ヴィルヘルム・ハンマースホイ展 |
11月20日 (木) |
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ラボのクラスが会場の都合でポッカリ空いてしまった今日、
久しぶりに上野の西洋美術館のハンマースホイ展に行ってきました。
たびたび紙面に載っていた気になる画家ハンマースホイ、モノトーンの
絵も不思議な緊張。 個人的にちょっとブルーな気分になっていたので
ハンマースホイの絵の中に静かに身を置いてみようと出かけてみたの
ですが、思ったより多くの人達がいて特に中学生、高校生が学校の授業らしく右往左往してました。ちょっとガッカリしたのは賑やかなことで
「静かなる詩情、The Poetry of Silence」のタイトルが付いていた
のに。。。。。。身を置くこともできず。。。。。。。
そんな中でも86点の作品は少しの隙もない建物、室内がほとんどで
人物は殆どが画家の妻のイーダの後ろ姿、緩んだ背中であったり緊張した後ろ姿は人を寄せ付けない一人でいることを好んでいるように感じる。室内は生活感のない入ることを許さない緊張感のある部屋、建物も
きっちりと窓をしめて人を寄せつけない、そんな絵が続く展覧会。
色はしろ、くろ、グレー。白色の使いがすごい!緊張感のある白色と
柔らかく差し込む白の光がハンマースホイのすごさなのだろう。
静けさの中でもう一度見たいハンマースホイの絵。
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