映画ウェールズの山で思ったこと |
01月28日 (水) |
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The Englishman who wentup a hill but came down a mountain、
丘をのぼって山を下りた男。
映画のタイトル、日本題名はウェールズの山。
ファンタジーやシェイクスピア作品を読む機会が多くあり、イギリス人
についての本を読んだときに北アイルランド、スコットランド、
ウェールズ、イングランドに英国がわけられそれぞれに特色があると
いい特にウェールズは個性が強いとありそれを示すのは映画の
ウェールズを舞台とした「ウェールズの山」が推薦されていたので
見てみたら、すごい!
プライドをかけて丘を山にしてしまう、その努力はなんとも村一丸
となって。
イギリス人には敵と思えるほどのウェールズ人の対抗意識、
305mが山としての認識らしいのだが、最初にウェールズにはいって
みえるのは丘としか見えない。イギリス人の測量に対しても抵抗する
村の人、実際に測量などしていなかったので村ひとは「やま」の
高さの賭けまで始まり実際には山とは認められない高さ、それならば
と測量士が帰るまでの短時間に「丘」を「山」にすればいいと
村人の努力が始まり、山にする努力を縦糸に村人の人間関係を
横糸にしたヒューマンな物語だった。
キーマンになるのは酒場のモーガンと神父さん、最後は悲しみと
ハッピィとコテっ。
でもウェールズ人の頑固さはとても愛くるしいと映りほのぼの。
かつては日本の地方にはあった頑固さ、地方の特色がみんな平均となり
人たちも平均となる。土地への愛着がなくなる自分自身も元からの
地元人ではないがそれでも長年住み慣れてくると地元を愛し誇りに
思える土地であってほしいと思う。今日の新聞で「2008地域ブランド力調査」で地元の商品をお土産に買いたい、行きたい、住みたい
と愛着度と自慢できる独自性を加えて評価は埼玉県は全国43位。
地元愛、独自性では最下位。その中で住みたい
は14位たぶん首都圏の便からだと思うが。。。。う~~~~ん。
人間にも言えるかな~同じことが。ちょっとさみしい記事でした。
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