えます。
いいものを共有したもの同士のあいだだけにいつまでもつながっている
ものが、これなんでしょうね。
 私事ですが、それぞれ別な道へ進んだラボ職員OB有志でつくるLabo
Evermate Club が12年にわたり欠かすことなく年に一度ずつ集いあい、
旅を楽しんできたことをこの「ひろば@」でも紹介したとき、多くの方か
ら、羨ましがられたり、不思議がられたりしましたが、その結節点の強
さと共通するものがそこにあるような…。(年老いて認知症になっても
忘れないかな、こういうの?)
 こういうものがあるから、人は生きられる、老いてもお金がなくても
プライドがなくても、生きていけるのかもしれませんね。
 どうぞかつての知己とともにする愉しい時間をゆっくりお持ちくださ
いますよう、
そして、ラボの夏の祝祭、北海道ニセコでのキャンプを存分に愉しみ、
ほとばしる健康の喜びを北の大地にぶつけてきてください。
Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
とんかつ姫さん (2008年07月28日 22時15分)

ニセコキャンプは8月7日からですから、娘さんのスピーチコンテストの
後ですよ。

ミーハーなとんかつ姫は、ニセコキャンプに「オプショナルツアー・旭
山動物園行きあり」と読んで、ラボっ子たちに「ねぇ、ねぇ、これって
楽しそうじゃない?」と話題にしたら、2人の小学生の家庭から「うちの
子も参加させたいので、引率していただけますか?」って返って来て、参
加が決まったんですよ。

動物園がなくても、サッポロは国井パーティ発祥の地ですから、懐かし
くていつかは参加したいと思っていたので、今年は「その年だ!」って感
じで。

それをざわざわさんに報告したことから、新千歳空港でのピックアップ
案が出されて、恐縮するけど足場のない地ではお言葉に甘えようかと。

前にも書いたように私たち何かの「縁」でテューターだった頃からメー
ルのやり取りはあったんですが、決して「文学」の縁ではなかったんで
すよ((+_+))。

不思議と言えば、不思議なこの縁を大切に思います。

娘さんのスピーチコンテストが実力の出せるものであることを心から祈
ってますよ。 がのサン、とんかつ姫オーラも送ってくださいね。
Re:Re:◆ラボのハート英語の輝きと、町の英語・学校の英語(07月20日)
がのさん (2008年07月29日 10時38分)

とんかつ姫さん

 ハ~~ァ…、このごろのラボ・キャンプは“オプショナル・ツアー付
き”なんですか。しかも、ニセコと人気絶頂の旭山動物園。こんな機会
に旭山動物園にいけるなんてイケテルかもね。愉しみなことです。
 さて、この猛暑のなか、あの人気者の白クマくん、ペンギンさんた
ち、どうしているんでしょうね。アザラシくんも、メゲずに愛嬌をふり
ましてくれるでしょうか。
 それにしても、そんなに年をとったつもりはないのですが、わたした
ちの時代とはずいぶん変わってきたもの。キャンプのスタイルもそうで
しょうが、ひとの意識の変わり方ですね。だって、まだ幼い小学生が、
宇都宮から羽田へ、飛行機に乗って北の大地・北海道へ。ニセコでのキ
ャンプののち、またひとっとび、旭川へ行き動物園を愉しむ。札幌を出
自とするとんかつ姫にとってはそれほどのことではないのかも知れませ
んが、ふつうには、ちょっと前までは考えられないこと、ミーハーてぬ
夢でした。結局、子どもたちは北海道で何泊することになるんでしょう
か。
 オイルの異常な高騰、諸物価の高騰、食糧危機、地球温暖化とそれに
ともなう自然災害の多発、また、少子高齢化、年金受給問題も、心を病
む者たちによる無差別殺人の脅威…。そういうものとはまったく関係の
ない世界がここにある、という驚きも。

