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														  同姓同名 | 
														11月15日 (水) | 
													 
													 
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													世の中には偶然と言おうか、ご縁と言おうか思わぬことがあるものだ。同姓同名というのは、いくらでもあるといっていいだろうが、私も、その同姓同名の方が一人といわずいらっしゃると思う。その中のお一人の方とのお付き合いを書いてみたい。 
 今から30年ほど前、東京の知人から電話がかかってきた。「朝日歌壇、入選おめでとう」というのである。「えっ?知りませんよ」というと、「隠さなくていいじゃない、いいことだから」・・・急いで新聞を見ると、なるほど。私が見ても自分みたいだ。その短歌も、私の心を読んだみたいだった。それから、この方の短歌はどんどん磨かれ、定期的に入選なさるのだ。その度に、全国に知人友人のいる私は、必ず2,3人からお祝いのお電話をいただく。なんという恐縮。同姓同名であることを説明して、でも、「思わぬことで、あなたとお話できてよかったわ」と、電話を切るのであった。 
 その後、私もラボの記事や、国際交流のこと、言葉の記事などで、新聞に名前の出ることもあり、さらに絵画展などをやるようになった頃、その方から電話がかかってきた。一度お会いしたい、というのである。(Bさん、と言わせてもらおう) 
 お会いすると、私よりややお年を召した方で、家は4キロほど離れているだけ。実に過去も趣味も似ていて、私と同じくらいBさんも間違えられていらっしゃるとのこと。二人で大笑いをしてしまった。 
 もしここに、私を知っている人と、Bさんを知っている人がいて、この同姓同名の****について話したとする。「その人って、先生やっていた人でしょ」「そうよ」「その人って細かいことやるのが好きよね」「そうそう」「その人、絵も描かれるでしょ」「そうよ」という感じ・・・まだまだ似た状態は、いろいろある。 
 私の個展の会場へ、どやどやっと、女の人が入ってくる。みんな友達のようだが、少し年齢は上だな。と私は思い、多分・・・・と思っていると、「あれ?あの人、油絵も描いてた?(彼女の絵は水墨画)」ということになるので、私が「これは私ですけれど、その方とは同姓同名で・・・」と説明することになる。お互いに4キロ離れたところで、時々珍事を繰り返しているわけだ。
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