大学生表現活動から・・・・・ |
03月12日 (水) |
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今月の日曜日は大学生年代の表現活動日と思うほどのラッシュ、
北関東も出演した高槻現代劇場のわかものフェスティヴァルで全国の
大學生の表現を観て、先週は北関東大學生表現活動「からさわぎ」の
地元発表ということで400席ほどの会場が一杯になり、シェイクスピアの
喜劇を楽しんだ。
高槻ではハラハラどきどきしながらの50分であったが、今回はその時の反省であったと思うがシェイクスピアの言葉の切れ、流暢さ、言葉の面白さ、言葉の彩を大切に雑に扱わずにでも自分達の言葉としての表現という難しい注文に全てではないが答えてくれた。
小学生たちも表現だけでなく、言葉でわらっていたので安心したりもした。
歴代の表現活動でもかなりなグレードアップし、実際に感動したとの
OBの言葉もあった。これほどまでにやってくれるとは!とも。
警察官吏と書記の会話
ベネディクトとベアトリスの
愛の告白
友人クロードとベネディクト
今回の発表で感じたことは「言葉をたべている」ということ、消化して栄養にして不用なものは排出していくその力を得ていること。パーティからの参加者は幼児年代からの長いラボ活動者ばかり、言葉にふれ、さわり、そして飲み込むことを物語をテーマ活動することでずっと活動してきた先に咀嚼する力を得る。
英語力とはこういう力なのだろうと思う、構文や語彙を覚えたり、入れ替えたりすることも必要なことだけどそれらは時間が過ぎれば忘れる、
今必要としない日常会話も忘れるが膨大な英語量と吐き出す英語の言葉
量は全身にめぐり血肉となっている、だからシェイクスピアのような膨大な台詞も入るのだろうと思う。ラボは英語力を養う場である。
シャレた会話劇のシェイクスピアから歴史テーマ活動の知盛へと最後の
追い込みに入った。この作品を最後に修了していく大學生にとっても、知盛は送り手にとっても心に残る発表となり、中高生にとっては
咀嚼の前段階として乗り越えて欲しいと思う。
いよいよ16日、一般の方に観ていただきたくて昨年より準備してきた
テーマ活動、そのテーマ活動を理解していただくために解説もいれながらの
1時間30分。今の気持ちは壇ノ浦の合戦のごとくであるが海の藻屑と
ならぬよう最後まで努力をするつもり。
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