途中下車のシェイクスピア |
09月30日 (日) |
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9月29日が最後のシェイクスピア講座④でした。3回目は仕事上で
どうしても日程が合わずに欠席、トテモ残念だったのは芸術劇場
(さいたま市)の蜷川氏のシェイクスピア演出舞台が見学できたのに
う~~~~~残念。来年のリア王(平幹二朗主演)は見に行くつもり。
最後の講座も仕事上で前半のみ出席で途中下車でした、残念。
埼玉大の渋谷治美先生が講師でまずはシェイクスピアと私と題しての
自己紹介からスタート。先生のシェイクスピア作品の中での最高傑作
は『リア王」と『マクベス」だそうですが、先生は出席者にどちらが
最高傑作か質問されましたその結果、『マクベス」に多くの手が
挙がりましたが先生は『リア王」だそうです。
いかがわしいのは人間、その人間を縦横無尽にまるごと愛したのは
シェイクスピアで人間の性格,心情、きびを言葉一つで現し
ことばは人間の共通唯一だから真実もうそもある→語る=騙る。
4回目は「シェイクスピアの人間観察」で1部ーリア王と疎外、
2部ー呪いとは何か。
親が実の子に脊かれる、という最も素朴な契機を視点に話された
が難しい内容でした。
人間が自他に裏切られること、コーディリアを勘当する理由とは?
先生はコーディリアへの勘当がなぜなのかのお話で進められた。
コーディリアはラテン語では cor-こころ
de
lia-リアに従ったこころ
でもリアはなぜコーディリアを勘当したのか、この疑問は
今も謎だそうです
この前半のところで休憩がはいり、途中下車して仕事に向かった。
資料だけはもらったのですが。。。。。。。
先生が書かれた本「『シェイクスピアの人間哲学」を読んでこの続き
を理解しようと思います。
この講座に参加してシェイクスピアに興味をもち、より近くなった
ような気がします。ラボの中のライブラリーにも『シーザー」
「ロミオとジュリエット」があり中学生以上のクラスでは子どもたちが
通過するのが『ロミジュリ」、『シーザー」は高大生で通過して
ほしいライブラリーですが、わがパーティでは「シーザー」は
いまだ通過なし、いづれは扱って欲しいと希望です。
シェイクスピア作品は戯曲,台詞の連続だから話してはどういう立場
の人なのか、いちいち説明はなし。また場面の描写や人物の心理描写、人間関係の説明もない、だからシェイクスピアだけでなく、戯曲は
演劇で鑑賞すべきとのこと(渋谷先生)。
よって演者はかなりの力が必要である。納得~~~~!。
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