9月15日土曜日 シェイクスピアの時代の余暇文化と題して
埼玉大学の先生による第2回目。
テーマ1:テキストが書かれた時代はどんな時代か
テーマ2:シェイクスピアの時代の劇場
シェイクスピアの生きた時代の上流階級、市民の余暇、楽しみには
どんなものがあったのか~
blood sportsである闘鶏、熊がけ、牛がけ(熊、牛を犬と戦わせる見せもの)が上流階級でのあそび
一般市民はフットボール、レスリング、ボクシング、ボウリング
などの挿絵を見せてもらいながらの時代の中での余暇の推移があり
1567年に宮廷の庇護のもとにロンドン最初の常設劇場が建設され
1572年に宮廷が劇団を公認し17世紀半ばには4の劇団が
6つの劇場で毎日公演を打った。
屋根なし劇場は郊外で庶民にむけた、室内劇場は上層社会の社交場と
して市内に。
その中でシェイクスピアで有名なグローヴ座はロンドン市の外に
創られた。
この時代は演劇を「観る」というより『聞く」の意味合いが強かった
らしい。屋根なし劇場は3000人が入ったという、舞台にかじりつくように人々は土間に立って観るより聞くことだったらしい。最低の
入場料金は1ペニー。
演じる人はplayer, 劇場はplayhouse, そして劇作家はpoetという。
グローブ座の中や俳優などの様子は「ヘンリー5世」というビデオを
見せてもらった、シェイクスピア俳優のローレンス・オリビエが
でていた! 映画の「恋におちたシェイクスピア」よりもず~~と
古い映画らしいがグローブ座の舞台や市民、俳優たちの様子は
当時を思わせるのでお薦めとのことでした。
シェイクスピアの生家や資料館めぐり、そしてグローブ座を外から
はロンドンでみたが、今一度ロンドンで生の舞台を観たい!と
思った2回目でした。
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