幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ラボ・パーティ50周年に想う 02月03日 (水)
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ラボ・パーティが開設50年を迎える。私はその5年後に活動を始めた。
中学の英語教師をしていて、結婚し、二人の子供ができ、わが子の教育にも気を使いだしたころ、ラボ・パーティという、今までにないユニークな教育活動体に出会い、ラボテューターとなり、わが子とその友達を誘って活動を始めた。

45年前、ラボという活動を、私の住まいを中心に広げていこうと思ったとき、それこそ信じられないようなことに出会うのだった。

商家があり、農家があり、舅姑と同居の家も多く、父母会を開くと、若いお母さんは、自分の子供のことすら「お舅さんに相談しないといけない」と言い出したり、国際交流の話をすれば、「うちの仕事を継いでくれなくなるといけない」と心配されたり、「うちのお舅さんは、目の色の違うものを家につれてこられては困る」などと、とんでもない話になったりした。

本当に根気と忍耐で語りかけるよりしかたなく、一人一人、一軒一軒私の気持ち、自分の子供をこの活動の中で育てたい気持ちを語りかけながら、・・・・・〔一口では言えないが〕
5年で100人パーティとなり、やっと私の情熱を注げるテーマ活動ができるようになった。

テューターを辞め、パーティを若いテューターに引き渡して16年にもなるが、私からラボが抜けることはいつまでもないように思う。
ガソリンを入れに行っても、喫茶店へ行っても、私の日常にはラボっ子OBの支えがあるし、その親さんたちとはお互いに年を重ねたお付き合いがあり、またOBの子供たちがラボ・パーティに入会し、ラボの話題が続く。

先日、遠くに住むラボっ子OBが訪ねてきて、古い文集を取り出す機会があった。キャンプやテーマ活動の感想文、海外ホームステイの体験談などをまとめた文集が、毎年作られ、今もそれだけは残っている。どの文章を読んでも生き生きしていて、古さを感じさせない。
子供たちのエネルギーが詰まっている感じがする。
文集の巻頭に私が何かを書いている。それを読むと恥ずかしさも感じるが、其の頃の熱さを感じ、いまに通じるものとも思う。

(文集から)
「心に余裕を」
毎年、こうして文集を作るころ、次の年の国際交流参加者の確認やオリエンテーションが始まります。
この23年間、私にその情熱を失わせず続けさせているのは、確実にその子の成長に残すものがあり、より生き生きとした姿に触れられるからだと思います。

幼い時から、物語を軸とした日常活動。
そしてそれが、国際交流を含め、活動のリーダーシップをとる立場まで続けられる、この継続した時間(余裕)の中で育つものを、今、はっきりと認識する必要があると思います。

物語をたくさん自分の心にしまい込める子、さまざまの心の通う出会いを持つ子、そして国際交流の貴重な体験など、たくさん感動することができて、心の宝物を持つ子は、その宝物をいろいろな形に変えて生きていきます。
それは想像、創造、発想、忍耐、協調など、生きるスキルともいうべきものです。
知識を活かす力でもありましょう。

海外にホームステイした子が言います。
「日本で考えもしなかったことに気が付いた。
家族の大切さ、相手を理解しようとする気持ち。」
自分自身を見つめ自分の存在価値まで考えています。
すごい哲学をしているとも思いました。さらに彼らは付け加えます。
「生まれて初めて知った解放感のなかで。」と。

知らず知らず管理している狭い空間に子供を閉じ込めないで、
本当の意味でのびのびと逞しい豊かな心を育てていきたいものと思います。(1994/12)
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