Re:Re:かぐや姫と富士山(04月04日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2017年04月06日 18時54分)
日本語に対するこだわりという点では、再話者の秦恒平氏とのガチンコの対決、
一字一句の変更も許さないまで徹底的に煮詰め推敲を重ねた記憶。
今となっては、思い出すのも苦しい記憶ですね。
そうそう、当時はライブラリーはまだCDではなく「ラボ・テープ」の時代で、
これには収録時間に限度があり、どうしても2本の「ラボ・テープ」には
収まりきらず、前例なく、経済性も無視、3本にして制作したような…。
同じく日本語へのこだわりということでは、昨日(4月5日)逝去された
大岡信さんとつくった「一寸法師」も忘れられません。
当時、大岡さんはフランスに在住しておられ、連絡を取るのさえ至難、
制作は遅れおくれになってしまうし、テーマ活動むけにイメージを
くっきりさせたいと執拗に交渉を重ねた記憶。これも、今となっては
あまり思い出したくもない記憶ですね。
「月」ですか…。やはり「なよたけのかぐや姫」でしょうかね。
冗談で言わせてもらうなら、「新月を髪かざりに」。
失礼! 少年少女むけに書いたわたしの作品むですが。
みかん(でこぽん)さん
>ご紹介、ありがとうございます。私もいつか行って見たいです。静岡県富士市で
すね!
月を眺めながらのラボ帰りの車内で聞くライブラリーは?で、私が思いついたの
は、『グリーシュ』に『なよ竹のかぐや姫』でした。でも、月を見ながら『なよ
竹の…』の4話を聞くと、涙が溢れてきて…。このライブラリー、本当に日本語
が素晴らしく、エピソードを読み、納得です。
他に月夜に合うライブラリーって、ないでしょうか?長旅もライブラリーがあれ
ば、苦になりません(^-^)
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Re:Re:かぐや姫と富士山(04月04日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2017年04月06日 18時52分)
ありがとうございます。
富士山。信仰とまではいきませんが、こころの奥底にいつもこれがあるのは、
日本人ならきっと、わたしばかりではないでしょうね。
富士山を見る旅をずいぶんしてきましたが、富士山の南面、
富士市から見るこの山は、ストレートにもっとも整っていて美しいと
感じています。とりわけ、道の駅でもあり東名のインターチェンジにもなっている
富士川楽座。ここの展望室からの眺望は絶品です。
手前に富士川の清流、そのむこうにこんもりとした岩本山が横たわり、
そしてそのむこうに聳え立つ“女富士”と呼ばれる秀麗な富士。
十二単をまとった姫君にも似て。また、
その岩本山近く、見渡すかぎりの茶畑のむこうに見る富士も、息をのむよう。
つい先ごろ、富士川楽座に観覧車ができ、そのてっぺんから富士を見たら
どんなにすばらしいだろうと、ミーハー気分よろしく早速乗ってみましたが、
その日は厚い雲のまといのなかに隠れて、姫君の艶姿は見えませんでした。
この“女富士”のほか、河口湖あたりから見る“男富士”も
いかにも力強く、大好きですが。
みかん(でこぽん)さん
>ご紹介、ありがとうございます。私もいつか行って見たいです。静岡県富士市で
すね!
月を眺めながらのラボ帰りの車内で聞くライブラリーは?で、私が思いついたの
は、『グリーシュ』に『なよ竹のかぐや姫』でした。でも、月を見ながら『なよ
竹の…』の4話を聞くと、涙が溢れてきて…。このライブラリー、本当に日本語
が素晴らしく、エピソードを読み、納得です。
他に月夜に合うライブラリーって、ないでしょうか?長旅もライブラリーがあれ
ば、苦になりません(^-^)
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Re:かぐや姫と富士山(04月04日) [ 関連の日記 ]
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みかん(でこぽん)さん (2017年04月05日 23時19分)
ご紹介、ありがとうございます。私もいつか行って見たいです。静岡県富士市で
すね!
月を眺めながらのラボ帰りの車内で聞くライブラリーは?で、私が思いついたの
は、『グリーシュ』に『なよ竹のかぐや姫』でした。でも、月を見ながら『なよ
竹の…』の4話を聞くと、涙が溢れてきて…。このライブラリー、本当に日本語
が素晴らしく、エピソードを読み、納得です。
他に月夜に合うライブラリーって、ないでしょうか?長旅もライブラリーがあれ
ば、苦になりません(^-^)
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Re:北村西望、恒久平和への祈り(06月28日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2015年07月01日 23時43分)
大学同期の友人が富士見にいることにより、
このあたりと、ビーナスライン沿いの美術館、湿原、高原
などには、四季ごとによく行くんですよ。
宿泊は、湖岸通りのいくつかのホテルのほか、
蓼科ホテル親湯、横谷温泉ホテルや、今回は
ハーヴェスト蓼科でした。
諏訪、蓼科は大好きなところです。
それでも、この彫刻公園は初めてでした。
もとホテルが所有していましたが、経営者が替わったのを機に
茅野市が維持費の半分を負担するようになり、以来、
無料開放、いまの形になったとか。
白樺、カラマツなどの林を借景にして湖にむかって広がる
広大な芝生の起伏。そこに散策コースがつくられ、
せせらぎに沿ってゆったりと彫刻作品が配置されています。
キラキラ輝く湖面を渡ってくるそよ風の香りに
うっとりと酔いながらの野外美術の鑑賞です。
ひとにはこんな開放された時間があってもいいですよね。
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Re:北村西望、恒久平和への祈り(06月28日) [ 関連の日記 ]
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ばーばーじゅこんさん (2015年07月01日 19時02分)
蓼科に出かけたときは 彫刻公園のすぐそばのホテルに泊まり 彫刻公
園を散歩します。北村西望さんの彫刻が点在している空間と蓼科湖の湖
面の輝き、大好きなところです。
以前は マリーローランサンの美術館もあったのですが、閉館してしま
いました。ローランサンはあまり好きではないのですが、美術館の佇ま
いが静かで 何度かいきました。
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Re:Re:人間賛歌、光の賛歌――印象派展(11月30日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2014年01月31日 17時57分)
かせだまさん
>ごぶさたしております。すてきな展覧会だったのですね~。ありがと
うございます!!
