ガウェインと緑の騎士は大人の童話でした。。。 |
10月08日 (日) |
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11月地区テーマ活動発表会に参加するために、今小学生以上の
クラスではウェールズの妖精のめうしを取り上げています。
小学生年代は動くことから素直にスタートしているが
中高大生は頭でのイメージつくりから始まり表現を考え外枠から
スタートしているのでなかなか厳しく、煮詰まっている状態。
大学のYが授業の中でヒントをもらい、その情報とは:
「白い牛には渦模様が絵本の中にある、それはケルトには昔、
日本の三つ巴に似た模様を使用する文化があったそうだ。
イギリス北西部の言葉で書かれた14世紀の「ガウェインと緑の騎士」
は「全身緑の騎士がいて、約束を守ることが教訓となっているところ」
ということで、早速小学生クラスに紹介。小1の子が図書館から
借りてきたそうですが、早ガッテンしてしまいました。
読んで見てわかったことはこの本は「大人の童話」だったからです、
後半には不倫、誘惑の話になり緑の騎士がガウェインを試す
ためにわざと妻をつかって誘惑させる場面があり、この内容は
ちょっと、ちょっとちょっとちょっとだと思った次第。
内容も言葉遣いもかなり難しく、今話題のトールキンが
ウェールズの言葉をトールキンの言葉に変えての話になっている
ので14世紀に書かれた内容と趣が異なっているとのこと。
やっぱり妖精のめうしと似ている部分がある。
魔法の技にたけた妖姫モルガンが女神モルガンと呼ばれ
緑の騎士を動かしている
↓
妖精のめうしでも女神が登場し全身緑の男と関係がある
双方とも約束を守ることを教訓としている
この本は騎士道物語=ロマンス、すなわち大人のための童話
であり、生命と色彩にあふれているートールキン
小学生にではなく、親御さんに読んで貰いたい物語でした。
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