発音○でも。。。。。 |
04月16日 (月) |
|
土曜日の新聞に「文科省が実施した中3年の2005年秋に実施した
英語のスピーキングテスト」の結果が載っていた。その結果が単語の発音はOKだが伝える力に課題がると。
例えば birdの絵をみて答える問題は8割OK,でもスピーカーから
流れる英文の復唱問題は 1文の単語が4語までなら8割の正解率
でも5語以上となると4割に落ち込む、そして1分間スピーチでは
1割にも足らない6%だそうだ。
文科省は英文の基本的文法が定着しておらず、日常的な練習が必要
と分析しているという。
コミュニケーション力をアップということで文科省も学校の英語に
かなり力をいれてきたはずの結果がなんとも残念なこと、
コミュニケーションに必要な「耳からの聞く力」が育たなかった
ということだと思う。なぜ?各学校の準備不足、対応力、考え方?
目でみて発音を覚える作業は簡単、でも耳から英語を入れる作業は
環境が整わなければかなり難しい、そして時間のかかること。
ラボの子どもたちには英文の復唱は5語以上でもそれほど難しい
作業ではない、勿論経験量によるが。幼児でも好きな台詞なら5語以上でもOK,小学生なら問題なし。それは長英文を聞く環境があり、当たり前としての作業だから。
「英文の復唱」が出来る=英文が聴けて記憶として残っている→
スピーチとなる⇔聞く分量
英語を使うことが特殊でなくなるには学校教育の中での英語教科は
大事なこと、スピーチができる基礎(聞く力)をつけておいて
くれればその先は子ども達がその場に応じた応用が出来るはず!と
思うのだが。
そうでなければプライベートで学んでいる子との格差
は広がるばかり。
子どもたちへの教育は将来の投資だと思うのだが。
|
|
|
|