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お元気ですか。こちらのWebsiteで、このごろずいぶんご活躍のようです
ね。
この美術展にかぎらず、このところ覗く美術展の、すごい作品収集力に
感動させられます。一昨日(1月29日)には、横浜美術館の「下村観山展」
を観てきましたが、よくぞここまで集めた! と驚かされました。絹と
生糸で財をなした原三渓(横浜の三渓園をつくった大財閥)の篤い保護に
もよるのでしょうが、その画業のほとんどを展示するものでした。
東京美術学校(いまの東京美術大学)の第一期生で、岡倉天心のきびしい
薫陶のもと、横山大観、菱田春草らと画技を競い合った人物。狩野派か
ら出発しやまと絵をへてイギリスに留学、ヨーロッパ絵画にもふれて生
み出されたその流麗な線は、気品に満ち、スゥ~ッとこころに溶け込ん
でくるものがあります。生誕140年とか。すばらしい才能ですね。(STAP
細胞をつくりだした小保方晴子さんのような才能も、誇らしい)
おかげさまで、このところ、あちこちでいいものをどっぷりと見せても
らっています。
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Re:✦人間賛歌、光の賛歌――印象派展(11月30日) [ 関連の日記 ]
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かせだまさん (2014年01月31日 11時05分)
ごぶさたしております。
すてきな展覧会だったのですね~。
ありがとうございます!!
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Re:若田・宇宙飛行士と手漉き和紙の里でパッタリ!(11月21日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2013年11月22日 21時08分)
☆ショコラ☆さん
>がのさん、若田さんの書はやはり人柄を感じますね。
日付については、3枚が宇宙船内で、もう1枚は、帰還後に改めて書か
れたものではないでしょうか?
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なるほど。日付の問題は、それが正しいか正しくないか、よりは
そのように考えるほうが楽しいし、すっきりしますね。
いろいろと無重力空間の想像が働いて楽しい。
ショコラさんのところはいよいよ20周年記念のつどいですね。
都合で伺えませんが、すばらしい記念行事になりますこと、
願っております。
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Re:✦若田・宇宙飛行士と手漉き和紙の里でパッタリ!(11月21日) [ 関連の日記 ]
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☆ショコラ☆さん (2013年11月22日 11時54分)
がのさん、若田さんの書はやはり人柄を感じますね。
日付については、3枚が宇宙船内で、もう1枚は、帰還後に改めて書か
れたものではないでしょうか?
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Re:Re:再会、文豪・芥川の鋭い感性 (10月09日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2013年10月23日 22時36分)
みかん(でこぽん)さん
九州では、ラボライブラリー候補として、ずっと、日本の近現代文学研
究をしていて、私の一押しも、『蜘蛛の糸』です。小さい子も、大きい
子も、大人も、それぞれの感性でいろんな取り組み方が出来ると思うか
らです。
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こんばんは。
みかんさんの頭脳のなかにも「蜘蛛の糸」が影濃く張られております
か!
芥川作品の「蜘蛛の糸」「蜜柑」については、
今後のラボ・ライブラリー候補として研究してみたいと、
数名の、それぞれ違う支部の方から意見を求められ、
その魅力とラボ・ライブラリーにするにあたってのポイントを、
ということで、E-mailを通じて、また、この「ひろば@」の私信メールを
通じて
少しずつ私見を述べさせてもらいました。ただし、ラボ・ライブラリー
として、
という観念からは距離を置いて。
それぞれにすでに書いたこと以上にはないのですが、
端的にいうなら、ことばの美しさ、力強さでしょうか。
無駄のないキリリッとした文章。
その魅力については、つい先刻ここの日記欄で書いた、
狂言のことばにふれて感じたと同じ
ことばの香り、というか、旋律というか、口にして心地いいことばです
よね。
落ち着いた語調のなかにハッとさせられるきらめきがある。
漱石が絶賛するのも当然と思われることばの流れ。
イメージもすっきりとしてきれいです。
スーーーーーッと垂直に落ちる、キラキラした一本の糸。
そんなことはありようはずがないのに、その銀色の細い糸に
何人もの罪人たちがぶらさがり、地獄の池からよじのぼってくる。
そんなシーンをラボの子どもたちがどう表現してくれるのか、
想像したら、これは、どうしたってたまらない楽しみじゃないですか。
日本人のこころの源淵にふれる要素にも満ち満ちていますし。
「蜜柑」が伝える鮮烈なメッセージにも、子どもたちに触れてもらいた
いし。
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