千の風に。。。。 |
03月11日 (日) |
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今話題の「千の風になって」新井満著の本をいただきました。
歌はTVから流れてくるのを聴いたことがありますが、さほど
気にもせずにいたのですが、手にとって読んでみたところ
胸にジ~~ンと来るものがありました。
英語詩は不詳とありますがとてもきれいな英語のことばで、
大きく難しい単語でもなく、ちょっと辞書をひけば高校生
ならばイメージして理解できる範囲だと思いました。
a thousand winds
I do not stand at my grave and weep;
I am not there,I do not sleep.
I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlidht on ripened grain.
I am the gentle autumn's rain.
............
このあともつづきます。 日本語詩は「私のお墓の前で泣かないで
ください、そこの私はいません、眠ってなんかいません。。。。。」
詩がとてもダイレクトなことばになっていた素直に心に響くのは
ことばの力でしょう。
力のあることばを目指してラボ活動を子ども達としていますが
無意識な生活語を意識して心ときめかせることばを使えるように
と想った本でした。
よい本に出合えることは人を幸せにしてくれます、以前大学生が
言ってました、「本をもらって嫌がる人はいないよ、どんな本だって
そこには意味があるのだから」と。
中高大クラスではこれから創作物語の英訳、和訳に挑戦してもらおう
と考えていますが、さてさてどうなりますやら楽しみでもあります。
自分の足元をみつめるよい機会になって豊なことばをもっと
育んでいけたらと、またことばの力も実感してもらえたらと
おもっています。
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