 英語スピーチ・コンテストに姫さまからのオーラですか。
でも、どうでしょうか、期待は大きいですが、
結果は、オーラ知ンねぇよ、ということで…。
お礼とご報告 ・
ざわざわさん (2008年08月02日 16時05分)

娘への激励メッセージ、ありがとうございました。本日8月2日に本選が
行われ、今しがた会場から戻った娘より電話をもらいました。実力発揮
の結果は参加賞でした。

参加者の英語圏での滞在制限がないこともあり、英語レベルはかなり高
く、また、内容もその経験からくるものが多かったそうです。

地方から本選に残り、そういったハイレベルの同世代と交流できたの
で、電話の声も嬉しそうでした。
この大会は、交通費宿泊費支給というありがたい制度つきなので、ぜひ
皆さんの周りの高校生にもお勧めされてはいかがでしょう。指導の先生
も刺激を受けることでしょう。

ありがとうございました。ご報告まで。
Re:お礼とご報告
がのさん (2008年08月08日 16時04分)

ざわざわさん

【その1】
 ご報告、ありがとうございます。
 貴重な経験、だれにもできることではない挑戦をなさった時乃さん
に、こころより拍手を送ります。英語によるスピーチの体験というより
は、「人付き合いがもたらすもの The Benefit of Accepting Others」
というテーマに沿い、これまでの自分の生き方を真摯に問いつづけ、他
者との関係のとり方のむずかしさ、ひとのやさしさとは何かをめぐっ
て、孤独ななかで数か月にもわたって考え考え、それをご自身なりに整
理した、高校生としてのその経験、そのたたずまいこそが貴重なんだと
思います。下原稿が90枚にも及ぶほどに練られたスピーチ、それがただ
に“おじょうずな”スピーチでなかったことはいうまでもありません
ね。

 地域活動に振り回されたのにつづき、しばらく留守にして、昨夜帰っ
てきて久しぶりにきょうの新聞を見ましたら、2007年度の調査で、わが
神奈川県の公立小中学校の不登校児童・生徒の数が全国でいちばん多い
とありました。全国で約13万人が年間30日以上欠席している(病気などの
止むを得ない理由ではなく)そうで、そのうち、1万102人が神奈川、と
りわけ神奈川県の公立中学中学校に通う生徒の場合が4.02パーセント!
ときわだっています。
 夏休みを前にした先月、地域の中学校を拠点に、さまざまな分野の人
が集まっての教育懇談会が開かれ、わたしは自治会と青少年指導員の代
表として出席、不登校生徒の問題やIT機器をめぐるトラブルの問題な
どを語りあいました。まさか…! と思うほど深刻な事態にあることを
知りましたが、「他」とどう切り結んでいくか、自分のなかに「他」を
どう受け入れていくか、それをこのごろの子どもたちはできないでいる
ことを痛感いたしました。教育の現場で学力の低下がいわれることが多
いですが、これを聞くかぎり、そんなことは「問題外のもっと外」とい
う印象でしたね。
【つづく】
Re:お礼とご報告
がのさん (2008年08月08日 16時11分)

ざわざわさん

【その2】

 時乃さんはそのへんの問題に正面からアタマをぶつけて悩み、闘い、
考えたわけで、そのナマな実感は多くの人たちの共感を呼んだはずで
す。その孤独な闘い、自立への闘いをわきからご覧になっていたざわざ
わさんにとっても、我慢を強いられるたいへんな経験だったろうことが
推察されます。でも、ほんと、楽しみな子どもさんですね。そんなご苦
労をさせてもらえる母親は、最高の幸せ者なのかも知れませんよ。

 大会のあと、お姉さんといっしょの京都旅行も終え、もう札幌にお帰
りのころでしょうか。いいですねぇ、若い人たちの挑戦は、ほんと、す
がすがしい。一方、暖衣飽食をかこち、失われたものばかりをなつかし
んで堕落に甘んじているわが身を、本心から恥じなければ!
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