幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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Welcome!
先日、久しぶりにKテューターに会った。彼女は今年シャペロンなので、いまや大忙しの状態。Kテューターには、私のパーティを引き継いでもらっている。私が彼女に出会ったとき、あるひらめきがあって、[この人だ!]と思った。そうして引継ぎをお願いして、現在に至るが、私には微塵の後悔もない。

 私は、自分のパーティの引継ぎを決意したとき、なぜか「山山もっこり」が私の心の中を占めた。この物語は、小学一年生の女の子の作というから、驚きだが、そんなこととは関係なく、私はこの物語に、「神」を感じるのだ。私はパーティのラボっ子にも、そのように話した。「ここにある山が、あちらに移動するだけだ」と。

 パーティのラボっ子何十名を引き継いでもらうことは、それほど難しいことではないと思う。しかし、それを私が、「よろこんで」「あんしんして」引き継いでもらおうとしたときには、大げさに言えば、私の精神、魂をも引き継いでほしいと思う。
 山は簡単に、ひょっこり出来たものではない。山山もっこりの山は、常に動く。あるときは裾野を広く広げて、どっしりと。あるときは、不安がいっぱいで、山がかすむ。あるときは手を出したように中ほどを膨らませ、あるときは頭が大きくなり・・・・・ゆっくりと、葉っぱを茂らせ、目が出来、鼻、口ができて、山(パーティ)ができてきた。私は、常に何かに護られてきた。その守護神ともども、移動するのだ。
ラボっ子は移る。山はいったん姿を消して見えなくなる。そうしてあちらへ移動する。若い力はすぐに山を動かす。山はむくむく新しい山の形を作り出す。私は、心の中で、時々呼びかける。「たろうくーん、気分はどう?」「いいよ。とってもうれしいよ。」そうして、葉っぱの茂る話や、目の出来た話を聞くことが出来る。私はいつも、Kテューターには感謝、感謝である。

―――このあいだ、おとうさんや、おかあさんと車で遊びに行ったら、山山もっこりみたいな山を見たんだよ。だからしゃしんをとってもらったの。ね?目や鼻や口があるでしょ。先生にもしゃしんをあげますよ。―――S子(小2)

―――ぼくは、はじめ、むくむくとうごいたのは、じしんかとおもいました。山に、目やはなや口ができてしゃべれるようになりました。山山もっこりの意味はわかりませんが、山のふしぎということだと思いました。ひろしくんが見ると、動いて、お母さんが見ると、動きません。ひろしくんと山のひみつです。ふしぎで、たのしいおはなしです。―――T君(小1)

「ふたごがうまれた」<創作・山山もっこり、つづきの話>
―――ある日、たろうと、およめさんのはなこが、話をしていたら、はなこが、急に「おなかがいたいわ」といいました。びっくりしたたろうが、ふるやさんにいいました。ふるやさんが、「あかちゃんが、うまれるんだよ」と、おしえてあげると、たろうは、とてもよろこびました。
ある夜、たろうは、夢を見ました。それは、ふたごが生まれた夢でした。たろうは、朝おきて、夢のことを、ふるやさんに話すと、[きっと、ふたごだと思うよ。ふたごだといいね]とよろこんでくれました。
お昼ごろ、また、はなこが、「おなかがいたいわ。」といいました。ふるやさんが、「もうすぐ生まれるよ」といいました。 
次の朝、たろうが目を覚ますと、ギャーギャーとなきごえが聞こえました。ふるやさんも、かけつけてきました。「たろう、ふたごがうまれたよ。」とさけびました。たろうも、ふるやさんもおおよろこびです。男の子はたろうにそっくり。女の子は、はなこにそっくり。みんな大喜びで、お昼から、お祝いのパーティをしました。ふるやさんたちは、おいわいのプレゼントに、男の子には、本物のかぶとむしのバッジ、女の子には、きれいな花でつくったかんむりをあげました。それから、みんなで相談して、男の子には「じろう」。女の子には「ゆきこ」というなまえをつけました。
ふるやさんは、「このあたりも、にぎやかになるねえ。」と大喜びです。その夜は、みんな、ぐっすりねむりました。―――A子(小6)
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