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花火大会・60余年 07月22日 (水)
aka  

暑い夏、学校も夏休みに入り、あちらこちらで花火大会が行われる。
私は生まれ育ったのが長良川の近くだったので、戦後の社会が落ち着いて花火大会が始まったころから、花火大会というと見にゆくのが当たり前のように思っていた。

その頃の花火は今のように空に休みなく花火が開くというのではない。次の花火が上がるまで暗い空がある。たいくつなものだった。
花火は筒から離れるときに「ぽっ」と音が出る。そして小さい火の玉が「ひゅーひゅー・・・・」と音を立てながら上がっていって、「ぱあぁ・・・」と開いてやがて「どっかん!」と、なるのだ。

「長良川全国花火大会」が始まったころ、私の家の前は市電が走っていた。その電車が花火大会の日は、交通規制のため、長良川まではいかないで、その手前で止まってしまうのだ。その人たちが私の家の前をどんどんと河畔に向かって歩く。その人波を見るのも面白いし、また花火が始まると、花火の音が窓ガラスに響くくらいでとても家の中には落ち着いていられないので、近所の人たちみんなで椅子や縁台をもちだして、おしゃべりしながら花火を見るのだった。
遠くから花火大会のために長良河畔まで来た人たちは、帰りもまた大変。花火が半分ぐらい済んだ頃には人波が反対にながれだす。
花火の上がる空を背にしてどんどん歩く人波が増える。そこでちょっといたずらがしたくなる。
「あがった!あがった!」と叫ぶと、歩いている人波が一斉に振り向く。・・・「なーんだ」
と思った頃「どっかん」と上がって、また暗い空にかえる。大笑い。・・・

結婚してからは、長良川からは距離ができた。
でも、当然花火大会の日には実家に帰ってみることになる。
実は、その時、私は妊娠10ヶ月になっていたが、若い妊婦は怖さを知らない。
私が花火大会にいくときいた近所のおばあさんが「気を付けていきなさいよ。百人の声を一度に聞くと生まれるといいますよ。」と注意してくれた。

昔の人は日常の生活の中に知恵を持っていて上手い言い回しで教えていたものだと思った。
大きなおなかで人ごみに出るのは、気を付けたほうがいいということ。
花火から帰ったあくる日、私は長女を出産した。幸い無事に生まれたが、予定日を2週間ばかり早めた出産だった。

それからは、子育て。ときどきは実家に行って花火を見た年もあるが、時代も進み、あちらでもこちらでも、花火大会がある。内容もいろいろ。何千発と打ち上げるし、いろいろ工夫を凝らした新種も出てくる。

年を重ね「あぁ、今夜は花火大会か」と、5,6年前、「久しぶりに長良川の花火を見に行こうか」と夫婦ででかけた。
途中まで車で行き、シャトルバスで会場へ。明るいうちから暑い堤防で座って待つ。
ビール片手に大勢の観客と一緒に見る花火は迫力とみんなの歓声、臨場感が何とも気分がいい。

しかし。「いきはよいよい、かえりはこわい」
一斉に帰る人たちの波が動く。シャトルバスまで3キロくらい歩いた。大変だった!

今年。「これにしよう」と申し込んだのが船上から見る花火大会。日南海岸に打ち上げられる一万発の花火。

ところが。あいにくの台風。急遽船会社の考えたコースは九州ではなく、横浜だった。
まあ、天候のことは何とも致し方ない。

今年の花火は客船のバルコニーから空いっぱいの花火を楽しんだ。一万発が3000発になってしまったが静かに夫婦で楽しむ今年の花火だった。
私のいたずらで押したシャッターにもうまく反応してくれた今のデジカメにも感心した。

hikaru

kesiki
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